牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
私が23歳の時の話です。 高3の同窓会があり、最近まで地元を離れていた私は久しぶりに皆と顔を会わせました。 普通に飲んで食べて盛り上がり特に仲の良かった数人で後日キャンプへ行くことになりました。 恥ずかしい話ですが、私は本格的なキャンプは初めてで、どんなものかとても楽しみにしていました。 参加するのは男女3人ずつの6人で男がY、T、H。女は私とY子とN美です。 でも当日は天気が悪くてあいにくの大雨でしたが、みんなで分担して料理の材料を買いそろえていたので、どうしようかと思っていると参加者の一人のYから電話があり 「材料が勿体無いからTのアパートで作って食べよう」とのこと。 キャンプが中止になったのは残念だったけど、確かにこのままにしておくのも勿体無いのでTのアパートへ向かいました。 4時過ぎに行くともうみんな集まっていて準備をしていました。 私の担当はバーベキューの仕込みだったのですが、部屋の中では無理なので肉と野菜を炒めることにしました。 料理を食べて、ビールを飲んで、高校時代の思い出話やもう一度高校生に戻りたい、などと当時を振り返る話をしました。 この6人は河原で花火などをして遊んだ仲でしたが カップルではありませんでした。 本当に仲のいい友達という関係でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いつの間にか寝ていました。 そんなにお酒は飲める方じゃなかったけど、ついつい飲みすぎてしまったのです。 ボーッとした頭で周りを見渡しましたが誰もいません。 みんな買い物にでも行ったのかな?と思っていると、奥の部屋からボソボソと声が聞こえてきました。 「、、、綾子達が起きちゃう、、、、」 そっと近づいてふすまを開けてみるとYがY子を後ろから突いていました。 「アン、、、ン、ンッ、、、」というY子の小さな声と、パンパンパンという身体と身体が当たる音が聞こえてきます。 他人の、しかも友達のセックスを実際に見るのはもちろん初めてで驚いて(どうしよう。無理矢理なのかな?でも違うみたいだし、、、) とあれこれ考えてしまいました。 その時、後ろから私の肩をツンツンと誰かが突きました。 Tでした。 私が何か言う前にTは「しーっ」と人差し指を口の前に持っていき 「こっちへ来て」という手招きで私を呼びました。 私とTは別の部屋へ移りました。 そこでTは「なんか変な気分になってくるよね。そろそろ俺らも・・しない?」と言いました。 (ハァ?何言ってるの?そんなことするわけないでしょ) そんなつもりで集まったわけじゃないし、第一私には彼氏がいるのです。 当時「だって友達でしょ?普通友達には手を出したりしないでしょ?」という大甘な考えが私の心の中にあったのは事実です。 頭にきたので無視して部屋から出ようとすると、Tが私の腕を掴み、強引に振り向かせてキスをしてきました。 「うんっ、、、、んんんんんんっ」 私がビックリして口を離そうとするとTは私の胸に手を伸ばしてきました。 ちょうど生理前で少し胸が張っていて感じやすくなっていた私は揉まれただけで「ふーーーっ」と鼻から大きく息を出してしまいました。 Tは「俺さ、高校の時、綾子さんの事が好きだったんだよ」と言い、私を強引にカーペットの上に寝かせました。 「その気持ち嬉しいけど、こんなのはヤダ。彼氏じゃないでしょ?」と私は抵抗しましたが、Tの手が素早くTシャツの下に潜りブラを押し上げ 私の胸を直接触ってくると、胸から先が引っ張られるような感覚になりました。 「思った通りだ。おっきい」そう言いながら、Tが私の乳房を揉み乳首を人差し指と中指でコリコリしてくると、敏感になっている私はそれだけでどうかなりそうでした。 そしてTシャツをまくられ、背中に手を回してブラのホックを外されました。 「、、、ぁぁ、すごい。いいオッパイしてるじゃん。Dくらいありそう?」 少しずつ私の抵抗する力が弱くなっているのを感じたのかTは私の乳首に下を這わせてきました。 「ひゃ、、、ダメ、、、こういうのはダメ、、、エッチはだめぇ」 Tは私の乳首を吸いながら手を下に伸ばし、スカートの下に潜り込ませると、一番敏感な部分を下着の上から刺激してきました。 このままでは本当に最後までしてしまうと思い、最後の力を振り絞って抵抗しようとしましたがお酒も残っていたし、Tの指使いの上手さもあって思うように抵抗できませんでした。 Tは私の下着をスルスルと脱がせ、私の股を開きました。 「高校の時にこんな事するのを何回想像したことか」とTは興奮した様子で呟きました。 