牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 09:02
なんか変な言い方だけど、寝取られた事がきっかけでかえって夫婦の絆が強まった方、いらっしゃいますか? 俺と嫁さんはそうなんだが。 俺は40歳、妻は45歳。 子供は2人。 妻は健康的なタイプで顔は美人、かなり若く見られる。 スレンダーでスタイルもいい(特に足とお尻が)。
妻は優しくて従順だから、俺も調子に乗っていたんだろうな。 妻には何かときつく当たいて、夫婦間はちょっとギクシャクしていたかな。 少なくとも、妻はただひたすら耐えるみたいな感じ。 辛い毎日だったんだろう。
ある週末の夜、妻は職場の上司の送別会に行った。 妻は家庭があるからということで一次会で辞退したが、妻の職場に通うアルバイトの大学2年の19歳のE君も帰るということで駅まで二人で歩いた。
E君が、知ってるお店があるからちょっと寄って行きませんかというので、妻は若干の抵抗もあったが、 少しだけならということで、二人はそのお店に入った。 E君というのは顔はまあ普通よりちょっと上という程度だが、 高校時代はバレーボールをやっており、身長186cmと長身で肩幅も広く、 そして何より、心底優しい男の子らしく、職場では誰からも好かれていたらしい。 そのお店で二人は酒を飲んだ。 妻はあまりお酒は強くない方だが、日頃のストレスもあったんだろう、妻はけっこう飲んだ。 酔いが回り、感情が高ぶったのか、他人に愚痴などこぼさない妻だったが、その日はE君に愚痴をこぼしてしまった。 涙も見せてしまった。 E君は嫌な顔一つせずに全て聞いてくれて、一生懸命慰めてくれたらしい。 妻はE君の優しさにすっかりほだされてしまった。
お店を出て、二人はいつの間にか手を繋いで歩き、そのままごく自然とラブホテルに入った。 妻は罪悪感もあったが、とにかくE君の優しさに心を包まれていた。 そこで妻はE君と激しく愛し合った。 旦那以外の男と裸で抱き合い、結ばれるという背徳感が妻の興奮に拍車をかけたんだろう。 E君は一物の方も俺より大きかったらしい。 長さもだが、太さが半端なかったと…。 E君はバレーボールでいくつかの実業団から声をかけられていたらしい。 鍛え抜かれた体と若さで妻は相当に激しく攻められ(バックでやられている時など、壁まで吹っ飛ばされるんじゃないか思うほどだったらしい)、 ベッドの上をのたうちまわって生まれて初めて中イキしたんだと…。 その日の夜、E君とは4回したらしい。 終わった後、妻は完全に伸びてしまった。 (妻がその晩帰ってこず、朝帰りしたのも、体力的に家に帰るのが不可能だったからだった) 妻は帰宅してきた。
俺はまだ寝ていたが、物音で目が覚めた。 妻は子供達を、俺達家族の住むマンションのすぐ近くにある妻の実家に預けてきた。 妻は、正直に話そうと思っていたが、激しい夫婦喧嘩になるし、殴られるかもしれないと思い、 そんな姿を子供達には見せたくなかったからだ。 妻は浮気をしたと正直に白状した(この時点ではまだ具体的には話さなかったが)。 俺は愕然とした。 何とも言えない、凄まじい嫉妬感と焦燥感を感じた。 だが、(いつかはこんなことも起こり得るだろうな)と思っているところもあった。 妻が従順なことをよいことに、 俺は優しさに欠け、随分と傷つけてきた。 浮気も何度かした。 おまけに妻とは、ここ1年半ほどSEXレスだった。 俺は正直、妻に女としての魅力はもう感じていなかった。 (なんだよ、このオバハン。お前相手に欲情なんかするわけないだろう) こんな気持ちだった。 それは妻にも十分伝わっていた。 妻は、女としてはもう価値がないと見られていたことにやはりやるせない気持ちだった。 俺は妻に「ちょっと出掛けて来る」とだけ言って家を出た。 俺は、実は寝取られフェチなんだと気付かされた瞬間だった。
俺は車に乗り込み、フラフラッとパチンコ屋の駐車場に入った。 目をつむり、あれやこれやと妄想してしまった。 浮気相手が同じ職場の19歳のアルバイトの大学生としか聞いてなかった。 (19歳か…。よりによって、なんでそんな若い、26も年下の男と…。) (若い男には興味ないとか言ってたのにな…。やっぱ中年の女には新鮮なのかな) (顔はカッコイイのかな、背は?体格は?チンポなんか大きい奴なんかな…) (まあ、若いからテクニックは無いだろうし、女の扱いもまだ稚拙だろう…。でも、体力はあるんだろうな。) (あいつ感度はむちゃくちゃイイからなあ…、けっこう乱れたんかな…) 俺と比較して、顔もブサイクでチビで、貧弱でチンポも粗チンで早漏で、テクもなくて、あいつは終始マグロだった、と決めつけたかった。 でも、妄想は全く逆の方向に進んでしまい、もう心臓が破裂しそうだった。 妻に色々と聞きたい。 どうだったのか。 でも、怖くて聞けなかった。 2時間程して、俺は家に帰った。
