牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 09:08
うそみたいな話なんだけど、俺の初体験って、14の時に37のオバサンとだったんだわ。
もう今から10年近く前の事なんだけど。
相手は、俺の友人(っていうか、同級生)の母親だった。
その同級生ってのは、ヒロシっていう名前だった。
ヒロシはジャニーズ系の顔をした奴で、結構女の子にモテてる奴だった。
まあ、中学生の時ってのは悪い奴ほど人気があった(当時はね)から、そいつも悪ぶっていた。
だけどそいつの姉ちゃんは中学の生徒会役員やってから学区トップの高校にいった、いわば才色兼備の女の子だったし、聞けば奴の親父さんは結構名の通った企業の役員だったらしい。
ヒロシ自身、頭は悪くなかったから、顔よくて成績よくて血筋もよけりゃ、モテるのも当たり前だわな。
しかし、成績は俺の方がよかった。
それがどうも、ヒロシにとって面白くなかったらしい。
そんなヒロシと俺は、同じ塾に通っていた。
あれは中学3年のゴールデンウィーク明けの事だった。
その月のテストで、たまたま俺が塾の実力テストでダントツでトップの成績を取ってしまった。
まあ総合成績ではいつも俺はヒロシより上にいたのだが、このテストではヒロシが俺より得意としている数学でも、圧倒的に差をつけてしまった事が、ヒロシの怒りに火を注いだようだった。
ヒロシは塾が終わると、帰りかけの俺を呼び止めて、因縁をつけ始めた。
正直、ものすごく怖かったよ。
ほんと、小便漏らしそうだった。
ほかの塾の生徒たちは関わり避けるようにそそくさと帰っちゃうし、一部残ってた女の子たちはジャニーズ系のヒロシの悪ぶりに目がハートになってるし。
誰も先生とか大人を呼んだり、止めたりしてくれない。
ヒロシも女の子の視線があるから、余計勢いだって俺の胸倉つかんだり、ひざで軽く蹴りいれたりしてくるんだ。
俺、恥ずかしいけど、泣いちゃったよ。
今から思えば、あの時泣き喚いて許しを請えばよかったんだろうな。
そうすればヒロシのプライドも満たせて、丸く収まったんだ。
だけど俺、怖くて怖くて逃げ出しちゃったんだ。
陸上部だったし足も速かったから、逃げ切れると思った。
だけど、腰がすっかり抜けてたんで、思うほど早く走れなかたみたい。
逃げた方角も悪かった。
まっすぐ塾の教室に戻って、先生に助けを求めればよかったんだ。
だけど俺、自分の自転車にむかって走っていったんだ。
そして、震える手で鍵を差込み、またがろうとした瞬間に、追いつかれた。
ヒロシの奴、すっかり逆上しきってて、信じられない事に俺にとび蹴りを食らわせやがった。
その時俺、右腕を骨折しちまった。
気がついた時は病院だった。
怖さと痛みとショックで、けりを食らった瞬間に気を失ってたらしい。
俺、それからしばらく学校に行けなかったんだ。
そりゃそうだよな、右腕はずっきんずっきん痛むし、同級生に理不尽な暴行受けて、トラウマ状態になってたし。
俺の母親はカンカンになって、ヒロシの件を警察沙汰にするっていきまいてた。
そりゃそうだよな、喧嘩して腕折ってきたのならともかく、これは一方的な暴行だもんな。
それに息子が登校拒否起こすし。
ヒロシの母親が何度も電話してきたり菓子折り持ってきたりしても、門前払いというか、俺の目から見てもものすごく邪険にあしらって、謝罪を受け入れる素振りも見せなかった。
ヒロシの母親は、そりゃもう必死だった。
毎日のように俺の家に電話寄越したり、謝罪に来たり。
まぁ無理もない。
警察沙汰になったら成績優秀な自慢の息子、ヒロシ君の高校進学は間違いなくパア、下手すりゃ有名企業で役員やってる旦那だってただじゃすまないわな。
ヒロシの母親は、重役夫人という肩書きにしては鼻につくようなところもなく、いたって常識的な、なぜこの母親からあんな乱暴な息子ができたんだろうと思うような、そんな人だった。
だがさすがにちょっといいところ家の奥様だけあって、俺の母親のように歳相応に太ったりする事もなく、そこはかとなく上品さも漂っていた。
それはジャニーズ系のヒロシの母親という事もあって、紺野美沙子に似た美貌だったせいもあったかも知れない。
とにかくヒロシの母親の必死だった事は、事件から10日以上も、毎日のように家に謝罪にきた事からも分かる。
たとえインターホンで追い払われても、毎日毎日、懲りずにやってきた。
家の母親も次第に軟化してきて、
「息子がヒロシ君を許すのであれば」
というようになってきた。
だけど、俺は許すつもりは一切なかった。
だって、そうだろう?
