牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 10:08
私はかがんでフェラチオしている佳代の腰を引っ張った。 佳代はしばらく躊躇していたが、私が強く佳代の腰をひっぱると諦めたように私の顔をまたいだ。
私の顔の目の前に2つのローターのコードをぶらさげた性器とアナルがあった。 私はアナルのコードを引っ張った。
「ふくうぅぅぅ」
佳代が私の肉棒を咥えたまま声をあげた。 佳代の声帯の響きが肉棒に心地よかった。 思ったよりローターは奥に入りこんでいたようだった。
コードの長さにして約7cmくらい、引っ張り続けているとようやくピンクの頭が見えた。 アナルから1/3くらい頭が見える部分で止めた。 再びローターのコードをツンツンと引っ張る。
「ああん、だめぇ…」 佳代が肉棒を吐き出し声をあげた。
「咥えてなさい」 私は静かに言った。佳代は言われるがまま私の肉棒を咥えた。
私はアナルのローターを入口から半分出して、固定した。 佳代の喘ぎにならない喘ぎが私の肉棒に伝わった。
次に私は膣の中の大き目のピンクローターのコードを引っ張った。 膣口からは簡単にヌプッと大き目のローターが飛び出てきた。 私はベッドの上にあるバイブレーターをさぐりだした。 そしてそのバイブを佳代の膣口にあてがうと、ググゥゥ、根元まで一気だった。
「あぁあぁあぁぁぁぁァァァァ………」
佳代が我慢しきれず大きな声をあげた。 いきなり上半身を起こしたので、佳代のマ○コに突き刺さったバイブが私の頭にあたる所だった。
佳代の乳房が下から眺められた。 私は佳代の背中に手をまわして屈むように力を入れ再び69の体勢にした。 佳代の身体の中にバイブが奥深くまで突き刺さっていて、手を離しても、もう抜けない。
私はバイブレータのスイッチを入れた。 ビュインビュインと佳代の膣の中でバイブの頭がまわっていた。 クリトリスを刺激するベロの部分はちょうど包皮のあたりを細かく振動させていた。
「んあぁぅぅぅゥゥゥ………」
佳代は肉棒を口に含んだまま声をあげていた。 私はクリトリスの部分にバイブの振動する部分に当てて左右にバイブを回転させた。 佳代にはもうフェラチオする気力はないようだった。 ただ口で咥えていだけだった。
私は69の体勢を逆にした。 オマンコにバイブ、アナルにローターを入れたまま佳代を寝かせた。 そして、佳代の頭をまたぎ半開きの口の中に肉棒を差し込んだ。
はじめだけほんの少し舌使いがあったが、私がバイブを動かしはじめるとまた咥えているだけになってしまった。 私は佳代の口の中の肉棒を自分で動かし始めた。 佳代もそれに応えるかのように口をすぼめた。 少しづつ、少しづつ私はグラインドを大きくしていった。
「んんん…んんん…」
佳代が限界を告げた、もうこれ以上は奥に飲み込めないようだった。 私は佳代の反応を見ながら肉棒をグラインドさせていた。 私の股から覗く佳代の顔、必死に口を開けて肉棒を口に受け入れる若い娘、その顔がとても淫らだった。
口を塞がれながら佳代は股間の埋められた2つのオモチャに激しく反応していた。 バイブを出し入れするたびに佳代は鳴咽のような声を肉棒に伝えた。 半透明のバイブは佳代の膣壁の赤い色を映し出していた。 佳代の膣に入っている透明部分だけが赤いバイブのように見えた。
小陰唇を引き込みながら膣をかきわけ、再び陰唇をめくり上げながら透明なバイブが出てくる。 バイブの胴の部分の不整列な起伏が佳代の膣口を歪ませる。
ローターを飲み込んだアナルも小さな口をヒクヒク痙攣させていた。 しばらく佳代の口を自分勝手に犯した、私はようやく佳代の口を解放した。 途端に佳代の喘ぎが激しくなった。
「はあぁぁぁァァァ……もお駄目ぇぇェェ……いっちゃうよぉぉ」 「まだまだぁ」 「はやく…入れてぇ………」
佳代の手が私の肉棒に触れた。 私はより一層バイブの出し入れを激しくした。 佳代は股間を高く持ち上げ、ブリッジをするかのように膝を立てた。 アナルにめり込んだローターのコードがブラブラと垂れ下がっていた。 こんなにも乱れている佳代がとても嬉しく思えた。
同時に私自身の肉棒で感じさせてやりたくなっていた。 私は佳代の身体からバイブを引き抜いた。 白濁した淫液がバイブを艶めかしく光らせていた。
私はアナルのローターはそのままに佳代に上に重なった。 肉棒を挿入しようとすると佳代の腕が背中にしがみついてきた。 そして私の身体を強く抱きしめた。 私も佳代を強く抱きしめ返した。
佳代の脚が私の腰に絡まり、私の肉棒は抱え込まれるように佳代の身体の中に入っていった。
「あぁ、やっぱり熱い………」 バイブと肉棒は違うのだろうか。佳代が言った。
私はアナルのローターの振動を佳代と共に感じていた。 細かいバイブレーションが肉を隔てて伝わって来る、思っていた以上の快感だった。 ローターは佳代のアナルの奥深くにあるらしかった。 ちょうど亀頭の真下あたりだった。
「おお、痺れるな」 「んん…痺れてる………」
私は佳代の身体を松葉崩しの体位に変えた。 今度は亀頭の横にローターの丸みと振動を感じる。 そしてバック。佳代のアナルからコードが一本出ている。 私はコードを持ち、また引っ張った。グググ………。
「あぁあぁぁぁァァァ………」 佳代が再び大きな声で喘ぎだした。
「動かしたほうがいい?」 「あぁ…動かす方が…イイ………」
