この話はつづきです。はじめから読まれる方は「おじ様と私(1)」へ
男性と一緒に電車を降りた私は人気の無いトイレの個室に連れ込まれた。…いや、男性について行って自ら個室に入っていった。
「ほら、疲れているだろう?そこに座りなよ」
私は男性にすすめられ、蓋の閉められた洋式の便器を椅子がわりに座った。
そして、顔を上げて改めて男性を見る。
身長は恐らく180㎝を越えているだろう。スーツ越しにでもほどよく鍛えられているのが分かる無駄の無い体型だった。顔はかなり整っている。よく見ると浅い皺があったが、それでも彼の魅力は損なわれることはなく、むしろ皺があることで渋さが増しているような、成熟した大人の男の色気のある男性だった。
(こんなに格好良いなら、痴漢なんかしなくても女の人なんて選び放題なのに)
私がじっと見つめていると、彼は少し困ったような笑みを浮かべた。
「あんまり、見ないで貰えるかな?」
「えっ」
「俺は悪い奴だから顔を覚えられたら困るんだ」
「えぇっ?」
びっくりして目を丸くすると、男性はおもしろそうにクスクスと笑った。
「冗談だよ。本当は君が可愛いから見られると緊張するからなんだ」
さらりと可愛いと言われて私の顔が熱くなる。
「か、可愛くなんて…」
「可愛いよ。そういえば、名前は?」
「立花真由、です」
「真由ちゃんか…高校生?」
「はい。あの…」
密室に二人きりになったのに、親戚の叔父さんとの世間話みたいな流れになってしまい戸惑ってしまった。
私にあんなことした癖に、私の体をこんなに燃え上がらせたくせに。
そんな思いで男性を見ていると、不意に男性の大きな手が私の頭を撫でた。
「怒ってる? あんな酷いことしたこと」
少し眉を下げながら言われた言葉に私は首を横に振った。
「怒ってたら、ここに来てません」
私がそう言うと男性の表情が少し柔らかくなった。
「良かった」
「あっ」
急に抱き締められて私は小さく声を上げてしまう。スーツの布地越しに感じるがっしりとした肉体の感触と微かな香水の香りに心臓が高鳴る。
ドキドキと言う心臓の音が彼に聞こえてるんじゃないかと心配になった。
「ねぇ」
「は、はい」
「ここに来てくれたってことは、真由ちゃんもそう言うつもりだって期待して良い?」
「最初からそのつもりです。おじ様、早く私を抱いてください」
返事の代わりに、おじ様の手が制服のリボンをほどいた。
制服のブラウスのボタンが外され、ブラを下にずり下げられると、私の胸がプルンと露になった。
普段は服に隠されて決して人目に触れることの無い胸は真っ白でうっすらと汗ばんでしっとりしていた。
(み、見られてる。初対面のおじ様におっぱい見られてる…っ)
アソコを弄られておいて今さらと言う感じはするが、まじまじと見られると羞恥が凄かった。
「張りがあって、綺麗なおっぱいだね」
「はぅ…」
息がかかるほど近くで観察されながら感想を言われて胸が熱くなる。ドキドキしすぎて鼓動に合わせて胸が揺れてるんじゃないかと思った。
「結構大きいね。何カップ?」
「でぃ、D…です」
恥ずかしくて思わず目を瞑りながら答える。自分では普通だと思っていたが、友達や元カレに大きいと言われ自分は胸が大きい方だと自覚し始めた頃で、サイズを申告するのはとても恥ずかしかった。
「あっ」
胸を揉まれてつい声が出る。
柔らかな乳肉を捏ねるように揉まれてしまい、私は背中を反らして身悶えた。
「あっ…ぁん…ふぁ…っあ」
鼻に掛かったような甘ったるい声が抑えられない。
その声に気を良くしたのか、おじ様は私の胸を揉みながら人差し指と中指で乳首を挟んだ。
「あぁっ…ん!」
(乳首すごい…痺れちゃう)
クスッと笑う声が聞こえた。
「ここ、感じる?」
クリクリ…。
「ぁふっ…感じますぅ…」
両方の乳首をクリクリされて私はびくびくと感じた。
「可愛いね。可愛い子にはご褒美をあげよう」
「あっ…あぁっ?」
不意に右の乳首にぬるりとした生暖かい感覚を感じ、私は目を見開いた。
目に入ったのは、舌を出して乳首を舐めるおじ様の姿。
ペチャペチャ…。
「あぁんっ、ちくび…乳首気持ちいです」
おじ様の舌に刺激されて、右だけじゃなく放置されてる左もプックリと尖ってしまった。
(気持ちいいけど、片方じゃ物足りないよ)
私は左胸に手を伸ばし、親指と人差し指で乳首を摘まみ、引っ張ったりして刺激した。
「はぁはぁ、自分で弄ったりして、なんて嫌らしい子なんだ」
「おじ様の方がエッチですっ」
片方の乳首をチュパチュパと吸われながらもう片方の乳首を自分で弄といういやらしいシチュエーションに私は興奮していた。
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