一方的に暴力振るわれて、腕まで折られて。
いっその事、少年院にでもいってほしかった。
そうじゃなきゃ、とてもじゃないが怖くて学校になんか、行けなかった。
2週間ほどたって、だいぶ俺の容態が安定してくると、俺の母親は安心したらしく、長い事休みを取っていたパートに戻っていった。
弟も小学校に行ってしまうので、俺は日中一人でテレビを見たり勉強したりしながら家で時間をつぶしていた。
そんな時、ヒロシの母親が家にやってきた。
おれの母親が
「息子がヒロシ君を許すのであれば」
と言ったので、そこに希望を見出してヒロシの母親は、なんとか俺にコンタクトを取ろうとしていたらしい。
ヒロシを許すつもりなど全くない俺は、これまでヒロシの母親と会う事はおろか電話やインターホンで話す事もかたくなに拒み続けてきたが、その日、とうとう俺はヒロシの母親と会う事にした。
ちなみに、ヒロシの母親が来た時、俺はテレビを見ていた。
その番組は火曜サスペンス劇場かなんかの再放送で、たまたま女がレイプされているシーンだった。
俺の息子は激しくおっ勃っていたところだった。
そのレイプシーンってのは、女が男に押し倒されたあと、女の切なげな表情がどアップになり、続けて女の手が激しく、男の背をかきむしる画面、そして切り替わった画面は既に事が終わり、呆然と女が立ち上がるシーンで、要は中学生が見たい女の裸が、全く見られないシーンだった。
ちんこは勃つには勃ったが、どうにも欲求不満なシーンだった。
ヒロシの母親に会ったのは、その時が初めてだった。
ほんと、息を呑んだよ。
だって、美人なんだもん。
同じ母親でも、こんなに違うのかって驚きもしたし、情けなくも思ったよ。
同時に、無理もないかって、思った。
だってあのジャニーズ系のヒロシの母親なんだし、あの美人なヒロシのお姉さんの母親なんだもん。
言っておくけど、別に俺はヒロシの母親に変な事をするつもりでヒロシの母親を家に入れたわけじゃないんだよ。
ただ退屈の最中だったし、ヒロシの母親に散々悪口を言ってやる事で、少しでもすっとするかなって、ただそんな風に思ってたんだ。
だけど、この美人の母親を見た時、丁度テレビでレイプされてたのが酒井和歌子っていう女優でこの母親と同じ年頃だったって事もあって、しかもそのレイプシーンで裸を見られなかったっていう欲求不満もあって、俺、ものすごく甘い衝撃が下腹部に走ったんだ。
ヒロシの母親は、ピンクのシャツの上に白いカーディガンを羽織り、やはり白のスカートをはいていた。
家に招じ入れると、甘やかな香水のにおいが俺の鼻腔を刺激し、ズキンと甘い衝撃が再び、俺の下腹部に走った。
「どうぞ中へ、お入りください」
玄関の鍵をかけながら、俺はヒロシの母親をリビングに通した。
前を歩くヒロシの母親の、スカートに浮かび上がるむっちりとしたヒップの肉感に、またもやズキンとなった。
リビングに入ると、ヒロシの母親はソファーにも座らず、菓子折りをそっと押し出すと、厨房の俺にむかって土下座し、
「このたびの事、本当に申し訳ございませんでした」
と、額を絨毯にすりつける。
俺は憮然として、
「申し訳ないも何も、これを見てくださいよ」
とギプスをはめた右腕を突き出して、
「僕、ぜったいヒロシを許しませんから」
といってやった。
ヒロシの母親は必死な目で俺を見つめ、
「ごめんなさい、許してください」
と再び頭をたれる。
「許して下さいって、どうして本人が謝りに来ないんですか?どうしておばさんひとりなんですか?ヒロシは謝る気、ないって事なんでしょ?」
と言ってやると、ヒロシの母親は一瞬ぐっとつまった。
「だったら僕、絶対許したくないなぁ。今年受験だって言う大切な時に右腕折られちゃって。僕、ヒロシの事、絶対許さない。あんな奴、少年院にでも入っちゃえばいいんだ」
みたいな事、言ってやったと思う。
ヒロシの母親、「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返すばかり。
昔から口だけは達者だったから、俺はここぞとばかりこんな様な事を言ってやった。
「おばさんね、簡単にごめんなさいって言うけど、僕、何にもしてないのに腕、折られちゃったんですよ。ものすごく、痛いんですよ。鉛筆握れなくって、勉強もままならないし。この受験の大事な時に、どうしてくれるんですか!」
ほんと、よくあれだけの事いえたと思う。
しゅんとなって、ヒロシの母親が頭をたれたままでいる。
冷静になってみれば、滑稽な情景だろうな。
大の大人が、中学生に怒られてるんだぜ。
ま、それも可愛い息子の将来と、大切な旦那様の事を考えて、とにかく嵐の過ぎ去るのをまとうとする女の打算だったんだろうな。
その時の俺は餓鬼だったから、そこまではわからなかった。
ただ、女優みたいにきれいな女が、俺の怒りをごもっともと大人しく耐えてるのが、たまらなく快感だった。
しかもそれが、あのヒロシの母親なんだぜ?
「右手が使えないと、いろいろと大変なんですよ。トイレでお尻拭くのだってうまくいかないし、飯食うのだって一苦労だし」
ごくんと、俺、生唾飲み込んだ。
そして、一息分だけためらって、一気に言ってやった。
「それに、オナニーだってできないし」
それまでおとなしく下向いて俺の言葉を聴いていたヒロシの母親が、ぎょっとしたように顔をあげた。
その時の表情、こたえられないくらいにいい顔だったぜ。
「オナニーですよ、オナニー」
女の、それもおばさんとはいえ美人の前でこういう卑猥な言葉を口にして、俺の心臓もバクバクズキズキいってたのをおぼえてる。
心臓の鼓動が聞こえてくるほどで、それにあわせて右腕もズキズキ痛んだ。
「おばさんは女だからわかんないだろうけど、僕らみたいな思春期の男の子って、大変なんですよ。もう、一日に2度も3度もオナニーしないと、精液がたまって、苦しくて苦しくて、たまんないんです」
思いもよらぬ生々しい言葉に、ヒロシの母親の視線が泳ぐ。
「ヒロシだってね」
と、おれは追い討ちをかけるつもりで言ってやった。
「きっと毎日やってますよ、オナニー」
しかし、息子の名前を出したのは失敗だった。
泳いでた目が急に釣りあがり、
「ふざけないで!」
どん!とテーブルを激しく両手でたたいた。
正直、俺、びびったよ。
すんげー怖かった。
やっぱりこまっしゃくれてても、そこはまだ餓鬼じゃん?
