牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
50代の女です。最近、孫もできました。5年前の話です。私は病院の売店に勤めておりました。そんなに大きくもない病院の売店でしたので、1人で切り盛りしていました。 あれは、3月14日のホワイトディの日です。その日は雪が降っていました。 リハビリの横田先生が来ました。「あの、これ!」「なあに?」「この前のバレンタインのお返し!」「えっ!?」横田先生はいつもサンドウィッチと春雨ヌードルを買いにきてくれて、時間の許す限りいろいろ話をする間柄でした。自分の息子のようにも感じていて、なんでも話していました。先月のバレンタインのチョコはたまたま、午前中にお菓子の営業の人が私に「逆チョコ」とくれたものでした。変わったチョコレートだったので横田先生にあげたのですが、貰い物とは言えず…。「お返しだなんて、もらえないよ」「いいんです!それより、開けてみて!」「えぇ~…じゃ…」開けると、それは私が大好きなハートのネックレスでした。大感激した私は「うわー!ありがとう!」とレジのカウンターを飛び出して、横田先生のそばまで駆け寄っていました。私は感激で言葉も出ず、先生と2人リアクションに困っていた所に「すいませーん」とお客さんの声、"助かった"とばかりお互い微笑しました。本気の時は言葉も出ないものです。家に戻り、胸の開いた服に着替え、ネックレスを着けてみました。"素敵"夜、旦那が帰って来ました。当然ネックレスには気づかず、チョコのお返しもなく、お酒を飲んで寝てしまいました。その夜、私は久しぶりに女を思い出してしまい、お風呂でオナニーをしていました。横田先生のプレゼントのネックレスを握りしめ、絶頂感を感じていました。あれから1ヶ月。春は満開となりました。先生は相変わらず、サンドウィッチと春雨ヌードルを買っています。その日もヒマな午後でした。「桜観に行きませんか?」相変わらず唐突!「えっ?」「夜桜!最近有名な◯◯市の△△坂桜!」私はキョトンとなりながら、自分を指差し「私?」「はい!是非!」「ちょっとちょっと、こんなおばさん誘ってどうするの?もっと若い人さそったら?」「中嶋さんと行きたいんです。」その真面目な顔に惹きつけられました。「明日まで待って。旦那に聞いてみないと」別に聞かなくても、大丈夫なのは分かっています。ただ、ポーズと言うか…。翌日OKの返事をしました。凄く喜んでたカレ。1週間後、当日を迎えました。近くの銀行の駐車場に迎えに来てもらいました。生憎、午後から雨。冷たい雨。途中、もよおしてしまい、コンビニに寄ってもらいました。トイレは満員で外で待ってると、「あれ!中嶋さん!」と聞き慣れた声。例のお菓子の営業の人でした。私はこの人を好きではありません。「どちらに?」「夜桜見物よ」「へーどなたと?」「…」悟られまいと「旦那よ!」凄く不自然な私!「雨、寒いっすよ。風邪気をつけて下さいね!」と言って行ってしまいました。かなり、焦りました。車に乗りこむと、「誰?」「営業の人」「ふーん」ほどなく、△△坂の夜桜に着きました。雨に濡れた桜も、ものすごいキレイでした。私は気にもせず、カレによっかかり、腕を組み、どさくさに紛れて抱きつき、幸せでした。いっぱい写真も撮ってもらいました。そのあと、近くの個室居酒屋で食事をしました。その時です。「あ、倫クン!」振り向くカレ。「おー、百合子!」2人は近づき抱擁!「久しぶり!」百合子さんて人は私に軽く会釈し、横田先生に向かい、口パクで「ダレ?」倫クンは「あ、同僚だよ。」と素っ気なく。横田先生は席を立ち、彼女の元へ。ここへ戻ってくる数分、何時間にも感じました。私はさっきまでの年甲斐もない行動を思い浮かべ、顔を真っ赤にしていました。"なんて、はしたない"「私、帰る!」カレが戻ってきて、そう言ってしまいました。カレは困った顔をしていました。「彼女のトコ行った方、楽しいよ。じゃ、さよなら!」店を出ました。カレは追い掛けてきました。無視してタクシーに乗り、ホテルへ。自分が恥ずかしくて泣きました。それから、カレは買い物にも来なくなりました。病院ですれ違っても…。数日後、桜の日待ち合わせした銀行の駐車場を通りました。その時、カレの車が駐車場に滑り込みました。