妻は泣きながら俺に謝る。 今回の事は水に流す事にした。 妻の浮気は悔しかったが、俺も人の事は言えない。 俺も妻に、いままでの振る舞いを詫びた。 妻はあなたは悪くないと言った。 パートナーが浮気すると、男はパートナーに欲情し、女は他の男に欲情するらしい。 俺はその例に漏れず、妻に激しく欲情した。 その日の晩、俺は妻を求めた。 それからは、俺は良き夫であろうと努めた。妻も浮気した罪悪感からか、いままで以上に優しく、また俺に、子供達に献身的に尽くしてくれた。 表面上は平穏なる日々を取り戻したかに見えたが、俺の心は嫉妬で燃え盛っていた。 それからは人が変わったように妻とSEXしだした。 週に2、3回はした。 しかし、妻とSEXの最中、(E君にもこんな風にヤラレたのか)とか想像してしまい、興奮が高まり、すぐにイッてしまう。
寝る前、毎晩妄想に取り憑かれた。 内容は徐々にエスカレートしていった。 E君とのSEXはたいした事なかった→心を落ち着かせる。 E君とのSEXはよかった→嫉妬し、興奮し、落ち込む。 これの繰り返しで正直気が狂いそうな、精神不安定な日々だった。 我慢の限界だった。 妻と他の男とのSEXについて、あれこれ聞くのは情けないが、この苦しさから逃れるには、もう正直に聞き出すしかないと思った。 あの日から約一ヶ月が過ぎたある週末の晩、その日は子供達は妻の実家に泊まりに行っていた。
俺は酒の力も借りて、切り出した。 妻は話したがらなかった。 曖昧な返事をしていた。 が俺が執拗に聞くので、妻もまた酒の力を借りて酔って言った。 そして、俺に念を押すように言った 「じゃあ正直に話すよ…。でも、私も心底反省しているんだから怒ったりしないでね…」 「凄い…、よかっ…たよ…」 ちょっと長い沈黙が続いた。 俺は何とか口を開いた。 「E君ってどんな人?」 妻は一枚の写真を持ってきた。 職場の人達数人が写っているもので、その中に一際長身の男が立っていた。 顔はイケメンの部類だろう。 容姿は俺の完敗だ。
「凄いよかった」という妻の発言、そして若くて長身で顔もそこそこのE君の写真を見て、嫉妬と興奮でぶっ倒れそうだった。 妻が申し訳なさそうな顔をしていた。 「どこのホテルにいったの?」 妻は「J」というホテルな名を挙げた。 俺はタクシーを呼んだ。 運転手さんに「Jまで」と告げた。 「J」に着くまでの間、気が遠くなるほどの時間を感じた。 二人は車中で終始無言だった。 ホテルに着き、妻に尋ねた。 「どの部屋に入ったの?」 妻は覚えていた。 妻の誕生日が8月6日だから、妻が自ら806号室を選んだという。 (チェッ、まるでカップルみたいな真似しやがって) 運良くというか、たまたま806号室は空室だった。 俺は806号室のボタンを押した。
二人はまず体を洗い、またホテルで飲み出した。 「ねえ、何でも正直に話す。それは約束するから、あなたもカァーッとなって離婚するとかは言わないでよ」 俺は頷いた。 俺はまず、E君というのことについて尋ねた。 容姿が良いのはわかっている。 妻は筋肉質な体が好みなのだが、 バレーボールで鍛え抜かれた、ましてや実業団から声をかけられるレベルだから、 それはもう惚れ惚れするような肉体だという。 「チンチンとかは…、どうやった…?まあ、俺と比較して…」 俺は長さが15cm位、太さはカリ首4、5cmほど、茎は4cmそこいら。 並だ。 妻はかなり言いにくそうだったが、俺が少しイラッとした口調で「どうなん?」と聞くと、長さは妻の指で3本分ほど長く、 カリ首は1、5本分程太いという。 妻も見た瞬間、かなり驚いてしまい、「無理かも…」と思ったが、正直凄い興奮したとも認めた。
ちなみに、妻が帰ってきた日の晩、俺達はSEXしたが、E君のデカマラで激しく突かれてちょっとヒリヒリしていたらしい。 それと、おしっこがどうしてもこらえられずに微量だが失禁しまう日が3、4日続いたという。 「で、なんというか…、SEXは上手かったの?テクニックというか…」 妻は「上手いかどうかはわからないけど、 私もかなり興奮しており(旦那以外とラブホに来てる背徳感、久しぶりのSEX、妻の理想通りの体つき、そして巨恨…)それこそ指と指が触れただけでビクーンとなるような状態だから、もの凄く感じてしまった。全身を丁寧に、くまなく舐めてくれたのは体が溶けそうだった」だと。
