牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-22 08:47
少し体を離し、それでも従妹を撫でながら、素早くズボンとTシャツを脱ぐ。 俺が身に付けているのはトランクスだけだ。 再び上にのしかかり、体を抱きしめる。 華奢ではあるが、やはり女の子らしく柔らかい。
ワンピースの上から体の側面を下に向かってゆっくりと撫で下ろす。 腰から足の付け根、太股、膝まで撫でると、再び太股を上に向かってゆっくりと撫で上げる。
その手の動きに従い、ワンピースの裾が太股の半ばまでまくれ上がるが、再び撫で下ろすとまた元に戻る。
もう片方の手は、やはり服の上から胸を触っている。 「揉む」のではなく、「触る」。「撫でる」。 あくまで優しく、壊れやすいガラス細工を扱うようにゆっくりと撫でる。 従妹は俺の首にぎゅっと抱きつき、かすかな声を漏らしながら、されるがままになっている。
ワンピースの上から足を撫でていた手を、裾に潜り込ませた。 腿の外側を伝い、上に向かって侵入する。 下着の布地に触れたところで、また撫で下ろす。 ゆっくりゆっくり手を往復させる。 往復させるたびに、外腿から内腿へと撫でる場所を変えていく。
あくまでもソフトに、優しく胸と脚を撫でながら、頬や首筋に軽く吸い付く。 従妹の漏らす声が、次第に熱を帯びていく。 頃合いと見て、下着の上から割れ目を撫でる。 そこは既にぐっしょりと濡れていた。
「あ・・・そこは・・・恥ずかしい・・・」
個人差はあるが、愛撫は軽く触れて、刺激する部分を「なぞる」 ぐらいの強さでした方が効果的であるように思う。 それでも予想以上の反応に気を良くする。 いくら初めてといっても、こちらの愛撫に体が無反応なのは寂しい。
ゆっくりと性器の周辺に触れる。やや肉厚でぷにぷにしている。 人差し指と中指で、左右の大陰唇をなぞる。 むにゅっとした感触が心地よい。
「ん・・・は・・・はあ・・・」 従妹の洩らす呼吸が荒くなる。
下半身を責めながら、上体を少し離し、ワンピースのフロントのボタンを外していく。 片手なのでやりにくいが、焦らず、乱暴にしないように気をつける。 初めての場合、全部脱がすと恥ずかしがる子が多いので、脱がすのは最低限に留めておく。 個人的に、着たままHの方が燃えるということもある(w 今日も、外すボタンも3,4つだけにしておく。
肌が露わになる。ブラの上から胸を手のひらで包む。 見た目は控えめだが、手触りは柔らかく心地よい。 全体を数回、円を描くように撫でた後、ブラの下に手を入れ、直接触れる。
「んっ・・・んふ・・・んん・・・」
ピクッと体が反応する。 肌がすべすべでキメが細かい。 乳首がピンと立っているのが分かる。
人差し指と中指の又の所に挟み込みながら、ゆっくりさするように、乳房全体を撫でる。 ふるふると体を震わせて感じている。 思った通り、胸は敏感なようだ。
顔を胸に近づけ、両胸の間あたりの肌に口付ける。甘い香りがする。 同時に、胸を愛撫していた右手を背中の下に潜り込ませ、片手でブラのホックを外す。 ブラを上にずらし、胸を露出させる。
乳輪を円を描くように舌先でなぞってから、つんと立った乳首を、舌先で軽く、触れるか触れないか程度につつく。 その間も、もう片手では下着の上から性器をなぞっている。
「ああん・・はあはあ・・・あああ~」
従妹が俺の首にしっかり腕を廻し、体をくねらせて激しく喘いでいる。 もう声を抑えるのも忘れているようだ。
下着の中に手を入れる。割れ目をゆっくり撫で上げ、クリトリスのおおよその位置を、手触りで見当を付ける。 敏感な場所なので直接触れず、左右から周りの肉を挟んで円を描くように素早く刺激する。
「あ、あ、あ、おにいちゃん、そこ・・・あああっ」
じっくり時間をかけて、たっぷりと愛撫する。 触ったときから既にたっぷり濡れていたが、さらに愛液があふれ出してくる。 これだけ感じていれば十分だろう。 胸と性器を同時に責められ、我を失って感じている。
割れ目に指をあてがい、入口を探す。 膣口を探り出し、指で軽く円を描く。 周りをほぐし指を愛液で濡らしながら、ゆっくりと差し入れる。
「あっ」
ピクッと従妹の腰が反応する。
「大丈夫?痛かった?」 「うん、大丈夫・・・痛くないよ」 「指入れたことは?」 「無いよ。これが初めて・・・」 「じゃあ優しくするからね」 「うん」