だから大人に怒鳴られると、怖いわけよ。
しかも、俺をあんな目に合わせたヒロシの、ぶちきれてた時の目に似てるわけよ。
女の怒気に、俺のちんこ、一気に萎んだもん。
下手したらあのまま形勢逆転して、一気に俺はヒロシと和解せざるを得なかったんだろうな。
でも、あの時「ごめんなさい」しかけた俺のもろい心をささえた幸運が起こった。
身を乗り出したヒロシの母親の、ブラウスのボタンの隙間から、ベージュ色のブラが見えたんだ。
そこはそれ、厨房だから、生まれて始めてみる生ブラに萎えてたちんこが一気に勃起して、俺は崩れかけてた心を立て直すと、
「ふざけてなんか、いませんよ」
と、言ってやった。
「いいですか、僕、もう2週間もオナニー、してないんですよ。ヒロシ君が毎日やってるオナニーを、2週間も!わかります?苦しくて苦しくって、もう気が狂いそうなんですよ!」
まあ、2週間やってないってのは嘘なんだけどさ。
左手使えるし、できない事はなかった。
ただ俺はうつ伏せオナニー派だったんで、右手をつってるとうつ伏せオナニーができないんでいまいち満足しきれてなかったのは事実だが。
ま、そんな事はどうでもよく、ヒロシの母親は上品な顔面を紅潮させ、細く形のいい唇をプルプル震わせて「いい加減にしてっ!」と、どんと床を踏み鳴らして立ち上がった。
俺、一瞬びくってしちゃったけど、でもすぐにふてくされた態度をとってやった。
「あっそう!じゃぁもういいよ!警察に言ってやる!なんだよ、人の腕折っておいてさ!謝りにきたっていうから、俺がどんなに大変か話したらごめんなさいも言わずに逆ギレするしさ!もういいよ、帰ってよ!」
我ながら、厨房の癖に良くぞここまで出来たと思う。
昔から営業向きだったんだな、きっと。
俺がそういうと、怒りに赤らんでた顔がすっと青白くなり、
「ごめんなさい、それだけは堪忍して…」
と、へたり込むように崩れ落ちた。
「警察には言わないで、許してください、ごめんなさい…」
この時俺の脊髄を駆け上ったゾクゾク感、君たちにわかるかね。
ヒロシの母親の白いうなじを見ながら、俺は直感的にこの女を屈服させた事を、こみ上げる快感として感じたのだよ。
「僕ね、ヒロシ君の事は許せないんだ。殺したいくらい、憎んでる。でも、それ以上に、とっても今、苦しいんだ。それをおばさんが助けてくれるんだったら、ヒロシ君の事、許してもいいな。っていうか、許せないけど、警察に言うのは我慢する」
そういって、俺は立ち上がった。
その瞬間、俺、クラっと貧血の目眩がしたよ。
自分がとんでもない事してるっていう罪悪感もあったし、何より体中の血液があそこに集中しちゃってたんだもん。
その分、俺のちんこはギンギンで、部屋着のズボンがもっこりとテントを張っていた。
ヒロシの母親は息を呑むと、唇をかみ締めて視線をそらした。
オレ、はあはあと、すげえ荒い呼吸してたと思う。
「ほら、おばさん、こんなに苦しいんだ。助けてくれたら、我慢するって、約束するよ」
その瞬間、ヒロシの母親の目から涙が、頬を伝った。
ショックだったんだろうな、自分の息子と同じ歳の餓鬼に、性欲を満たすよう要求されるなんて。
無理もない、自分の息子と同じ餓鬼だからこそ、のこのこと二人きりの家に上がりこんできたんだろうから。
ヒロシの母親、意を決したように、震える手を俺の股間に伸ばしてきた。
そして、繊細なタッチで、俺の固くなったちんこを、亀頭からタマタマのところまで、ズボンの上からさわっと撫でた。
「はぅ」
っと、俺、腰砕けになった。
何しろ生まれて初めて他人に、女に触られるんだ、電流に似た快感が脳髄を走った。
今から思えば、ヒロシの母親はさすがに大人の女だったと思う。
将来、何人かの女にちんこを触れられたが、あの手つきのような快感をおぼえる事はなかった。
男の体を知り尽くした熟女ならではの、触れ方だったんだろう。
きっと、あと3こすりもされれば、あえなく俺はズボンの中に精液を撒き散らしたに違いない。
俺は、再びソファにもどった。
せっかくのチャンスに、たった3こすりで終わらせるつもりはない。
せいぜい平静を装って、俺はこんな事を言ってやった。
「おばさんって、ぜんぜん男の子の事、わかってないね。おばさん、男ってただちんここすったらそれだけで射精すると思ってるでしょ。オナニーって、自分でちんこ、こするだけだと思ってるでしょ」
実際はその通りなんだが、俺はただ、ちんここすってもらうだけじゃ、嫌だった。
今思い返せば、紺野美佐子似の美熟女が、横据わりで白い太ももをスカートからのぞかせて、涙ながらにちんこしごいてくれれば、もうそれだけで十分満足なんだが。
それ以上を望んだあの時の俺、贅沢だったかな?