E君のモノが入ってきた時は凄まじい圧迫感と衝撃と共に、もの凄く嬉しかったという。 辛い思いをしている時にE君は優しく私を包んでくれた、一晩限りとはいえ、私はE君に惚れてしまっていたのかもしれないと…。 少なくとも、ホテルにいる間は、妻の心は完全にE君に支配されていた。 だから、E君の巨大なイチモツが入ってきた時は「E君と一つに結ばれた」と凄く嬉しかったと。
妻は4回SEXしたが、途中「ヤバい、マジで殺される、本当に死んでしまう」と思ったらしい。 もうどうにでもして、E君の好きにしてという感じになったらしい。 もし、E君が「中に出したい」と言ったら、「いっぱい出して!」と言ったかもしれないと…。 中出しがマズイとは妻もわかっているが、少なくともあの日の晩、 E君は妻をそういうかなり危ない精神状態にまで持って行った事は否定できないと…。
翌朝、酔いも醒め、ホテルから出て家に向かっている頃には流石にそんな気分じゃなかったらしいが。 しかし、妻はこうも言った。 「E君との夜を思い出してオナニーをしたことが3回ある」 俺は月に3、4回くらい出張で家を空けることがある。 俺が出張中、E君との事を思い出してしたという。 「ええ、じゃあまだE君の事を…」 俺が言うと妻は「好きとかしゃないよ。でも、正直あの日の事はインパクト強すぎて…。思い出してつい…」 妻は、E君と浮気したことで俺が欲情していることには気付いていたという。 でも、別に変な風には思わなかったという。
きっかけがきっかけだが、それで俺が優しくなり、 妻を女としても愛してくれるようになったのが凄く嬉しかったからだと。 なんだか複雑な気分だったが、取り敢えずは妻が正直に話してくれたことで、 少なくとも見えない敵と戦うというか、 霧の真っ只中を歩くという状態ではなくなったから、少しは気持ちに整理がついた。 俺は妻にむしゃぶりつくように襲い掛かった。 (一ヶ月前、この同じ部屋で妻は親子ほど歳の離れた若い男に服従されたんだ) そう思うとなんか凄く興奮し、欲情した。 しかし、俺が持てる全てをフルに発揮しても、E君には敵わない事は十分わかっていた。 興奮と同時に、言いようのない虚しさに包まれた。 それからは、妻とのSEXは燃えに燃えた。
寝取られて興奮するという俺のアブノーマルな性癖を告白してからは、バーチャルだが、寝取られプレイもどきなSEXが当たり前になっていった。 SEXの最中、妻は俺をより興奮させようと「E君の方が全然イイ」とかその他色々と俺を嫉妬させ、興奮させるような台詞を吐くようになった。 二人の性生活は充実したものなった。
俺も、E君のことはネタにできるまでになった。 俺も、妻も、明らかに以前とは違う人格になっていたんだろう。 それでも、一抹の不安を持っていたのか、俺は妻に、 その後職場でのE君とはどのように接しているか時々は尋ねていた。 妻が言うには、以前と変わらないという。 SEXをしたからといってE君は妙に馴れ馴れしくしてくるわけでもなし、 以前と変わらず優しくて礼儀正しいE君だと言う。
あの日から約4ヶ月ほど経過した。 二人のなんちゃって寝取られプレイは徐々にエスカレートしていき、 俺は再度妻を寝取られたいと思うようにまでなった。 俺は妻に打ち明けた。 しかし、妻は頑なに否定した。 妻は、あくまで愛しているのはあなただと。 いまの生活は最高に満ち足りていて、また他の男とSEXしようとは思わないと。 しかし、既に頭のイカれた俺は執拗に食い下がった。 それこそ約2週間、妻を説得しつづけた。。 妻は俺のしつこさに最後は根負けした。 「それであなたが喜ぶなら…。でも、タイミングってあるから、いつになるかわからないよ。 それに、E君はもう私なんかどうでもいいと思ってるだろうし…」 俺はそれでいいと言った。 いつになるかはわからんが、ここはじっくりと焦らずに待とうと決めた。
しかし、それは案外あっさりと訪れた。 妻を口説き落としてから5日後の事だった。 俺は出張で家を空けていた。夕方、妻からメールが届いた。 「今日、E君と一晩過ごしてきます。」 妻のメールは夕方6時頃、届いた。 携帯電話を持つ手が少しだが震えた。
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