私はゆっくりと佳代のアナルの中のローターを引っ張り出していった。 ローターの音がだんだんと大きくなっていく。 「アウッ」アナルから小さな方のローターが転がり落ちた。 私はもう一つの大きいロ―ターをアナルにあてがった。
「こっちのを入れるよ」 「うん………」
私は長めのローターを手にとりスイッチを入れた。 ローターが佳代のアナルに飲み込まれていく。
「ふんはぁぁァァァ………」 アナルを攻められると佳代は変わった喘ぎ声をだす。
「入ったよ………」
すこし長いローターはアナルの奥へ飲み込まれなかった。 アナルの口から少しだけ頭を出して止まった。 ローターの振動が膣と直腸の薄い肉を通して伝わって来る。
私はローターの頭の部分をつまんで回そうと思ったがすべって掴めなかった。 私は諦め、バックの体位のまま佳代の股間へと肉棒を抜き差ししていた。
「ねぇ、これ入れてもいい?」 私は佳代に言った。
「え、大きいの………入れるの………?」 後から突かれながらも佳代は後を振り向いて言った。
「入ると思う?」 腰を動かしながらバイブを佳代の目の前に出した。
「わかんない………」 「痛かったらやめよう………」
私は佳代から肉棒を引き抜き、正常位に佳代を寝かせた。 そしてアナルに入っているロ―ターを引き抜いた。
「なんか痺れててもう何も感じなくなっちゃった………。」 佳代が言った。 丹念に佳代のアナルを指で愛撫した。膣口の愛液と私の唾で佳代のアナルは中まで完全に潤った。透明なバイブにも唾を塗りたくった。
「入れるよ、力抜いて………」 佳代が肯く。
グウィィィ。ヌプゥ。 「んあっ」
バイブの亀頭が佳代のアナルにめり込む。 私の肉棒とさほど大きさは変わらないはずだったから無理は無いはずだった。
「全部入ったよ」
バイブレーターが佳代のアナルを大きく押し広げてしっかりと収まった。 アナルの皺が伸びてバイブの胴を締め付けている。 アナル口が卑猥にうごめいていた。
「入ってる………」
私はバイブを握ったまま、スイッチを入れた。 ヴィンヴィンヴィン…。佳代のアナルの中でバイブが回転を始めた。 肉棒にはまず真似のできない動きだった。
「ああっ………だめぇぇ………」
私はバイブから手を離した。 そして佳代の赤く熟れた膣口に肉棒を挿入した。 アナルの固いバイブの感触を感じながら、生で入れてしまった事に気付いたが、そう簡単には抜けなかった。
私はバイブを後手に掴んだ。玉袋の下の柄の部分を持ち、肉棒と同じ動きでアナルをも攻めた。
「いやぁあぁぁぁァァァ………」
佳代は痛がっているのだろうか、しかし佳代の顔は苦痛では無いように思えた。
「痛かったら言って」
私は佳代にそう言ったが、もう聞こえていないようだった。 すぐに佳代は一度めのエクスタシーに達した。 身体をかがめ膣口が痙攣する。 バイブを持った右手にもその力が伝わる。 そして2、3度………。
私はコンドームをかぶせるタイミングを逸してしまった。 佳代はイキ続けている。 ここで肉棒を抜くわけにはいかなかった。 でも私にも限界が近づいていた。佳代の絶頂に歪む顔を見ているとそれは尚更だった。
マズイ………。しかし腹に出すのは何か物足りなかった。 こんなに感じている佳代が少し腹立たしかったのかも知れない。
「佳代、佳代………」
佳代の顔が安らぎの顔へと変化していくのを見ながら私は話しかけた。 佳代がうっすらと目を開いた。
「口に出すぞ」
佳代の表情に驚きのが現れたが、目が肯いていた。 私はバイブはそのままに肉棒を激しく動かした。 限界まで我慢に我慢をかさね、その瞬間、口を空けて待っている佳代の枕元に行った。
そして佳代が目をつぶり口を大きく開いているのを見ながら右手で絞り出すように、ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!精液を佳代の口の中に飛ばした。
一滴も漏らさなかった。 快感は数十秒も続いたかのように思えた。
私がイッタ後でも佳代は肉棒を優しく舌で舐め上げてくれた。 佳代の口の中に私の精液がネトついているのが分かった。 そして佳代はそれを飲み込んだ。
「こないださぁ、なんであんなに急にF上手くなったの?」 「だってレディコミに一杯テクが書いてあるもん」 「そか、それで短期間であれだけ上手くなったんか」 「ウマイ?」 「かなり上手くなったんじゃない」 「わーい、嬉しい」 「でもマダマダだな」 「いいもーん、もうしてあげないから」 「スミマセンデシター」
しかしそんな身体だけの関係は長くは続かなかった。 佳代が私の彼女を意識しはじめたのだ。 佳代からの電話が億劫になるのに時間はかからなかった。
『彼女といつ会ったの、したの、今度彼女とはいつ逢うの、私とはいつ逢えるの。』 私も辛かった。佳代の方がズット辛いのは分かっていたが………。
佳代との終り方はあっけなかった。
「Hだけの関係なら、これ以上もう逢いません。さよなら」
それが私への最後のメッセージだった。 私はその言葉の裏に、佳代のすがるような気持ちを感じた。 しかし私はその答えをとうに出していた。それは出逢った時から決まっていた事だった。
こうなる事を予見しながらダラダラと関係を続けていた自分に嫌気がさした。 私はそれ以来、長期の関係を避けるようになった。
佳代は今、音楽関係の専門学校に通っているはずだ。 幸せでいてくれる事を祈る………。
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