牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 09:03
横を向きながら胸の前で腕をクロスさせ、右手で口を塞いでいる。 風俗嬢では亀頭でポルチオ攻撃の練習ができなかったが、思ったよりも簡単だった。 腰をグラインドさせるだけだから、激しく出し入れよりも若干楽。 しかもエリナが小柄だったので、腰を掴むとグラインドがかなり楽になる。 コロリコロリとポルチオが亀頭に当たるのが気持ち良く、我を忘れて激しく動かしてた。 我に返ったのはエリナの喘ぎ声。 「やだっ!いやだっ!あぁっ!やっ!あっ!」 と喘ぎながらもイヤだと繰り返す。 さっきまで壁の方を向いてたくせに、もう天井見上げて喘ぎまくり。
「勝手にイクなよ?イッたら中に出すからね?」 中出しにはさすがに反応したらしく、喘ぎながらも「うんうん」と頷きまくってた。 それから数分後、もうイヤなんて言葉も無く、ただただ喘ぎまくるエリナがいた。 そして遂に「もぅイッちゃう」という言葉を口にし、必死にシーツを掴んで快楽を貪っていた。 ここが攻め時と思った俺は、腰の動きを緩めて顔を近づけた。 俺と至近距離で目があっても快楽は押さえ切れないらしく、やらしい顔で喘ぎまくってた。 そこでキスしそうなぐらいの距離まで近づき、ゆっくり腰をグラインドさせた。 オデコを付けて数秒間腰を止め、また動かすを繰り返す。 何度も焦らされて身体が痙攣するから、自然に唇と唇は何度か触れ合った。
ここでイカれたら駄目なので、グラインドをヤメて激しく出し入れに切り替えた。 ただ出し入れしてるだけでも相当気持ち良いのか、夢中で喘ぎまくってた。 耳を舐め首筋を舐め、オッパイを強めに鷲掴みし、激しく腰を振った。 俺の腕を掴んできたのでそろそろだと思い、グラインドに切り替えて首を舐めた。 アゴ辺りまで舐めて、唇の近くを舌先で軽く舐め上げた。 その時エリナの口が開き、明らかにキスを受け入れようとする動きが。 それでも俺からはキスはせずに、耳を舐めてまた唇近くを舐め上げる。
最後は呆気なかった。 激しくグラインドさせている途中で、エリナ自らが俺の舌にしゃぶりついてきた。 唇の近くを舐めている時に、自ら顔をズラしてしゃぶりついてきたんだ。 激しく舌を絡め合うと、腕やシーツを掴んでいたくせに、もう俺の背中に手を回してきた。 下から強く抱き締められ、ベロンベロと互いの舌や唇をしゃぶりあった。 頭を掴んで俺も負けじと交戦してやると、舌を絡め合いながら「んぐぅっっ」というエリナ。 身体が激しく震え始め、抱き締める力がハンパじゃないぐらい強かった。 指よりも深く昇天したようで、ちょっとビックリするぐらい痙攣してた。
痙攣が激しくてとりまチンコを抜いたんだけど、その後は挿れられなかった。 見るからにグッタリと消耗し切った姿だったし、放心状態で人形みたいになってたし。 エリナからキスを求めてきた事に満足してた俺は、エリナを抱えて風呂に入った。 足に力が入らないらしく、1人じゃ立てないほど。 温くなった湯船に座らせ、アツいシャワーを体に当ててやった。 「もう大丈夫・・・」 その言葉を聞いて、俺は風呂場を出た。
着替えてコーヒーを飲みながら煙草を吸ってた。 20分ぐらいお風呂に入ってたんじゃないかな。 出てきた頃には1人で力無く出てきて、脱ぎ散らかされた服を着始めた。 「コーヒー飲む?」 「いらない」 「じゃーお茶は?」 「いらない」 「脱水でぶっ倒れるぞ、ほら、お茶飲みな」 冷蔵庫のお茶を取ってあげた。
ホテルを出るまでの30分ほどは互いに無言。 駅前で車から降りる直前「あと14回だね」と言った。 そしたら「彼には言わないでね」ボソッと言われた。 言われた通りエイジさんには内緒にしておいた。 「いつエリナと会う?」 エイジさんから聞かれたが、今は忙しいからと言っておいたし。
でも次に会ったのは3日後か4日後。 また平日の昼間に会い、今度はラブホへ直行した。 前回よりは素直だったけど、まだ反抗心があるみたい。 だけど風呂に入ってまた手マンする頃には、もう素直に喘ぎ始めてた。 ベッドで丁寧なフェラも堪能し、その時もそのまま生で挿入した。 エリナからゴムつけてとも言われなかった。
またも自らキスをしてくる事もなかったから、前回同様俺も求めなかった。 初っ端からポルチオ攻めはせず、初めは出し入れ中心の腰振り。 抜いては指を入れて中を掻き混ぜ、すぐに入れ直して腰を振る。 四つん這いの時はケツをクイッと自ら突き上げるほど、指での刺激が良かったようだ。 挿れてみて分かったが、正常位よりもバックの方が気持ち良いらしい。 一段と喘ぎ声が大きくなったから、腰を掴んで激しく突きまくった。 騎乗位はまだだろうなと正常位に戻り、最後はまた円を描く様なグラインド中心。 そして燃え上がり始めた頃合いを見て、また耳や首筋を舐め上げていった。 やっぱり最後は激しくキスをし始め、そのまま激しく震わせながら昇天。