ほんと、口から出まかせなんだけど、こんな事を言ってやった。
「男の子はね、ただおちんちんこするだけじゃだめなの。男の人がなんでエロ本買うかわかる?男の人はね、おちんちんこするだけじゃなくって、エッチなものも見て、はじめて射精できるの。だから、ヒロシ君もエロ本、持ってるでしょ」
ほんと適当な事言ったなあと思うけど、ヒロシの母親が力なく首を振ったところを見ると、やっぱりヒロシの奴、エロ本持ってたんだな。
「僕だって、オナニーする時は、エロ本見てからするんだよ。わかる?だからおばさん、僕のおちんちんこすってくれるのはありがたいんだけど、でも、エッチなもの、見たいな。そうじゃないと、射精できないんだもん」
ヒロシの母親、勘違いしたらしい。
「…えっと、それはどこにあるの?」
「は?」
「えっと、あの、その、いかがわしい本…」
ふんと、おれは鼻で笑った。
「本よりもエッチなもの、みたいなぁ」
よく意味を理解していないただ不安げなヒロシの母親に、こういってやった。
「おばさんのパンティ、見たいなぁ」
はっと目を見開いたヒロシの母親の、凄艶な美しさ、みんなにも見せてやりたいぜ。
「ふ、ふざけないで」
顔をかすかに振りながら、ヒロシの母親が言う。
「いやよ…そんなの、絶対にいや」
ヒロシの母親にしてみれば、ここはひとつ目をつむって餓鬼のちんぽをしごけば、一件落着とでも踏んでたんだろうな。
へへ、そうはいかねえよ。
「おばさん、僕にパンティ見せるか、それともヒロシ君の事警察に話すか、どっちかなんだよ。おばさんがパンティ見せない、それだったら僕は今から警察に行く、それだけの事なんだよ」
「どうして…?」
ヒロシの母親の、きらきらした瞳からぽろぽろと、涙がこぼれる。
「○○君(俺の事ね、つぎから拓哉と表記します)って、学級委員もやってるいい子なんでしょ?それなのに、どうして…?」
「うっせぇなあっ!」
と、おれは大声を出した。
ヒロシの母親、びくっとした。
「ババア、てめぇ、勘違いしてるんじゃねぇか?言っとくけど、てめぇなんか、俺からみりゃババアだよ!いいか?お前の息子は、俺の腕を折ったんだぞ?傷害だぞ?本来なら、警察沙汰だぞ?言っとくけど、おれはてめぇみたいなババアのパンティなんて、これっぽちも見たくねぇよ」
ヒロシの母親は啜り泣きを始めた。
良家の深窓の奥様ともあろうお人が、ここまで面と向かって罵られた事なんてなかっただろうからな。
俺、鼻血吹き出るかと思ったよ。
心臓口から飛び出すかと思ったよ。
でも、そんな素振りは押し殺した。
そして、
「おいババア、何だよその言い草はよぉ。リョウコちゃんならともかく、おれはババアで我慢してやるっていってるんだぜ。なのにその言い草は、ねぇえだろうよ」
「分かったわよぉ!」
やけくそ気味にヒロシの母親が言葉を吐き出した。
そして悔しそうに、
「私の…見てください…」
涙で肩を震わせながら言った。
おい、お前ら、想像してみろよ。
紺野美沙子似の女が、泣きながら、唇かみ締めながら、自分で白いロングスカート、捲り上げてるんだぜ。
白地のスカートにも負けぬ白くむっちりした太ももがかすかに震え、捲り上げられた豊かなスカートの生地の襞の奥に、ベージュ色のデルタがあるんだぜ。
しかも、黒い陰毛がかすかに透けてみえて。
俺、思わず左手を股間に持っていって、ハアハア言いながら、こすってたよ。
ベージュ色のおばさん下着ってところがまた、なんとも言えずエロティックだった。
「もう…いいでしょ?満足、でしょ?」
涙声で言うヒロシの母親に、俺は今度は後ろを向くように言った。
ヒロシの母親はぜんまい仕掛けの人形のようにたどたどしく後ろを向き、俺は「ばかやろう!」と怒鳴った。
「ちゃんとスカートまくって、ケツ見せろよ!」
一瞬びくっと肩をすくませると、ヒロシの母親は恐る恐る、ゆっくりとスカートをまくり始めた。
白いふくらはぎが徐々に露わになり、少々赤らんだひざの裏が顔を出し、太ももがむっちりとあらわれ、そしてついに肉感悩ましいベージュのパンティが俺の目に飛び込んでくる。
「うゎ」
思わず俺は、股間をさすってた左手を離した。
あまりに刺激的な情景に、射精の瞬間を迎えそうになったのだ。
ちんぽはビクビク脈動し、少し洩れた精液が熱く俺の股間をぬらした。
俺が声を上げたのでヒロシの母親が訝しげにこちらを見たが、
「誰がこっち見ていいて言ったよ!」
と一喝すると、あわててまたお尻を突き出すポーズにもどる。
まずは絶頂を迎えそうになった自分を抑えるために深呼吸を繰り返すと、俺はヒロシの母親に声をかけた。
「ねえ、おばさん」
ヒロシの母親は動かない。
「今度は、おっぱい、見たいなぁ」
びくっと、震えた。
「見せてよ、おっぱい」
見せてよ、おばさんのおっぱい」
そう言ったら、硬直してたヒロシの母親がぺたんと座り込んじゃって、子供みたいに両手を目に当てて、泣きじゃくり始めた。
「どうして?どこまでやれば、気が済むの…?わたし、わたし、あなたの言う通りにしたじゃない。見せてあげたでしょ…ひどい」
「おばさん、勘違いしちゃだめだよ。
だっておばさん、ぼくのオナニー、手伝ってくれるんだろ?ぼくが射精できるように、エッチな格好、してくれるんだろ?でもぼく、まだ射精してないんだよ?それに、悪いけどおばさんのパンティじゃぁ僕、ちっとも興奮しないな。これじゃあとてもじゃないけど、射精できないよ」
もちろん、うそだ。
既にちょっぴり漏れちゃってるし、それでもギンギンにおっ勃っててズボンを突き破りそうになってるし。
「だからほら、おっぱいみせてよ。もっと僕を、興奮させてよ」
あのヒロシの母親を、ねちねちといじめている事に、言いようのない快感があった。
なにしろ2週間以上も引きこもり状態だったから、普段にはない根暗パワーが鬱積してたんだろうな。
でもよ、考えたらお前らもゾクゾクしねぇか?
