ビジネスホテルの一室から女の悶絶する喘ぎ声が微かに漏れ、暫くするとその声は止みそして部屋の扉が開き一人のスーツ姿の男が現れその男の手には赤い綱が握られていた
男はその綱を引くと部屋の中から赤い首輪を首に填めた四十過ぎの女か現れ、その女の姿は裸体に縄緊縛を程とされ両腕は背中で組み縛られ腕の自由は完全に奪われていた
「あなた、あなた…」
女は顔を歪ませ
「あなた、おねがいです…何か着せて下さい」
女の訴えに男は軽く笑い
「家畜奴隷の身分で服が着れるとでも思っているのか」
男はそう言うと綱を牽きエレベーターへと乗り込みそして一階のロビーへと降りた
コメント