牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 10:08
「こないだ時間なかったから、悪かった、今度は絶対買ってやるから」 「だめ、それだけじゃ許さない。スッゴク楽しみにしてたんだから………」 佳代が受話器の向こうでホントに怒っていた。
「分かった2個買ってあげるから」 「2個もいらない」 「じゃぁな………、長いのも買ってやるから」 「うん!!」
佳代は絶対にスケベだった。
ピンポ~ン。HTLの部屋のドアホンも普通の家のと同じだった。 私はドアを開けた。 受け付けのおじさんが立っていた。伏目がちに私に紙袋を渡すと、「会計はお帰りに」と一言残して去って行った。
「ほれ、プレゼントだい」 私は佳代に紙袋を渡した。 佳代はベッドに寝転びながら私の持ってきたビデオを見ていた。
「わーい、わーい」 佳代は紙袋から箱に入ったチャカと長いチャカを取り出した。 そしてスイッチを入れた。 電池も入っているようだった。私もオモチャにスンゴク興味があったが、佳代と一緒になって嬉々と眺めるのには、なんとなく気が引けた。
私はベッドの端に座り、煙草を吸っていた。 佳代がスイッチを入れたままのチャカを私に渡した。
ヴィィン・ヴィィン・ヴィィン。 長いチャカは回転しながら根元の部分の突起部分で細かいバイブレーションを起こしていた。
ジィィィィィ。丸いチャカは大小の二つがあった。中に小さなモーターが入っているのだろう。 まるでポケベルと同じ振動だった。
二つの丸いチャカはお互いが同じ電源コードで繋がっていて、個々にスイッチがあった。 ビデオの中でしか見た事のない物体が目の前にあることが、私には不思議に思えた。
「俺はシャワーあびるぞー。一緒に入るか?」 私はオモチャを佳代に返してベッドから立ち上がった。
「すぐあとから入るぅ」 佳代はまだ色々とオモチャをいじっていた。
風呂場に入ったあと、私は歯ブラシを忘れた事に気づきバスルームから出た。 視界の端に、佳代が股間にピンクのチャカをあてがっているのが見えた。 私は気付かない振りをした。
「早く来いよー」 ドアを閉めながら私は声をかけた。 鏡に映った私の顔がニヤついていた。
バスルームから出たも、佳代はベッドの上で寝そべりながらビデオを見ていた。 「佳代の、ウソツキ」 「いんだもーん」 佳代はそう言って、バスルームへと消えた。
ベッドにはチャカが置いたままだった。 私はバイブレーターを手に取った。 思ったより大きくはないようだ。 意外と重い。 手触りは本物と同じような質感だった、ただひんやりと冷たい。 シリコン製なのか、透明感のあるゴムを通して中心に芯棒があるのが見えた。
私はスイッチを入れた。ブーンブーンとさっきよりも静かにチャカは首をふりはじめた。 子供のときに遊んだおもちゃ、レールの上を走るミニカー?と同じ電流の制御をしているようだった。
もう一つのスイッチで根元のモーターが作動した。 それがクリトリス用のバイブレーションだった。こりゃ便利だわ。 もう一つの丸いローターも同じような仕組みになっていた。 こちらは単純でただバイブレーションの強弱のスイッチだった。
私はチャカを枕元に並べてベッドに横たわった。 「おもちゃ、見てたんでしょう」 佳代が言った。
「ああ大丈夫、まだ使ってないから」 笑いながら私は言った。
「コッチ来いよ」
私はすぐに電灯をほんのり暗くした。佳代はバスタオルをまいたまま、ベッドの端に座った。 私は座っている佳代を抱き寄せ、佳代の喉元から左右のうなじを唇で愛撫した。
「ん…あ……」佳代が吐息を漏らす。 「今日はゴム付けなきゃだめだよね」 「うん」
私はいつもと同じように佳代の身体全身を愛撫していたが、またイジワルな事を思いついた。 私は佳代の身体から離れベッドからすべて掛け布団を枕の方に寄せた。 そして佳代をその布団にもたれかけさせた。