今こうやって、自分の母親がストリップを強要されてる事をヒロシが知ったら、どんなにショックをうけるか、どんなに苦しむかってね。
ヒロシの母親は諦めたように、こっちに体を向けた。
目は真っ赤に腫れ上がり、頬に流れた涙で薄化粧も剥げ落ちていた。
髪の毛は乱れ、凄惨な色気があった。
餓鬼ながらにゾクッとしたもんだ。
そして、上からボタンを一つ一つ、震える手で外していった。
白い喉元から徐々に鎖骨のくぼみが露わになり、美しい胸が俺の目の前に現れ始めた。
はあ、よかった。
ヒロシの母親の胸は、大きかったよ。
わなわなと震える手で、自らブラウスを広げて俺に胸を見せてくれてるんだ。
パンティとお揃いの、ベージュのブラで包まれた豊満な胸を、ね。
俺もう、興奮のあまり発狂しそうだった。
鼻血出るどころか、脳みそが爆発しちまいそうな勢いだった。
すげえよ、ブラで寄せられてるんだろうけど、しっかり白い谷間もできてて。
ヒロシの母親、目をぎゅっとつむって、はき捨てるように
「さ、見なさいよ…ほら」
と言いやがった。
「ちがうでしょ、おばさん」
ヒロシの母親は目をチラッと開けると、悔しげに言い直した。
「私の胸を、見てください…これで興奮してください。…お願い」
「そうじゃないでしょ、おばさん」
俺は興奮で声が震えるのをおさえながら、なんとか抑揚を保ちつつ、いった。
「僕が見たいのは、おっぱいなんだよ。ブラなんかじゃない。さ、はやくブラをとって」
ヒロシの母親、哀願するような目で俺を見やがった。
そして、かすかに首を横に振る。
もちろん俺は容赦するつもりはなかった。
そりゃそうだろ?
俺が立ち上がると、ヒロシの母親はびくっとして、本能的な動きで胸をかばうように腕を縮めた。
おれが一歩一歩、ゆっくり近づくと、観念して
「わかったわ、脱ぐから、脱ぐから、こっちこないで。
ね、今脱ぐから、だから、あっちむいてて。ね?」
という。
だが俺がじっと睨んでいると、
「わかったわよ…」
そういって後ろに手を回し、フォックを外してブラを上に押し上げた。
ブラウスを脱ごうとしなかったのは、多分すぐ服を着られるように、って事だったんだろうな。
そんな事は、当時の俺にはどうでもよかった。
ただ、両手に余る豊乳が、ぷるんと震えて現れた事のほうに目を奪われていた。
果実のように丸い乳房は眩しいほど白く、こげ茶色の小さめの乳輪が何とも卑猥だった。
アーモンドのように長めの乳首が、ちょんと立っている。
本能的に手で胸を覆ったが、俺が「おい!」というと、痙攣したように震わせながら腕をおろした。
その振動が胸に伝わって、柔らかい乳房が波打って、一層淫らだった。
それにしても当時の俺は、つらかったね。
切なかったね。
何しろおばさんとはいえ早々お目にかかれないような美人のパンティを見、お尻を見、ブラを見て、そして胸。
童貞君には刺激が強すぎたよ。
それでも女に飛び掛りたい衝動を抑え、もう亀頭の付け根あたりまで出掛かっている精液を必死にこらえてるんだ。
もう俺、たまらず左手で部屋着のズボンとパンツ、一気におろした。
パンパンに腫れてて、もう痛くて痛くてたまんなかった。
先走り液で濡れた俺のチンポが、ヘソにつかんばかりに天に向かって怒張してた。
「ひいっ」
と引きつったような悲鳴を上げて、ヒロシの母親は両手で顔を覆ってしゃがみこんだ。
ショックだっただろうなぁ。
なんせ、息子の同級生の雄々しい性器をなまで見ちまったんだから。
へへ、あんたの息子も、もう立派なモノを持ってるんだよ。
こんな風にね。
もう俺、限界だった。
この、硬くて、熱くて、パンパンに腫れあがって、ビクンビクン脈打っているモノを、押し付けたかった。
あの白い、やわらかそうな女の肉体に、押し付けて、こすり付けたかった。
俺がはあはあ言いながら近づくと、ヒロシの母親は電流に打たれたようにびくんと痙攣し、
「こないで…こないで…」
と首をイヤイヤさせながら後ずさった。
腰が抜けたのか、尻もちついたようにして後ずさる。
その度にスカートはまくれて白いむっちりした太ももがむき出しになり、ベージュ色のデルタがいやらしく俺を挑発する。
おっぱいはふるふると波打ってゆれ、もはやヒロシの母親は逃れる事に精一杯でおっぱいを隠そうともしない。
哀願するような目から、ぽろぽろ涙がこぼれる。
乱れた髪の毛が数条、涙に濡れたほほに張り付いていた。
…どうだおまえら、紺野美沙子のそんな姿、想像できるか?