その日は初めて俺もお腹に射精した。 グッタリする姿を見下ろしながら、巨乳を両手で鷲掴みにして腰を振った。 言葉にならないような声をあげながら最後まで付き合ってくれた。 その後一緒に風呂に入って、また先に出てという感じ。 こんなエッチを3~4日置きに2~3回続けた辺りで、エリナの態度も変化し始めた。 まず「あれ?!」と気付いたのは、風呂上がった後の言葉だった。 「お茶飲む?」 今までなら「いらない」とボソッと断ってたのに 小さい声で「うん・・・」言ってきた。 どうせ断ってくるだろうと思ってたから、「おぉう・・」と軽く動揺もした。
エッチに関しても少しずつ変化があり、1番変わったのはやっぱりキス。 当初は最高潮に盛り上がった頃にしかしてこなかったキスが、素直になり始めてからは終盤辺りで求めてくる事が多くなってた。 しかも「イクっ」とハッキリ宣言して昇天するようにもなり、風呂場で指、ベッドでチンコと2回イクようにもなっていってた。
「エイジさんからいつするんだって聞かれるんだけど」 着替えてからコーヒーを飲みながら尋ねてみた。 困った顔をするので「フェラしてもらう」って事にする?と尋ねた。 「うん・・・・」 セックスしている事をどうしても言いたくないらしい。 だからワザとエイジさんがいる夜に連絡をし、車の中でフェラして欲しいと伝えた。 明らかに不可解な顔をしてたので、最近彼女が怪しんで困ってると嘘をついた。 エイジさんに見送られて郊外の川沿いに行き、車の中でフェラを堪能した。
もう随分と舐めてもらっているからなのか、エリナは俺の感じるポイントを舐めてくれた。 興奮し始めた俺は胸元から手を入れて乳首を摘まみ、指先でコロコロと弄んだ。 スイッチが入ったのか、顔をあげたエリナの顔は見るからに高揚してた。 抱き寄せると襲い掛かるようにキスをしてきたから、そのまま激しく舌を絡ませ始めた。 勃起したチンコをシコシコとシゴきながら、喘ぎ声の混じった吐息を洩らした。 服の上から巨乳を揉み、スカートの中に手を入れてパンツの上から撫で回す。 アツく濡れ始めているのが分かったから、パンツの横から直で触り指を入れた。 体を震わせながらキスは中断せず、そのまま互いの性器を弄りあった。
「入れたい?」 「だめだから・・・」 「確認されるの?」 「うん・・・」 「じゃー指でイカせて欲しい?」 「うん・・・」
甘えるような表情で見つめてくる。 後部座席に移動し、パンツを脱がせて足を広げさせて座らせた。 キスをしながらまずはGスポットから攻め、最後はいつものようにポルチオ攻めをした。 「車だから漏らしちゃダメだよ」 そういうとハニカミながら「うん」と頷いてた。 ここまで素直になられると可愛過ぎて、いつしか俺も必死に指を動かしてた。 「もうイッちゃうよ」 「キスしながらイク?」 「うん、イキたい」 差し出した舌をしゃぶりながらエリナは昇天した。
戻ってからエイジさんにやっぱり確認されたみたい。 「ホントにヤラなかったんだ?」みたいなメールも来てたし。 「彼女とヤリ過ぎてあんまり性欲ないし」と返事しておいた。
それ以降も隠れて昼間に会ってはラブホへ行き、エリナはもう隠す事無く受け入れてた。 部屋に入ってからスグにキスし始めたり、車の中でキスし始めたりもしてた。 要求しなくてもキスの後は跪き、フェラを始めてくれる。 騎乗位で入れた時には、無我夢中で腰を振る姿も披露してくれてた。 「イッても良い?」 「まだ駄目」 「お願い・・イキたい・・」 「エリナのオマンコが我慢できないの?」 「我慢できないっ・・オマンコが気持ち良いの」 「オネダリして?」 「エリナの・・オマンコ・・・イカせて・・・下さいっ・・」
ここまで言う様になった頃には、もう15回という制限間際だった。 13回目に会った時「もうあと2回だけだね」と言ってみた。 「うん・・・そうだね・・・」俯いたままそう言ってた。 「じゃーラスト2回のどちらかは中出しさせてよ」 ふざけながら言ったのに、エリナはマジに「良いよ」と答えてくれた。
ちょうどもう少しで生理が始まるというので、14回目に中出しをさせてもらった。 俺の人生で初の中出しだったから、出してる最中は感無量だった。 エリナに舌をしゃぶられての射精だった。
中に出す時今まで聞きたくても聞けなかった質問をした。 「エイジさんより気持ち良い?」 腰を振りながら至近距離で見つめ合いながら聞いた。 一瞬困った顔をしたエリナだったけど、答えずに激しくキスをしてきた。 そしてキスをしながら途中で「気持ち良い」と答えてくれた。 その言葉に興奮して、そのままより激しく腰を振って果てた。