「「あ!」」お互いです。「中嶋さん、僕、アメリカに行くんです。研修で、もしかしたら、ずっと一生」「例の論文!?おめでとう!」前に聞いてた話でしたので、素直に喜びました。「あなたの◯◯の母親として誇らしいわ!」「母親…やっぱりそんな風にしか僕のこと考えてなかったんだ。」「そうよ」カレは黙って、ATMへ入りました。私は頭が真っ白になっていくのがわかりました。違う、違う、違う、違う、違う、違う、違う、違う、私はキャッシュコーナーのドアを開け、横田先生の後ろから、抱きつき、「ごめんなさい。あれから、ずっとあなたの事考えてた」「好き、好き大好き!」横田先生は、こちらに向き直って大胆なキスをかわしました。雨のキャッシュコーナー。◯◯市の小高い丘の上にラブホテルがあり、桜の木が1本ありました。桜の木の下には処女がその町のために埋まっているとか、その桜は異様なピンクで毎年咲き誇っていました。カレは部屋に入るなり、マドをあけました。桜は7分咲きです。私を裸にすると、桜の前で乳房を揉みしだきました。「あぁぁぁ…先生気持ち良いよ…」「もっと!もっと!愛してる!愛してる!愛してるゥゥ」先生の手が下の方へ下がってきました。立ったまま茂みの中をまさぐられ、人差し指を指フェラしています。「アァァ~立ってらんない」ベッドに倒れこみます。顔から足の指までしゃぶられ、焦らされて、焦らされて、私のあそこはぐしょぐしょです。「ガマンできないィ~あそこ、私のあそこ弄ってェ」「あそこじゃ、わかんないよ」「ちゃんと言わないと、先生診察できないよ!」「いじわるゥゥ!クリよ、クリトリスと乳首ィィ弄ってェェ~」先生は顔を埋め、ベロベロ舐めてくれます。指で乳首を軽く、激しくつまんでいます。波が押し寄せてきました。「アァァァ~いく、いく、いく、いくゥゥゥゥ~お胸でイッちゃうゥゥゥゥゥゥ~」50年生きてきて、オマンコ以外でイったのは初めてです。ヒクヒク身体が痙攣しています。私はお返しとばかり、先生を仰向けにして、おチンポにしゃぶりつきました。あまり得意ではありませんが、愛おしく、愛おしく、舐め回しました。私の口の中でますます大きくなる、先生のおチンポ!嬉しくて、嬉しくて!「オレ、ガマンできないよ!ミチヨさん!入れていい?」「私も、もう、もうアァァァ」私は正常位で、貫かれました。大きなおチンポで串刺しにされた気分です。「愛してる!愛してる!」私は頭が真っ白になりながら絶叫していました。それから四つん這いになり、お尻をはたきながらバックで、オッパイを揉みしだきながら側位、私が上になり、女性上位。「好き!好き!好き!すきぃぃぃぃ~いく!いく!いくゥゥゥゥ~」入れられながら、クリトリスを弄られ、私は自分でオッパイを揉みしだき、髪を振り乱し、「またァァァ!いくゥゥゥゥ~」絶叫し、そのままカレの胸に倒れこみました。カレは優しく抱きしめ、キス。また、正常位で、耳元で「オレもイキたい!」「イって!私の中でいっぱいイって!」カレは頷くと、また激しいピストンを繰り返し、私もまた、波が押し寄せてきました。「イクイクイクゥゥ~、オレ、イっちゃう!」「私もまた、イキそう!お願い、お願い、一緒に一緒にィィィ!」「あァァァ!イク!」「私もォォォ~」2人で果て、私は失神してしまったようですが、カレは優しく介抱してくれました。その後、お風呂場、洗面台の鏡の前で、チェックアウトの後はもの足りず、桜の木の下で立ちバックでやりまくりました。何度イったか記憶がありません。2-3日放心状態でした。先生はその後は相変わらず売店に顔を出し、サンドウィッチと春雨ヌードルを買い、時間の許す限り話をしていきました。先生がアメリカに行く前日、私からお願いして抱いてもらいました。夜景がキレイなスィートルームで。私は泣きながら、悶え、イキまくりました。翌日、先生はアメリカに旅立ちました。それから、私も孫ができて、若いおばあちゃんになってしまい、孫の世話で売店も辞めてしまいました。桜を見ると、思い出します。更年期で整理不順ですが、この時期はまだまだ女です。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
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