そんな恥ずかしい言葉責め?と彼氏以外の男に秘部を晒しているという恥ずかしさから、私のアソコはいつも以上に濡れてしまっていました。 Tは待ちきれないとばかりに直接クリに舌を這わせてきました。 それは男性経験の少ない私にとって今まで経験した事のない刺激でした。 Tは私のクリの周囲を吸い、舌で優しくそして激しくリズミカルにチロチロと転がしてきました。 押しては引く波のような刺激に私はイキそうになりましたが (ああ、ダメ、イキそう)という時になるとスッと舌を離すのです。 気が変になりそうなくらいの焦らされ方でした。 (ごめんね○○(彼氏)、私、私、、もう抵抗できない、、、) 私は彼氏に対する申し訳ないという気持ちよりも 今ここで現実として起こっている事態とこの先の快楽を選択してしまいました。 私は何度もイかされそうになり、心の中では「お願い、もうイかせて」と思っていましたが口に出して言うなんてとてもできませんでした。 何がなんだか分からないくらいに感じさせられ、ボーっとしていると、カチャカチャとTがズボンのベルトを外す音が聞こえてきました。 Tは私の膝の間に入ると「入れてもいい?」と聞いてきました。 私はその瞬間、彼氏の顔が頭に浮かびましたが、少し間を置いて「うん」と答えてしまいました。 Tは私のアソコにアレをあてがうと、ゆっくりと中に侵入してきました。 「んっ、、、、、はぁ~、、、んんんっ」 これでもかというほど感じさせられ、焦らされた後に入って来た挿入感に私は思わず仰け反ってしまいました。 Tはゆっくりと腰を振りながら「ついに挿れちゃった。夢みたい」と言いました。「綾子さんはあんまり遊んでないでしょ?慣れてないのが分かるもん」と、私の胸を揉み、吸いながら腰の動きに変化をつけてきました。 彼氏の単調なピストン運動とは比べ物にならないくらいTのアレは私の膣の内部を動き回ります。 ただ早く動くのではなく、動かし方が上手かったのです。 私は声にならない声を上げながらTのテクニックに感じていました。 Tのピストン運動で私は何度も絶頂を迎えました。 Tは「俺がイクのは綾子さんが何回もイッてからでいいから」と言いました。 それからTの希望で騎乗位、バック、立ちバックと体位を変えてはハメ、その度に私はイカされました。 最後に正常位になり、Tが激しく腰を振り始めました。 Tは「綾子さんの感じている顔を見ながらイキたい」と言いました。 私はすでに彼氏の事をすっかり忘れ、Tのテクニックに酔っていたので、恋人気分で「うん、いいよ」と言いました。 Tは「綾子、、綾子、、、ぁぁ、、、すごい締め付け、、、すごい」と言いながらスパートをかけました。 「ああ、出すよ、、胸に出すよ、、、ああ出る、、、ああっイク」 Tは私のアソコからアレを抜くと私に跨るようにして私の胸に精液を放出しました。 私もTがイク少し前に何度目かの絶頂を味わっていました。 疲れてしまっていつの間にか寝てしまいましたが、起きてから私とY、TとY子でセックスをしました。 もう乱交と言っていい状態でしたが私もY子も拒むことはしませんでした。 今まで感じたことの無いセックスをしてしまったので、もっと気持ち良くしてもらいたいという気持ちの方が強かったと思います。 数時間後に二度目のセックスが終わりましたが この時点でTのアパートにいたのはYとTと私とY子の4人です。 「HとN美は?」と聞くと「出て行った」と言われました。 後で聞いた話ですがN美はHにホテルに誘われましたが断固として拒否したそうです。 その話を聞いてハッとなり自分のとった行為が愚かだったと気付きましたが、彼氏には言い出せずにいました。 その後、どこからか私の行為が彼氏の耳に入りました。 彼氏は最初は冷静に怒っていましたが、次第に激怒してきて泣きながら 「お前なぁ、人の気持ちを何だと思っとるんじゃ!」 「お前を信じてきた俺の気持ちが今どうなのか考えてみい?」 「謝って済む問題じゃないぞ。それでも人間か?」 何度も平手打ちをされましたが私は何も言えませんでした。 結局、捨てられてしまいましたが自業自得だったと思うしかありませんでした。 同じ失敗は二度としないと誓い、Y、Tとも会うことも止めました。 今は普通に彼氏がいますが 快楽を優先して大切な人を裏切る行為をしてしまったという事実は消えません。 今でも時々思い出しては鬱になります。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
Copyright © ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)All rights reserved.
コメント