牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 10:04
夜中に由紀の喘ぎ声で目が覚めると、開けたカーテンから届く夜の街明かりを背景にして、バックスタイルでつながって動く妻とKさんのシルエットが見えましたが、眠気には勝てずに寝てしまいました。
また、しばらくして目が覚めると、仰向けに寝たKさんの屹立した巨根を口に含んで、頭を上下させている由紀のシルエットが見えましたが、このときも背中を向けて寝てしまいました。
翌朝、三人はなかなか目覚めることができず、追加料金を払ってのチェックアウトでした。 家に帰るとすぐに私は由紀を抱きしめてベッドに押し倒し、切ない興奮であっという間に逝ってしまったのでした。
「Kさんとのセックス良かったの」 「うん、なんか感動した…」
「えっ?」 「かず君とは違う、奥の方まで入れられて、最初ちょっと痛いかな、て思っていたら、どんどん良くなっちゃって…飛んだ」
「飛んだ?」 「うん。空飛んでた」
私は、撮影したビデオを見ては興奮しては由紀を抱き、何度も由紀の中で逝ったのですが・・・・それから半年たってもコウノトリは訪れませんでした。
ある日夫婦で連れ立って、大学病院の不妊外来に行きました。 検査をしてわかったことは、私が無精子症だということだったのです。 いつまでたっても子供ができないのは、私に原因があることを知らされたのでした。
子供を得るための選択肢は限られています。 悩みに悩んで結論を出したのは・・・・Kさんからの精子提供でした。
再度Kさんに連絡をとりました。 折り入って夫婦で相談したいことがあるというと、快く会っていただきました。 言いにくいことでしたが、前にKさん自身からの話で、精子提供の経験があるとのことでしたので、思い切って相談したのです。 私としても苦渋の決断でした。
Kさんは話を全部聞いた後、自分自身のことを話してくれました。 すでに16人の出産に関与したこと。 全員、無事健康児を得ていること。 1件だけ後で実子ができた夫婦があったが、きちんと長男として育てていること。 将来子が生物学的父親のことを知りたがった場合、教えても良いが、個人的な交際はしないことなど。
Kさんに法的な責任が発生しないよう弁護士の作成した契約書に同意すば、その書類作成費用だけで謝礼なしで精子提供するということでした。
私たち夫婦はKさんに精子提供をお願いすることにしました。 それからの毎日は基礎体温の記録に始まり、有機野菜や牛乳や鉄分の多い食品などをとり、毎日適当な運動をこなす妻なのでした。
場所は前回と同じホテルにしました。 Kさんと会う日の朝、私は自分を抑えられず妻を求めましたが、「今日はがまんして」と断られました。
夕方、待ち合わせの時刻にホテルいき、三人で夕食をとりました。 今回は和食にしました。 食事をしながらKさんは、「夫婦の性生活は続けていますか?」と質問しました。
今朝のこともあったので、由紀と顔を見合わせていると 「私はただの黒子です。大切なのは夫婦の信頼関係ですので、どうかご主人をたてて、夫婦の絆を深めてください。ただし…」Kさんは話を続けました。
「ただし、私も楽しみたいので、奥さんにお願いしたいことがあります…」
由紀は心配そうに「Kさんは何か特別にしてほしいことがあるんですの?」と聞くと「いや、ご心配なく。実は私の会社は輸入品のランジェリーや下着を扱っているんです。スタイルのいい奥さんに試着して、その姿を見てみたいんです」それなら私も見てみたいかもしれない、と密かに喜ぶ自分がいたのでした。
「あ、忘れていた、これは私の健康診断書。」 Kさんの健康診断書を受け取ると妻が内容を確認し、私たち夫婦とKさんについての宣誓契約書を渡しました。
夕食が終わって部屋に行行くと、窓の外は雨が激しく降り出していて、遠くでは音のない稲光が光っていました。
「これに着替えて頂けますか?」Kさんは妻に紙袋を渡しました。 「シャワーに行ってきますね」紙袋を受け取ると妻は浴室に入りました。
その間に私とKさんは、Kさんが持ってきた黒い浴衣に着替えました。 何やらペルシャ風の模様がはいって、アメリカの会社のものらしい。 そうは言っても生産国は中国だとか。 妻が浴室から出てきました。
おお~、黒と薄紫の下着のコンビの超セクシー・ランジェリー。 ベビードール、ポーランド製、ゴージャスな黒のレース模様の生地、薄紫のアゲハのような蝶の刺繍…あ、鼻血でそう。 だめ。 どんなデザインかはネットで検索してください。 百聞は一見にしかず。 シーイング・イズ・ビリービング。
あ、ほんとに鼻血でた…部屋を暗くして、Kさんと妻は見つめあい、ほほ笑みながらベッドに座ると、ゆっくりとキスを始めました……。 窓の外の夜のとばりの降りた街は、激しい雨の中で街明かりも滲んでいます…今は私が黒子です…黙って見ているだけの影のような存在。
妻は顎を上げKさんの舌を受け入れます。 妻のピンクのかわいい舌がチロチロと動き、Kさんの太めの舌と絡みあい、時に啜られ、時にKさんの舌が深く入ってきます。 妻の舌の上で、唾液が少し泡立っている…味わうようなキス…由紀は女を与え、Kさんから男を受け取る…体液が媒介する性の交歓。