ドーテーでこんなセンセーショナルな姿にありついた俺は、正直しばらく、ノーマルなセックスでは満足できなかった事を告白しておくよ。
さすがにヒロシの母親、とでもいうか、気の強さというか、いざという時の凶暴さはよく似通っていた。
後ずさりながらも、手に触れたもの、…スリッパだとかコッだとかを、投げつけてきやがる。
だが震える手で投げるもんだから、まともに飛んできやしない。
「いやぁ…こないでぇ…」
泣きながら、後ずさる。
不思議なもんだな。
まあ、何らかの形で俺の性欲を満たさなきゃいけないと覚悟定めていたんだろうが、やっぱりいざとなると、こうして怒張した男性器を目の当たりにすると、そんな覚悟なんて、微塵に砕かれるんだろうな。
俺は女を追い詰める喜びと、ヒロシに対する復讐心を満たしつつある事での喜びで、全身打ち震えていた。
へへへ、ヒロシよお、おめえの母ちゃん、俺の前でおっきいおっぱいブルンブルン震わせながら泣いてるぜ…おめえの吸ってたおっぱいをよお。
へへへ、パンティも丸見えだ…。
俺の精液のにおいに混じって、つんと鼻につく匂いが、部屋に充満していた。
当時はなんだかわかんないが、異様に興奮した。
今ならわかる。
成熟した女のにおいだ。
あの、ベージュ色のデルタの奥から湧き上がる、女の性臭だ。
後ずさってたヒロシの母親の手が、部屋の壁に触れた。
行き詰まりにはっと後ろを見たその隙に、俺はヒロシの母親にむしゃぶりついた。
左腕で抱きすくめると、崩れるようにのしかかり、顔を豊かな胸にうずめた。
「いやあぁ!」
とヒロシの母親は叫ぶが、もう止まらない。
「へへへ、おっぱいだ、おっぱいだ」
と、俺は顔をこすり付けるようにして、白い、弾力に富んだやわらかい、すべすべした、同級生の母親の乳房の感触を楽しんだ。
ヒロシの母親は
「やめなさい!やめて、やめて!」
俺の髪をつかんでひっぱりやがった。
だがもうどうにもとまらない俺は、左手で溢れんばかりの乳房を揉み揉みし、指先で乳首をつまみ、もう片方の乳首をちゅうちゅうちゅうちゅう、音を立てて吸った。
幾多の経験を経たいまであればこそ、乳首を舌で転がしたりなめあげたり甘く咬んだりと緩急をつけて攻める事もできるが、なにせ初めてのおっぱいだ。
もう、無我夢中で、ちゅうちゅうじゅるじゅる、赤ん坊のように吸いに吸ったよ。
それに、おっぱいを揉み揉みする左手の、気持ちよかった事!
ヒロシの母親、自分の敏感なこげ茶色の部分を吸われて指でこりこりつままれて、「はぐっ」なんて、全身痙攣させてやんの。
俺の髪から手も離れ、ちらっと見上げると、両手で顔を覆って、狂ったように首をブルンブルンふってるの。
「やだ、やだ、やだぁ!」
って言いながら。
俺、征服感で笑いが込みあがってきて、止まらなかった。
ははは、へへへ、笑いながらちゅうちゅう、こりこり。
ヒロシの奴、まさかいま自分の母ちゃんが、押し倒されておっぱい揉み揉みされて、ちゅうちゅう吸われて「いやあぁ!」と叫んでるなんて、思いもしないだろうな。
しかも、「はぐぅ!」なんて、全身痙攣させたんだぜ?
しっかしこの時の俺、そうとうアドレナリン分泌してたみたい。
結構この時右腕痛めちゃって、実際後で直るのが長引いたんだ。
相当痛んだはずだったんだが、もう興奮の坩堝で、まったく感じなかったんだ。
あとで医者に
「無理な運動でもしたのかい」
なんて聞かれたけど、そりゃ確かにレイプは無理な運動だよな。
夢にまで見た女のおっぱい、揉み揉みしてちゅうちゅう吸って至福のひと時にいた俺、しかし隙をつかれて、女に逃げられてしまったんだ。
ヒロシの母親が
「いやぁ、やめてぇ」
なんてもがきやがって、脚をばたばたさせた際に太ももが俺の怒張しきったチンポに触れたんだ。
おい、お前ら、想像してみろよ、こいつはたまんねえぜ。
夢中になっておっぱいもてあそんでる時に、射精寸前のチンポに、陶器のようにすべすべしてゼリーのようにやわらかい太ももを、押し付けられてみろよ。
あっという間に、どぴゅっだぜ。
俺、うっうめいて体を起こし、全身を硬直させた。
また少しばかり精液がドクっと漏れたが、本格的な射精は何とか避けられたようだ。
ヒロシの母親、身を翻して、四つんばいになりながら逃げやがる。
スカートまくれあがって、むっちりしたお尻の肉が盛り上がった、パンティを俺のほうに突き出しながら。
俺はすかさず、ヒロシの母親に飛びかかった。
ヒロシの母親はそのまま前のめりに体勢を崩し、うつぶせの格好で体を硬直させた。
俺ははあはあいいながら左手を床とヒロシの母親の体の間に滑り込ませ、再びその胸の柔らかな果実を掴み、揉みしだいた。
そして、唇をヒロシの母親の首筋に這わせ、白い肌をむさぼった。
だがこの体勢は、ヒロシの母親に幸運をもたらしてしまった。
ついにというか、あえなく俺が、射精してしまったのだ。
無理もないだろ?
