牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 10:07
『欲しい……です……』 さとみは、とうとうこらえきれずに言ってしまった。夫のために、他の男性に抱かれようとしているさとみ……。 でも、女性経験豊富な雅治の焦らしのテクニックに、さとみは根を上げてしまった。
夫の直之に、さとみはすべてを捧げてきた。ファーストキスも、処女も捧げた。そんな、夫しか知らないさとみなので、愛のない他の男性に何をされても感じるはずがないと思っていた。そんな、乙女のような幻想を持っていた。
でも、さとみは自分の子宮の奥が、キュンキュンとうずくのを自覚していた。それだけではなく、繰り返される亀頭部分だけの短い焦らしのストロークの前に、奥まで欲しいと言ってしまった。
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