Kさんのガウンがはだけて、下着の中のペニスがそそり立っているのがわかります… Kさんがキスをしながら、黒のランジェリーの上から透けて見える妻の乳首を指で弾くと、弾力あって固くなっているようでした。
Kさんは妻の右手を頭の上に挙げさせると、腋を丁寧に舐めました。 そこにフェロモンを感じているのでしょう。 匂いも味も気に入っているようでした。 それが終わると今度は妻がKさんのガウンを開けて、上から順にキスをして行きました。
Kさんの小さな乳首をピンクの舌を尖らせて、刺激し吸引するのです。 やがて、腹部からブリーフにゆくと、腰に手を回し、ブリーフの上から亀頭を優しく口に含みます。 ブリーフはすでにKさんの固くなった巨根でかなり持ち上ががっていました。 口をはずすとKさんのブリーフはそこの部分だけ妻の唾液で濡れていました。
次に妻はKさんのブリーフを引き下しました。 勢い良く18センチの巨根が跳ね上がりました。 嬉しげに妻はそれを見ると、陰茎にそって舌を這わせ、カリや亀頭を舐め、亀頭を口に含みました。
のどにつまらせぬよう注意しながら、頬をへこませて吸引し、頭を前後させていました。 淫靡な音をたててフェラを続けると、Kさんの息が荒くなり 「やばい、逝きそうですよ。奥さんバックになって…」
由紀はにっこり笑うと黒地に薄紫のアゲハ模様の刺繍のランジェリーは着たままで、黒のレースのパンティーを脱ぎました。
しかし片足首にパンティーはかけたままにして、ベッドの上で胸をついて、両手で自分のヒップの肉を左右に拡げました。 そして「Kさんの太くて大きいオチンチン、由紀に頂戴」と言いました。 2回目のセックスなので妻もリラックスしているようでした。
Kさんがゆっくりと挿入すると由紀は、「はあ~ん、ウ~ン…あたってるン…」と唸り声を出し、バックからでも奥にあたるようでした。 Kさんが妻の腰を両手でつかんで腰を振ると、しだいに妻の喘ぎ声が大きく色っぽくなって行きます。
Pan-pan-pan-panというヒップを腰が打つリズミカルな音と、妻の不規則なよがり声が、何ともエロチックです。 妻もよほど気持ちよいのか、妻の愛液でKさんのペニスも陰嚢も濡れて光り、シーツにもぽたぽたと愛液がしずくとなって落ちていました。 妻が呻きました。
「アン、アン、アン、気持ちいいよ~」 しばらくバック姿勢で腰を動かしていたKさんは 「今日は早く逝きそうです。奥さんがセクシーで、たまらないです…それに1週間以上、溜めていたので…」と、今夜のために1週間以上も出さずに、我慢していたことを打ち明けたのでした。
さらにエロチックなランジェリーが追い打ちをかけたのです。 Kさんは由紀の両脚を開くと、急ぐように挿入しました。 「ハア~~ン」Kさんは激しく腰を打ち付けます。 汗が滲むKさんの背中を抱くように妻が手を回しています。 喘ぎ続ける妻。 口を開けてキスを求める表情の妻。 Kさんがキスをして、互いに舌を転がすように動かします。
「私の子種汁を奥さんの中に出しますよ」 「出して、Kさんの子種汁、いっぱい由紀の中に出してぇ…」
もちろん危険日の中だしです。 Kさんが妻に完全に覆い被さると、妻はのけ反り、背中に爪をたてます。 Kさんが最後に大きく由紀を突き上げると、腰の動きがこで止まりました。
ビクビクとおしりが痙攣しているように見えます。 Kさんが由紀のなかで射精しているのでした。 すぐに由紀が反応して腰や腹部がカクカクと上下運動しています。 Kさんの子種汁を歓喜の絶頂の中で胎内に感じ、受け入れているのでした。
二人とも汗びっしょりでした。 しかし離れずしばらく抱擁を続けていました。 Kさんが妻にキスをして、ようやく二人は離れました。
「かず君来て」私を呼ぶ妻の声です。 そばに行くと「キスして」そう言うので汗びっしょりの妻のからだを抱擁して舌をからめました。
妻が私の股間に手をやると「やっぱり固くなっている」すぐに妻がフェラをしてくれました。 長い髪が額や頬に汗でへばり付いていました。
今日は大切な受精の日ですので、それで私は我慢しなければなりませんでした。 私の切なさを察してか、妻はその夜は3回、丁寧なフェラと「愛しているよ」の言葉を繰り返して抜いてくれたのでした。
その夜、私は二人とは離れて寝ましたが、Kさんと由紀は並んで寝ました。 1週間以上も溜めていたKさんは元気で、朝まで由紀の中で4回逝ったそうです。
ホテルの窓の外は大雨で、時々稲光がしていました。 夜中の3時頃は近くのビルに雷の落ちる音もしました。 その闇の中でKさんと妻は、夜が白々と明けるまで怪しく動き続けたのでした。
残念ながら、妻は一度では受胎しませんでした。 合計6回のKさんとの性交を必要としたのでした。
無事妻は男の子を出産しました。 妊娠後は、出産の連絡だけでKさんと妻は会ってはいません。 そのことは最初に契約書を交わしているので、大丈夫だと考えています。
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