狂女126_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女126

15-06-14 10:36

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ

闇を通しての白壁や草木が不気味で、僕もその場にいつまでもいられなくなって拝殿の正面、やや広い境内に女たちを連れて行った。
加奈さんは「怖い、怖い・・・」と、僕の体に腕を回しており、智子と芳美も薄気味悪さに不安顔でいる。
「もう家に戻りましょう・・・」
芳美が耐えかねて言った。

「大丈夫さ」
僕自身、こんな所に来てどうするつもりか自分の行動がよくわからないまま空元気で答えた。
拝殿や狛犬などは見られず、土俵の傍を通って鳥居の方へ歩いて行った。
淀んだ蒸し暑さで汗ばむくらいの不快感、途中に手水鉢があり、中の手水に手を浸した。
思ったほど冷たくはないが水の中で手を遊ばせ、女たちにもそうさせた。
「気持ちいい」加奈さんが呟いた。
「この中で泳ぎたいぐらい」
加奈さんらしい発想だ。
中で手を浸けていると、僕は柄杓で手水を掬って加奈さんの腕に掛けてやった。
「ふふふ」
芳美と智子の腕にも掛けてやる。それを繰り返している内にふと、女たちの全身にも掛けたくなった。
「裸になってみないか?」
突拍子も無い提案に三人共変な顔をした。
こんな時間に神社で素っ裸になるなんて・・・。
「いいから裸になりな」
「・・・」
やんわりだが有無を言わさぬ口調に、加奈さんが辺りを見て他に誰もいない事を確かめるとパジャマを脱ぎ始めた。
それを智子と芳美が顰め顔で見ている。
「やっぱり加奈さんが一番いいな」
「・・・」
芳美たちもパジャマのボタンをゆっくり外し始めた。
僕は肉棒の疼きをはっきり感じながら、女たちが裸になっていくのを眺めていた。

三人共全裸で手水鉢の傍に立っている。
さすがに不安そうで落ち着かない様子だが、そこが新鮮であり、新たなプレーに僕は興奮していた。
「可愛いぞ、皆」
そう言って柄杓で先ず加奈さんの肩から手水を掛けてやった。
「ああん・・・」
初めての体験に、加奈さんは思わず快感の声を放った。
水で僕の体も少し濡れたけれど気にならない。
「いい女だ」
濡れた乳房を揉んだ。
「ああ・・・」
すでにエロスの世界に浸っている加奈さんは続けて手水を掛けられ、「ああ、いい・・・」と陶酔している。
まるで昔の性人形に戻ったようだ。
暗い中で濃厚な官能美を発散しているその姿はたまらない。
「神様の水だからな」
そう言って手水を首や肩から注いだ後、陰毛にも掛けた。
「うふ」
昔を思い出したのか、性の痴呆になっている。
そんな僕たちに焼きもちを焼いて芳美が、「私にもお願いします」と催促した。
「よし」
柄杓に手水を満たし、それを首の辺りからゆっくり掛けてやる。
「ああ・・・」
芳美も目を閉じてうっとりした。
「気持ちいいだろ?」
「はい、ご主人様・・・」
火照った体に注がれる水はやはり心地いいのだろう。
智子も羨ましそうに友人を眺めている。
「これからも雄一様に付いて行きます・・・」
「よおし」
それから智子の体にやさしく掛けてやった。
「ああん・・・いいですう・・・」
智子もいつしかこの非常識なエロ行為にはまっていた。

奴隷たちは濡れた全裸のまま僕の後から拝殿に向かって歩いていた。
タオルが無いのを良い事に、その格好でもっと卑猥な目に合わせてやるつもりだ。
パジャマや下着は僕が抱えている。
不気味な拝殿の前まで行き、勇気を出して狛犬を見上げた。
何とも薄気味悪いが、それがこれからの舞台になるので仕方が無い。
奴隷たちは全裸という心細さもあって僕から離れられずに震えている。
「今から狛犬の上に跨れ」
「!」
三人は驚き、お互いに顔を見合わせた。
「俺が子供の時にやっていた事だ」
「・・・」
「出来ないのか?」
それでも皆黙っている。
「加奈さんは一回やった事があるよな?」
叔母は首を横に振った。
「覚えてないのか?」
頷いた。
「芳美はどうだ?」
「許して下さいませ・・・」
「智子は?」
「私も・・・」
「しょうがねえな」
僕はパジャマや下着を無造作に拝殿の石段の上に放り投げ、手本を見せてやる、とばかりに怖い気持ちを抑えて狛犬の上に跨った。
「ほら、こういうふうにだ」
三人は恐る恐る僕の方を見上げた。
すぐに狛犬から降り、「いいな?」と言って先ず芳美からやらせた。
彼女は泣きそうな表情で、狛犬が座っている石場に足を掛け、おろおろと体を上げると、長い右脚を開いて狛犬の上に跨った。
「上手いじゃないか」
「・・・」
「おまんこに当たっとるか?」
「はい・・・」
しばらくそのままの格好でいさせた。
女が全裸で獅子に跨っているその姿は卑猥さ神を冒涜しているような気がして面白い。
「ジャンヌダルクだあ」
からかわれて芳美は小さくなった。
それから智子が跨った。
「もっと胸を張れ」
「はい・・・」
背筋を伸ばし、巨乳をぐっと前に突き出した。
暗いのが残念で、明るい時にやらせたいくらいだ。
「どんな気分だ?」
「怖いです・・・」
「乳を揉めるか?」
「いえ」
「片っ方でもいい」
「はい・・・」
智子は落ちないように右手で狛犬をしっかり掴み、左手で片方の乳房を揉み始めた。
そのエロチックな光景を見て肉棒からさらに勢い良くエロ汁が滴り落ちた。
最後に加奈さんの番だ。
彼女は僕に嫌われまいと嫌々狛犬に跨ったが、それにしがみ付いている。
「おっぱいを見せて」
「・・・」
恐る恐る上半身を狛犬から離した。
「いい眺めだ」
闇夜とは言え目が暗がりに慣れてしまっているので結構わかる。
彼女も降りると、三人を拝殿横の草むらに連れて行き、そこで四つん這いにさせた。
外で本格的に犬扱いされる事に女たちは目を潤ませ、まんこをぐっしょり濡らした。
「雄一様・・・」
「ご主人様・・・」
「あなた・・・」
名ばかりだった飼育生活が続いて不満だった彼女たちはようやく野外プレーに興じる事が出来て悦んでいる。


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