狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

15-06-14 10:32

五人を運動させ、自室に向かって一列に並べた後、隣室に脱ぎ捨ててある奴隷たちの洋服やスカート、下着などをまとめて持ってきて畳の上に荒っぽく置いた。様々な物が乱雑に山となっており、それらの中からパンティとブラジャーを抜き取って色ごとに近くの畳の上に並べた。白、赤、青、水色、そしてベージュ。誰が何色の下着を身に着けていたのかよく覚えていないが、母さんのベージュのパンティだけは、居間で脱がせたせいもあって頭に残っている。そのパンティを手に取って皆の目の前で広げて見せた。「これが母さんのパンティだ」「・・・」芳江は自分の下着だけが地味で年寄っぽく見えて恥じた。他の皆の物は明るくて女らしいのに・・・。「いつもこんなばばくさい物を履いていたのか?」「・・・」ばばく!
いという言葉に耐えられず、芳江は俯いた。「どうなんだ?」「いえ、白いのも履いていました・・・」「そうか。だけど、こんな色気の無い物は駄目だからな」「はい、わかります・・・」「これからは俺がもっと綺麗な物を選んでやる」「お願いします・・・」次いで、やはり母さんの同色のブラジャーを手にした。「これは何カップだ?」「Bです・・・」「いつからブラジャーを着けるようになったんだ?」「中学生の時です・・・」「ふうん」所帯じみた主婦の下着という感じであまり気に入らないが、奴隷にした記念もあって自分の物にする事にした。


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