狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

15-06-14 10:08

「しっかり運転しろよ」「はい、ご主人様」芳美はそう答えて気を取り直した。僕は助手席で前を見ながら、他の女たち、特に加奈さんと智子の事を思った。芳美だけが抜け駆けしていて彼女らは面白くないに違いない。四人の女たちを等しく性奴隷として扱うつもりでいた僕自身が芳美に特別な思い入れを持つようになってしまっていて考えるところもあった。以前は加奈叔母さんだけに夢中になっていたのにいつしか芳美の方に重心が移ってしまっている・・・。勝気でいながら、はるか年下の凌辱者の僕に従順でいる点が叔母には無い魅力で、それが僕のサドっ気を一層くすぐっていた。勿論、芳美の体そのものにも他の三人とは違う魅力がある。                              駅に着くと!
は彼女に、「明日も会おう」と言った。芳美は又悩める表情になって僕を見ていた後、「嬉しいけど、こんな状態がずっと続くのかしら・・・」と呟いた。僕は答えられなかった。「あなたはまだ高校生ですものね」「芳美・・・」その手を取った。性関係では主人として強く出られても、まだ両親に養われていて独立出来ない立場では所詮限界があるし、芳美自身も離婚がまだ叶わないから余計中途半端な状態にならざるを得ない。早く打開したいにも、僕が学校に通っている以上無理だ。「もっと早く生まれたかったな・・・」                    別れなくてはならないのになかなか踏ん切りが付かず、僕たちは駅前の道路脇に車を停めたままおとなしくしていた。日は一層西に傾き、辺りは薄暗くなっ!
ていった。駅や街灯などに明かりが点き、車!
行き交う人々がせわしなく感じられた。ようやく僕たちは明日日曜日にも再び会う約束をして時間と場所を決め、名残惜しいまま別れた。                                家に着いた時はすでにすっかり暗くなっており、予想通り母さんに怒られたものの気にせずに夕飯を取った。父さんはもう食べ終え、夕刊の新聞を開いて読んでいた。母さんと違って僕の事にはあまりうるさく言わないのが助かる。食べながら僕はふと、母さんはもしかして欲求不満のせいでかりかりしているんじゃないか、と思った。これまで三人の大人の女を抱いて来ていっぱしの男になったつもりでいた僕は飯を頬張りながら無意識の内に母親の体を好色の目で見ている事に気付いて戸惑った。まさか自分の母親を・!
・・と否定したものの、かえってそれが強い意識となって勃起してしまうのだった。僕は平静を装いつつもさすがに動揺を隠せなかった。そしてそれを両親に気付かれるのを恐れて早々に夕飯を済ませ、二階の自室へ行った。ベッドに掛け、母さんの事を思うまいとしたが、逆に興奮して体が小さく震え、肉棒からはエロ液が異常なまでに流れ出るのだった。怖いままズボンとパンツを脱ぎ、ティッシュペーパーを何枚かまとめてつかんで肉棒の先に押し当てたが、それらはすぐにエロ液でびっしょり濡れてしまい、ハンカチで先を押えながら新しいティッシュで股間や脚などを拭いた。それは禁ずるべき忌まわしい思いのせいで僕の異常な情欲をたぎらせ続け、しまいにはそれに負けてオナニーしながら頭の中で母さんを強姦した!


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