キョトンとした顔つきで佳代は私の顔を見ていた。 薄明かり、といってもかなり明るい電灯の下で佳代は裸のまま体育座りをしていた。
「はいこれ」 私は二種類のオモチャを佳代の目の前に置いた。 佳代はもう察したようだった。 私は小さなローターのスイッチを入れた。 ビィィィィィィ………。ローターが小さく唸った。
「どーぞ」 私は佳代の手をとって、両方の手に一つずつピンクローターを握らせた。 そして佳代の両方の手を二つの乳房に優しく押し付けた。
「あん、やだぁ………。恥かしい」 両胸を両手で覆いながら佳代はかぼそい声で言った。
「だめ、せっかく買ったんだから自分で使いなさい。俺はここで見てる」 「やぁだ、やぁだ」 佳代はピンクのローターを布団に投げ出した。
「いやじゃないんです」 もしかしたら私サディスト?私は佳代に語気を強めた。
「自分で拾いなさい」
佳代はしぶしぶと両方のローターを拾った。 振動が共鳴しあってローターはガチャガチャと音を立てた。
「音がうるさいですね」 「明かり消していい?」 そういいながら佳代は自分で電灯を少し落とした。
私は何も言わず煙草に火をつけた。 暗闇の中で殆ど何も見えない。 けれどローターの唸りは佳代の胸のあたりから聞こえた。 私は電灯をすこし明るくした。
「ヤダ………」 そういっても佳代は両胸に大小のローターをあてがったままだった。 ローターの音がときおり鈍くなる。 佳代が乳首に押し付けていた。
「はあああ…」 佳代が深呼吸した。
「どうです、気持ちいいですか?」 私は煙草の火を消した。 ゆっくり佳代は肯いた。
「気持ちいいですかって聞いてるんですけど」 「イイです。んふ………」 佳代が少し笑った。
「笑っちゃ、駄目だよ」 私も笑ってしまった。
「もう、やだぁ」 佳代は笑いながらローターを投げ出した。
「コラ、なんてもったいない事するんだ」 私は佳代を押し倒し、両胸の乳首にロータ―をあてがった。 細かい振動が指先に伝わる。
「あぁぁぁ………、なんか…くすぐったい…」
私はローターを乳首にあてながら手の平で2つの乳房を強くもんだ。
「痛くないですよね」 「痛くないです………はぁァ」佳代が大きく深呼吸する。
私は寝そべった佳代の両脚を少し開いてその間に入り込んだ。 「脚を開きなさい」 私は佳代の脚を押した。 佳代は太股を下から持ち上げるように抱えこみ、自分から大きく脚を開いた。
「ヤラシイ女の子ですね」 私の目の前に佳代の性器がむき出しになる。 サラっとした淫液がアナルの方まで垂れてテカテカと明かりに照らされていた。
「もおベチョベチョですよ。はい、自分でしてみなさい」 私は佳代にローターの一つを渡した。 佳代は恐る恐るローターをクリトリスにあてがった。
「ああっ」
私は佳代のクリトリスの包皮をめくってやった。 ピンクのローターとはまた違ったピンク色の突起がローターの振動と一緒に細かく震えているのが見えた。 私はもう一つの大きな方のローターを拾い佳代の膣口の周辺にあてがった。
「どうです、気持ちいいですか………?」 「しびれ…ます………」 「気持ちいいか聞いてるんです」 「気持ちいいです………」 「じゃ、もっと自分で動かしてください」 「はい………」 佳代の膣口がヒクヒクとうごめく。
佳代の手の中のローターが左右に動き、クリトリスを刺激している。 私も負けじと、膣口のまわりを振動するローターで刺激した。 佳代の膣口がさらにパクパクとうごめきを増した。 私は佳代の膣のなかに指を入れた。
「ああぁ………それは指……?」佳代が言った。 「指ですよー、ローターの方がいいですか?」 「あぁぁ、指でいい………」 「なんだ指でいんですか、じゃこの長いのもいりませんね………」 私はバイブレータ―を少し遠くに放った。
「あぁぁぁ」 私は佳代の膣壁を指先でえぐるようにかきだした。