入り口は比較的すんなり入ったが、すぐに抵抗が強くなる。 熱く、弾力のある高密度の泥の中に指を入れたかのような感じだ。 少し戻し、また少し進める。処女膜に傷を付けないように、ゆっくりゆっくりそれを繰り返し、少しずつ奥に入れていく。
痛みを紛らわせるよう、キスをし、舌を絡ませ、もう片手で胸を撫で、親指の腹で乳首を転がせる。
「ん・・・はあ・・・ああ・・・」
最初は苦しそうだったが、すぐに快感に押し流されたようだ。 愛液が奥からどんどん流れ出してくる。 だんだん指への抵抗が弱くなる。中も少しはほぐれてきたようだ。 第2関節まで指を入れ、ゆっくり戻すと、また差し入れる。 同時に親指でクリトリスの表面を包皮の上から撫でる。
クリトリスを撫でるたびに、 「あっ、あっ、あっ」 と声を上げ、腰をビクッビクっと反応させる。 溢れ出す愛液で、くちゅっくちゅっと割れ目が音を立てる。
「あああ・・・お兄ちゃん・・・お腹が変な感じ・・・」 「いきそう?」 「え・・・わかんないけど・・・でも何か来そう・・・あああ・・・おにいちゃん・・・」
腰をヒクつかせながら激しく身をよじる。
「ああ・・・お兄ちゃん・・・何だか怖い・・」 「大丈夫、怖くないから、我慢しないで、その感覚に体を任せて」
俺の首に腕を廻し、強くしがみついてくる。 胸を愛撫していた手を背中に回し、抱き返す。 挿入していた指の動きを止め、親指を速く動かしてクリトリスを撫でる。
「ああ・・・おにいちゃん・・もうだめ・・ 何か来るよ・・・あ・・あ・・ああ~~」
ぎゅっと俺にしがみつき、ぶるぶる体を震わせる。 腰をびくっびくっと痙攣させ、膣が指を強く締めつけた。
「ああ・・はあ・・・はあ・・・」
体から力が抜け、ぐったりとする。 指を引き抜くと、愛液が奥からトロトロと流れ出す。 びしょびしょになった下着を脱がせ、ウェットティッシュで性器とその周りを拭う。
足を開かせても、まだぼんやりして自分の状態が分かっていないようだ。 オマンコをヒクヒクさせ、快感の余韻で体をうごめかせている。 陰毛も薄く、特に割れ目の周りはほとんど無毛なので丸見えだ。
まだ荒い息を付いている従妹の横に寝転がる。
「すごく可愛かったよ」
口付けし、髪を撫でていると思考がだいぶ戻ってきたようで、俺の方に向き直って身を寄せてくる。
「大丈夫?痛くなかった?」 「うん、大丈夫。最初、指入れた時はちょっと痛かったけど、あとは全然」 「そうなんだ。よかった」 「すごく気持ちよかったよ。わたし、初めてイッちゃった・・・」
愛おしさがこみ上げ、ぎゅっと抱き寄せる。 軽いキスを何度もし、腰や背中を撫でてあげる。
「でもあゆみちゃんが初めてって意外だったな~」 「え、そう?」 「うん。高校の時、付き合ってる人がいるって聞いてから」 「ああ。彼氏はいてそういうしかけたけど、触られたときにすごく痛かったから怖くて最後まで出来なくて・・・あ・・そういえば・・・」 「なに?」 「あの・・・続きは・・・」 「今日はもうこれまでにしておこう」 「え・・・?でも・・・」 「指入れたのも、イッたのも初めてだったから、今日はここまでにしておこう。少しずつ慣れていけばいいよ」 「ありがとう・・・お兄ちゃん大好き」 「俺も好きだよ」
抱きしめて何度も口付けする。
「でもお兄ちゃんは、気持ちよくなってないでしょう? よかったら、あの・・・その・・・私の口で・・・」 「え?」 「あの・・・口でお兄ちゃんを気持ちよくしてあげたいの」 「良いの?」 「うん。それぐらいさせて」
起きあがり、トランクスを脱ぐ。 従妹をいかせた後も、半勃起のままだ。 肩幅に足を広げて立ち、従妹を跪かせる。 おそるおそる手を伸ばし、軽くさする。 指でつまみ、舌を伸ばして亀頭を舐め始める。
先の割れ目からにじんでいる透明なつゆを舐め取っている。 その刺激に、たちまち肉棒が固くなる。
「あ、おおきくなった・・・」
照れながらも、嬉しそうに言う。
サオの部分をさすりながら、亀頭に口づける。 ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててキスしたあと、亀頭を少しずつ飲み込んでいく。 ワンピースの胸元がはだけ、ずれたブラの間から乳首が見える。 乱れた衣装でしゃぶる様は、強く劣情を催させる。
サオの半ばまで咥えられた。拙い動きだが、しゃぶってくれているという満足感で一杯になる。 とはいうものの、しばらく任せても、やはり射精には至らない。
「ごめんね、うまくできなくて」
口を放し、少ししょんぼりした様子で言う。
「いいよ、これも少しずつ覚えていけば」