この体勢で女に抱きつくと、丁度チンポが女のむっちりしたお尻のところにくるんだ。
俺の生チンが、やわらかい女のお尻の割れ目、谷間にすっぽり収まっちまったんだ。
しかも女はケツに異物感を感じるもんだから、きゅっきゅつとお尻に力を入れてそれを排除しようとする。
女性モノの、あの滑らかな絹のパンティの肌触りと、柔らかい尻肉に挟まれた上に、きゅっきゅっと尻肉を動かされてみろ。
射精をぎりぎりまで押しとどめていたチンポを。
一瞬、下半身が解けてしまったような恍惚感にくるまれて、おれは「ああうっ!」と咆哮して、どびゅっどびゅっと、ヒロシの母親の尻に精液をぶちまけてしまった。
ヒロシの母親は、尻肉のあいだにビクンビクンと脈打つ俺の性器を感じ、そしてまたパンティ越しに熱く生臭いものが勢いよく漏れ出た事を感じ、首をぐいとのけぞらせて「ひぃー!」と引きつった声を上げた。
俺はこれまで体験したどの射精よりも気持ちよかった射精の余韻に酔いしれて、しばらくヒロシの母親の肉体の上で呆然としていた。
でもあれだな、なんで射精した後って、ああもテンションが下がって欝になるんだろう。
恋人とのセックスの時はそうでないにしても、マスかいたあとなんか、とくにな。
この時の俺も、人生最高の快感を伴う射精の余韻が徐々に冷めていくにつれ、自分がとんでもない事をしでかしてしまった事に、言い知れぬ罪悪感と恐怖を感じた。
そして、身を起こして、眼下に同級の母親の見るも無残な姿を目にし、その思いは強まるばかりだった。
人生の破滅をすら、感じた。
物憂げにヒロシの母親が身を起こすと、悔しそうに泣きながら、
「もう、これで満足でしょ」
と、肩を震わせた。
やばい、と正直思ったよ。
どうしていいかもわからなかった。
だがあの時の俺は、多分残された選択肢の中で最良のものを選んだんだろうな。
開き直ったのさ。
「満足?冗談じゃない」
と、おれは精一杯強がった。
「さっきもいったでしょ、僕たちの年頃は、毎日オナニーしないと、あっという間にたまっちゃって、とっても苦しいんだ」
そういっておれは、ギプスに固められた右腕を突き出した。
「これが直るまで僕は、オナニーが出来ずに、毎日とっても苦しむ事になるの」
「う、うそよ…」
「うそだと思うなら、ヒロシ君にきいてみな。ほんと、苦しいんだから」
ヒロシの母親は、美しい目を釣りあがらせた。
「ふざけないで。これ以上変な事するつもりだったら、私だって訴えるわよ」
いったん開き直ると決めちまって、俺の腹はすっかり据わったらしい。
ヒロシの母親の脅しにも嘲笑で応じる余裕が出来た。
「へえ、訴えるって?『私、息子の同級生の子にレイプされました』って?勇気あるねえ。これからおばさん、レイプされた女としてみんなに見られるんだよ。ヒロシ君やリョウコちゃんは、お母さんがレイプされたんだって、みんなに言われて、お偉いご主人様は奥様がレイプされたんだって会社の人に…」
「もうやめて!」
と、ヒロシの母親は両手で耳をふさいだ。
自分でもよく舌が回るなぁと、今でも思うよ。
「それに僕、おばさんが訴えるんだったら、逆にみんなにこう言いふらすよ。『僕がなかなかヒロシ君との和解に応じようとしないから、おばさんが色仕掛けで僕を誘惑してきたんだ』って。こう聞いて、みんなどう思うだろうね。僕が捕まったとしても、おばさんの評判はガタ落ちだな」
そんなような事を言って、笑ってやった。
ヒロシの母親は泣き崩れた。
「ああ、わたし、どうしたらいいの…」
そう泣くヒロシの母親に向かって俺は、こう言った。
「ねえ、おばさん。俺の右手が治るまで、毎日僕のオナニー、手伝ってほしいんだ。今日みたいに乱暴しないって、約束するよ、絶対。ただ、ちょっとおばさんのおっぱいとか触らせてもらって、興奮してきたらおちんちんしごいてくれる、それだけでいいの。ね、僕の腕が治るまで」
ヒロシの母親はすすり泣くばかり。
「ね?元はといえば、ヒロシ君の暴力が原因なんだよ。ね?でも、おばさんが助けてくれるなら、僕も絶対、ヒロシ君の事は警察に言ったりしない。仲直りする。ね、いいでしょ?」
しばらくの沈黙の後、こくりと小さく、うなずいた。
それから10日ほど俺が学校を休んでいる間、平日の日中家族がいない時間帯に、こっそりヒロシの母親を呼んで、俺の性欲を処理させてたんだ。
今思えば親子どんぶりのチャンスだったかもしれないけど、ま、あの頃は母ちゃんだけで十分満足だったし、何より厨房に姉貴まで差し出させるようもってくほどの知恵と度胸もなかったし、ね。
散々その体を弄ばれて、精液ぶちまけられたヒロシの母親は、それでも翌日から律儀に俺のうちにやってきた。
平日の日中は父親はもちろん、母親もパートにでてて、弟は学校に行ってるので、家は俺一人、ってな状況だった。
翌日、ヒロシの母親がどんな服を着ていたかは詳しく思い出せない。
だが、服をまくり上げて俺に胸を見せていたから、きっとトレーナーか薄手のセーターを着ていたんだろう。
ただ、スカートをはいていた事は間違いがない。
なぜなら、俺は左手で彼女のむっちりした滑らかな太ももを楽しんだからだ。
チャイムが鳴って、ドアを開けるとヒロシの母親は人目をはばかるようにすっと、入ってきた。
