狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

15-06-14 10:42

携帯を机の上に置き、その犯人という男の事をあれこれ考えた。もはや会う気の無かった犯人と二十年近く経って偶然に会ったのは運命の皮肉としか言いようがない。その男がどんな顔をしているのか、僕は腹立たしいながらも会ってみたい気がした。そして聞くに堪えないけれど、女高生だった加奈さんを具体的にどのように犯したのかを知りたくもあった。とにかく今日の昼に叔父さんと会うのだ。                                  父さんは又パチンコに出掛け、邪魔者がいなくなって女たちは僕の部屋に集まった。昨夜に続いてエロの時間を再開しようというつもりなんだろう。僕は叔父さんとの約束がある為に外での遊びはままならず、せめて短い時間を彼女たちと二階で濃密に過!
そうと思ったが、四人に先んじて加奈さんを構っていると例の強姦犯の件がまざまざと甦り、淫らな時間を屈託なく過ごせなくなるのだった。それは加奈さんへの同情というより、精神異常を良い事に彼女を性的に弄ぶ自分も強姦犯と同類だという陰鬱な気持ち・・・かつて抱いていながらいつしか消え失せていた気持ちのせいだった。しかも今では芳美と智子、友里恵、実母にまで毒牙に掛けて楽しんでいる。その意味では、少女・加奈を強姦した男に僕は感謝しなくてはいけない・・・。「どうしたんですか?ご主人様」加奈さんは、暗い表情のまま動かずにいる僕を訝しげに見て聞いた。「ん?いや別に」僕は気持ちの整理が付かないまま、叔母のパンティの中の手を又動かした。「ああん・・・」他の三人、芳美、智子、芳!
江は着衣姿のまま脚を大きく開いて両手を後!
にやり、主人に構ってもらうのをじっと待っている。                                                  女三人の中に等しく一発ずつ射精した後、パンと冷たい牛乳を全裸の犬スタイルで分け与え、プレーを終えた。本当はもっと遊びたいのを我慢して、名古屋へ行く準備をする。女たちには、用事で名古屋へ行くとしか伝えない。後は皆自由だが、レズ行為だけは禁止した。                           〇〇〇には約束の時間より三十分ほど早く着いたので、しばらく近くのデパートでぶらぶらと涼んで過ごし、三時少し前になって約束の喫茶【エトワール】に入った。よく冷房の効いた店内に客は比較的少なく、僕は窓際の席に着き、ウ!
エイトレスにクリームソーダを注文して手を拭いた。寛げる筈の雰囲気なのにやや緊張していた。                       勝叔父さんは十分程経って現れ、僕の前に座った。「久し振りだな」「はい」白い半袖シャツに灰色のズボン、前より痩せた感じだ。ウエイトレスにアイスコーヒーを頼んでから、「今日も暑いなあ」と、出されたコップの水を一気に飲み、手拭きで手を荒っぽく拭いた。                                          


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