舐められると気持ちの良い部分を指で示して教え、口で含んでからどうすればいいのか、従妹の人差し指をペニスに見立てて、俺が実演して教える(w かなり間抜けな光景だが、口であれこれ言うより手っ取り早い。
再び咥え始める。実際、ちょっと教えるだけで快感が断然違う。 頭を前後に動かし、口に溜まっただ液がくちゅっ、くちゅっと淫猥な音を立てる。 頭を引くときに強く吸い上げるので、ペニスが引き抜かれそうな感覚に陥る。
「ああ、すごく気持いいよ。さっきより全然いい。」
頭を撫でながら誉める。視線をこちらに向け、嬉しそうに笑う。 「凄くいいよ。こっち見ながらして」
両手を従妹の頭に載せ、気持ちよさのあまり少しずつ腰を突き入れる。
「んっ、んっ、んっ・・・」
眉の間にしわを寄せ、少し苦しそうな表情をするが、その表情に嗜虐心がそそられ、興奮が増す。 手を俺の腰にあて、すがりつくような姿勢で一心不乱にしゃぶり続ける。
腰の動きに合わせて、唇の端からだ液が押し流され、 じゅぶっ、じゅぶっと音を立てる。
「ああ、すごく気持いい・・・もう出そうだ」
従妹が激しく頭を振る。のどの奥に亀頭が軽く触れる。 更に何度か往復し、舌先で亀頭の先が刺激された時、従妹の頭を押さえて動きを止め、口の中で爆発させた。 びくっ、びくっと何度も脈打つ。大量に吐き出されている。
目を閉じ、従妹が精液を受け止めている。 白い糸が引いて、唇がペニスから離れる。 やや上向き、目を閉じて口を押さえる。 「ん・・・んん・・・」 何度かのどが動く。
「はあ・・はあ・・・たくさん出るんだね」 目を涙で潤ませ、荒い息を吐きながら、にっこり笑う。
「全部飲んじゃったの?まずくなかった?」 「うん、平気。お兄ちゃんのだから・・・」 「ありがとう。すごく気持ちよかったよ」
頭を撫でると目を伏せ、恥ずかしそうに笑う。
「口に出してくれて嬉しい・・・」
そう言うと、再びペニスを手に取った。 亀頭についた精液の残りを舌で拭い始める。 すっかり舐め終わると、亀頭に軽くキスをした。
「ありがと。これ以上されるとまた立っちゃいそうだ」 「じゃあ、さっきの続きする?舐めてる間に私も感じて濡れてきちゃった・・・」 「いやいや、やっぱりそれは今度にしよう。体への負担もあるしさ」
肩に手を置き、にじり寄る従妹を押しとどめる。 非常に魅力的な提案だが、やはり従妹の体のことを考えて抑制する。 従妹も少し残念そうだが、素直に従う。 大人しそうに見えるが、結構積極的だ。 もっとも、こういうコトに関しては、見た目はアテにならないのだが。
「うがいしてくる」
従妹がふらふらと立ち上がる。まだ腰が重たそうだ。 ベッドから降りて2,3歩あるくと、お尻の少し下あたりを押さえて立ち止まる。
「どうしたの?」 「何か・・・ベトベトする」
ワンピースのそのあたりに染みが出来ている。愛液だ。
「いっぱい濡れたから、そこまで垂れたんだよ」 「うわ・・・あ、そう言えば私のショーツは?」 「ここにある」
「脱がせて枕元に置いていたショーツを手渡す。
「いつの間に脱がせたの?」 「さっき。あゆみちゃんがイッたあと。覚えてないの?」 「うん、ぜんぜん。うわ、ぐしょぐしょ・・・着替えなきゃ」 「裸でいいじゃん。俺んとこで、今日はもう寝ようよ」 「え・・・はだか?」 「そう。エッチしたあとは、裸で一緒に寝るのが礼儀だよ」 「なんだか恥ずかしいな~。じゃあ、シャワーだけ浴びてくる」
従妹がシャワーを浴びている間、戸締まりの確認や歯磨き・翌日の用意等を済ませ、従妹が出ると入れ替わりに俺も軽くシャワーで汗を流す。
自室に戻ると、明かりは消えていて、ベッドには従妹が横たわっていた。 俺もその横に寝そべる。二人で寝ると少し狭い。 頭を撫でていると、突然
「きょうはありがとう」 と言いだした。
「さっき、昔付き合ってた人と、痛くて最後まで出来なかった、って言ったでしょう?体触られてもあまり気持ちよくならないし、口ではしてあげても下手だからいってくれないし、私って女として欠陥品なのかなあってすごく悩んでたの。 でもお兄ちゃんはすごく気持ちよくしてくれたし、口でも出してくれたし、すごい嬉しかった。 正直言うと、最初はエッチするのがすごく怖かったけど、お兄ちゃんとならもう全然怖くなよ。 はやく一つになりたいな・・・」
その日の夜、、初めてお互いのぬくもりを感じながら眠りに就いた。
<続く>
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