「指でいいんです………」 「でも、ホントウは入れて欲しいんですよね、入れてみたいんですよね」 「はぁぁ………」 佳代は自分の持ったローターだんだんと早く動かし始めた。
「はっきり言った方がいいですよ、入れてほしいですか?」 「あぁぁ入れて欲しいです」 「何を入れて欲しいんですか」 「これ………」 「これ………?」 私は佳代の持っているローターに触れた。
「そっちは自分で好きなとこやってなさい、コッチの方なら入れあますね」
私は指を膣の中から引き抜いた。 そして大き目のローターを佳代の膣口にゆっくりとゆっくりと差し込んでいった。
ニュルウゥゥゥゥ………。ビィィィビュゥゥブゥゥゥウゥゥゥンぅぅぅぅ……。 膣口から細いコードだけを残して大きいほうのローターが膣の中に消えてしまった。 佳代のお腹の奥深くからこもったローターの響きが伝わってくる。
「はあぁぁァァァァ………、しびれるぅぅゥゥゥ………」
佳代が声をあげた。クリトリスのローターの動きが止まった。 私は佳代から小さなローターをとりあげると佳代のむき出しのクリトリスにあてがった。
佳代は自分から右手と左手で脚をかかえさらに大きく開いた。 私は左手で佳代のクリトリスの包皮をめくり、クリトリスだけにローターの細かい振動を伝えた。
「あううぅぅぅ………」
佳代はいつもとちがった喘ぎ声をあげていた。 私は佳代の下腹部に耳をあてがった。身体の奥でローターが唸りを上げているのが聞こえた。
「お腹のなかで音がしてますね。どこで音がしてるんでしょう、わかりますか?」 「わかりま…せん………けど………」 「けど?」 「たぶん…子宮の下………」 「そぉか、じゃあ、ここはどこです?」
私は膣に飲み込まれた大きい方のローターのコ―ドを引っ張った。 ニュルっとローターが少しだけ顔をだした。
「はぁぁぁ………、そこは入口………」 「じゃあ、ここは?」
私はクリトリスにあてていた小さなローターをアナルにあてた。 アナルに緊張が走る、ヒクヒクとした緊張ではなく、力を入れっぱなしでアナルはキツク閉じたままだった。
私は小さい方のローターを膣口の淫液で濡らすと、キツクしまるアナルに埋め込もうとした。
「ひやぁぁぁァァァ………」
佳代が叫びにも似た声をあげた。
「痛くない。痛くない」
私は震えるローターをズブリとアナルに沈めた。 佳代の身体の中から2つのローターの唸りが聞こえた。私は佳代の手を引いて上半身をベッドから起こした。佳代の股間からコードが二本出ていた。
私はベッドに立ち上がり、いきり立った肉棒を佳代の目の前に突きだした。 佳代は虚ろな目をしていたが、なにも言わず私の肉棒をカプ………咥えこんだ。
私は佳代の頭を持って自分で腰をふってイラマチオ?させるつもりだったのだが、咥え込んだ佳代の変貌ぶりに驚いた。
舌の使い方が先週よりもぜんぜん違っていた。 歯をあてることもなく肉棒全体に舌をからませてきていた。 そして自分から頭を動かし、肉棒の根元まで奥深く飲み込んでいった。
「どうした、こないだとぜんぜん違うぞ」 佳代は私の肉棒を咥えながら肯いた。
「ウマイ…いい…」
私は佳代のテクニックの上達ぶりに驚いた。 誰に教わったんだ。 という疑問もわいてきたが、佳代のテクニックのせいで頭が集中できなかった。
佳代の手が玉袋に触れてきた。 うう、コイツ…。玉袋を優しくなでまわしながら亀頭の先から玉袋までを舌で舐め上げる。
いつのまに…。立っている私の脚を広げて顔をかたむけながら私の玉袋持ち上げ私のアナル近くまで舐めてきた。
私は思わず、仰向けに寝転んでしまった。 佳代はそれでも私の肉棒を咥えたままついて来た。 そして、激しく口の中で舌を使いながら上下運動をし続けていた。
ふふふ………。でもまだ甘い。佳代の単調な動きに私は馴れてきてしまった。 イキナリの上達には驚いたが、まだまだだな………。
<続く>
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