だが、玄関先で肩をこわばらせて硬直したまま突っ立ってて、中に入ってこようとしない。
そればかりか、目を合わせようとすらしない。
歯をかみしめて、伏し目がちに立ちつくしている。
「いらっしゃい、今日は僕の部屋でしよう」
というと、ヒロシの母親はきらきら光る目でキッと、俺を睨め据えた。
その彼女の反応があまりに女臭く、はっと息をのむほど魅力的だった。
昨日のように乱暴な事をせず、今日の俺はせいぜい紳士的に振る舞うつもりでいたのだが、そんなヒロシの母親の姿態に、押さえていた欲望が爆発した。
やっぱり厨房だったんだな。
ヒロシの母親に飛びかかり、左手でぎゅっと抱きしめると、そのまま左手はスカートの上から熟し切った女のお尻を撫で回した。
そして、スカートの中に手を入れる。
湿った生暖かさのなか、太ももはひんやりと、すべすべしていた。
ぴくんと反応した後、きゅっと太ももが閉じられたが、俺の手はそのまま、絹の手触りのパンティにくるまれたお尻へと這い上がっていった。
そして俺の唇はヒロシの母親の唇を追って激しく左右した。
ほのかな香水の臭いが、俺の獣欲にいっそう火を注ぐ。
ヒロシの母親は唇をぎゅっと噛みしめ、首を大きく振って奪われまいと抵抗した。
俺は左手をヒロシの母親のお尻から離し、むずと髪の毛を鷲掴みにして、女の顔を固定したうえでその唇を奪った。
ヒロシの母親は、髪の痛さか唇を奪われた悔しさか、むぐっとのどを鳴らしてた。
しかしヒロシの母親は唇を口腔内に巻き込む形でぎゅっと噛みしめていたので、いまいち柔らかく瑞々しい女の唇を堪能する事ができず、ただ固いという印象と化粧品の味がかすかにしただけだった。
それが俺の、ファーストキスでもあった。
ヒロシの母親は俺を両手で突き放した。
右手をつってる俺はバランスをとれず、無様にしりもちをついた。
そんな俺を冷たく一瞥して、ヒロシの母親は靴を脱いで
「あなたの部屋はどこ?」
俺の指し示した部屋の方へとっとと歩いていった。
俺が慌てて後を追うと、ヒロシの母親は感情を押し殺したような表情でベッドに座った。
今日ヒロシの母親が来るというので一生懸命部屋を掃除した俺は、なんだか拍子抜けしたような気分だった。
「まあ、きれいな部屋」
とか
「男の子の部屋って、こんなんなんだぁ」
とでも、言ってほしかったのだろうか?
バカげてる。
ヒロシの母親は、彼女や恋人としてこの部屋に来たのではない。
俺の性欲を満たす、ただその為に自分の肉体を提供しに、羞恥心や矜持を深く封じてやってきたのだ。
それは彼女のうつろに一点を見据える視線や、わき上がる唾液を大きく嚥下し動くのど、膝の上に置きながらもなにやらもじもじと落ち着かない白い指先を見ればよくわかる。
俺が横に座ると、ヒロシの母親は躊躇わず、俺の部屋着のズボンに手を入れた。
左手しか使えない俺は、トイレの時などにも簡単に用を足せるよう、ジャージのズボンをはいていた。
すんなり、そして的確に、ヒロシの母親の右手が俺の、怒張しきったチンポを捉えた。
俺は思わず「ひぇっ」と情けない声を上げて、腰を引いてしまった。
突然下腹部にこそばゆさを感じ、そして性器を包む柔らかくすべすべした気持ちい肌触りを感じたのだ。
無理もない。
そしてヒロシの母親は、ズボンとパンツのゴムにさえぎられてぎこちないながらも、しかし繊細でなれた手つきで、俺のチンポをしごき始めた。
雷に打たれたような快感が脳髄に走り、頭の中が真っ白になり、俺は陶然とした。
まずい。
このままだと、あと5秒も待たずに、いっちまう。
ヒロシの母親としてみれば、変に自分の身体を弄ばれる前に、さっさと射精させてしまおうという魂胆なのだろう。
そうはいくものか。
俺は左手で思い切り、ヒロシの母親の肩を押した。
ひっ、と小さな悲鳴を上げてヒロシの母親は上半身を倒し、弾みで頭を壁にぶつけた。
スカートがまくれ、膝頭と白い太ももがあらわになる。
両手で頭を抱えてベッドの上に横たわるヒロシの母親を見て、
「おばさん、ふざけちゃいけないよ。ただおちんちん、こするだけじゃあだめだって、昨日あれほど教えてあげたでしょ?」
と言ってやった。
「もっと、おばさんの身体で僕を興奮させてくれなきゃ」
ヒロシの母親は涙を浮かべた美しい目を閉じ、悲しげに首を左右に振った。
そしてため息とともに、「わかったわ」と、自分の手を服の裾に持っていった。
昨日のように乱暴されてはかなわないと思ったのかもしれない。
しかし、すっかり諦めきったヒロシの母親の手の動きは、昨日のように遅々とまくり上げるのではなく、いっそ潔いほどに、ばっと服をまくり上げた。
まぶしいほどに白い肌と、キュッとくびれたウェストと、盛りあったベージュのブラが俺の目に飛び込んできた。
今となっちゃ色気のないおばさんブラなんぞに興奮などしないが、あの頃はまだ童貞(昨日は未遂ね)、やはり後頭部をぶん殴られたような衝撃が走った。
そしてそのブラも、昨日のように躊躇う事なく自ら、ヒロシの母親は押し上げた。
ゆっさと揺れて、乳房があらわれた。
「さ、好きになさい」
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