この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ
軽い冷房を掛けて椅子に座り、もうすぐ始まる過激なエロ・ショーを思って緊張した。
それからコーヒーを飲もうとカップを口に付け、暖かく濃厚な液体を何とか喉に流し込んだ。
かつては加奈叔母さんだけに夢中だったのに今では四人の女を支配し、さらに実母も毒牙に掛けようかとしている・・・。
『今ならまだ間に合う・・・』
やめた方がいいという心の声が優勢になって行く一方で僕の分身は興奮が治まらず、ズボンとパンツを下ろして肉のトウモロコシを露わにして眺めた。
叔母、人妻、女高生を犯して悦ばせてきた肉の塊。
これがいよいよ実の母親の性器に入ろうと期待に震えている・・・。
それは一番の異常さだけに一層興奮するのだ。
僕はこの分身をもはや制御しようとせず、それに引っ張られるままでいようと決めた。
『必ず成功する』
不敵な笑みを浮かべ、コーヒーを飲んだ。
時間はどんどん過ぎて行き、空腹でパンをかじっていると携帯電話の呼び出し音が鳴ったのでそれに出た。
智子からだ。
「もしもし」
〈今日は友里恵ちゃんも一緒なんですか?〉
不満そうな口調にも構わず、「ああ。四人共だ」と平然として答えた。
〈・・・〉
「道はわかるか?」
〈コンビニの前を通るんですね?〉
「そうだ」
〈じゃあ、行ってみます・・・〉
「電話はそのままでな。わからんくなったら又聞いてくれ」
〈はい〉
智子の沈んだ声が失望の心中を感じさせて少し苦笑した。
僕はいよいよ計画を実行させようと部屋を出て階段を下りて行き、居間へ行った。
そこでは母さんが一人でソファに掛けてテレビを見ている。
「父さんは?」
「又いつものパチンコ」
母さんはテレビを見ながら答えた。
『良かった』
邪魔者がいなくなって第一段階は成功した。
敷居際で母さんの体を眺めた。
白地に黒い格子模様の半袖服と薄紫のスカートという平凡な格好で、痩せ気味なので胸はあまり盛り上がっておらず、女としてたいして魅力は無いのに僕の肉棒は引くついている。
「何?」
母さんは僕の視線にいつものつっけんどんな様子で聞いたが、「いや」と平静を装って自室に戻った。
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