そうそう、こうやって内緒で会いまくってた間、エイジさんは隣の市でまたスロットに手を出してたみたい。 負けまくってエリナの給料までも使ったりしてて、最悪だと漏らしてた。 俺がエリナとヤラないのを良い事に、以前にまた戻っちゃったんだと思った。 だから最後の15回目は、エイジさんに宣言してセックスしようと決めた。 エリナもそれには反対せず、それで良いと言ってくれた。
エイジさんにメールをして、1週間ちょっとして15回目のセックスに臨んだ。 見送られたエリナはかなり複雑な気持ちだったらしく、いつもよりもノリ気じゃなかった。 でも俺は最後だと思ってたので、部屋に入るなり強引にキスをして押し倒した。 四つん這いでフェラをさせ、乳首をツネリあげながら、奥まで突く様に腰も振った。 騎乗位で腰を無我夢中で振るエリナの胸を揉みまくり、ケツを何度もスパンキングした。 その度に悲鳴とは違った喜ぶ声をあげるから、俺はいつもよりも強引に振る舞った。
「口に出して良い?」 「え・・・」 「最後だから出したいんだけど」 「うん・・・」 「じゃー出すよ」 「うん、出して・・・」 「エリナの口に出すぞ」 「うん、エリナのお口に・・・ちょうだいっ・・・」
エイジさんにいつも言っているのか、ラストはそんなオネダリまでしてくれた。 ドクドク出る精子を口の中でブチ撒け、これで最後だな・・・と気が抜ける思いだった。 出された精子をエリナは飲んでくれて、出終わったのにずっとしゃぶってくれた。 「もうくすぐったいわ!」 笑いながら腰を引いて逃げると「うりゃー」とエリナもフザケテきた。 強引にフニャッたチンコにしゃぶりつき、ヤメろって!と逃げようとする俺を攻めてきた。 そのままフザケながらしばらく遊び、最後は添い寝をしながらくっちゃべった。
「初めてホテル来た日、ホント最悪な奴だと思った」 エリナは俺への印象とか、その頃思ってた感情を打ち明けてきた。 「2回目だったかな、お風呂に連れて行ってくれた時あったでしょ?体にシャワー当ててくれてた時。凄い嬉しかったんだよ」 「そうなの?」 「うん、お茶もくれたじゃない?」 「あぁ~そうだったっけかな」 「この人って優しいんだなって思った」 「あはは、そうかそうか」 「なんかぁ、今までのエッチって何だったんだろうって思ったし」
何回目かの頃、エリナが言ってた事があった。 エイジさんはいつも自分勝手なエッチだから、イカせてもらったのは数年ぶりだという話。 キスもしないでいきなり「舐めて」と言われ、舐めてる最中にローター使われて、濡れてきたらそのまま入れて勝手にイクらしい。 そんなもんだろうって思ってたから、俺とセックスし出して自分じゃ制御できないほどの快楽があるんだって痛感したとか言ってた。 「俺のセフレにでもなる?」 フザケて言ったのに「どうしよっかなぁ~」と言ってた顔が印象的だった。
3時間ぐらいして家に帰ると、エイジさんにやっぱり確認されたみたい。 本当にセックスしたんだと分かったら、狂ったように襲い掛かってきたんだって。 着替えてからも車の中でも俺とキスしたり触り合ったりしてたから、十分濡れまくりだったようで、勃起したチンコをそのまま挿入されたと聞いた。 詳しくは言わなかったけど、俺とは違って勝手に腰を振って果てたんだろうね。 「ホントにヤッたのか?」「気持ち良かったのか?」「イッたのか?」と腰を振り続けながら質問攻めにもあったらしい。
「メアドも番号も削除するね」 次の日の夕方、エリナから最後のメールがきた。 嫌だって返信しておいたけど、それには返事が無かった。
3月になって引っ越す2週間ぐらい前、久し振りにパチンコ屋でエイジさんに会った。 あの日の事は互いに何も言わず、ギコチナイ会話をしただけ。 いつの間にかいなくなってたから、エリナが迎えに来たのかも分からなかった。 それでそれ以来会う事も無く、俺も引っ越しの日を迎えた。 引っ越す朝、これから実家に引っ越しますとメールしたが、それにも返信は無かった。
途中からエリナに惚れ始めてたのは自覚していたが、引っ越しの日はかなり切なかった。 今でもあの頃を思い出すと、ちょっとジーンとしてしまう。 もう2年近く経ってるのに、一緒に撮った写メを見るとかなり切ない。 綺麗な巨乳丸出しで俺に抱き付く感じで撮った写メ。 青春の1ページってヤツですかね。
気が付けば異常に長い投下になってしまい申し訳なかったです。 こんなにも長い間付き合ってくれた方々には感謝しています。 後日談もありませんので、これで終わりになります。 有難う御座いました。
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