牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-07-10 08:48
当時、私は4年くらい付き合った彼氏がいました。
しかし、彼に対する気持ちはまだあったように思いますが、彼の親友のK君のことが気になって仕方なかったんです。
私と彼が一緒にいると、K君はやってきて、3人で遊ぶことも多くなっていました。 K君はうっとりするほどの美男子なので、どうしても彼氏と比べてしまいます。
あれは、仲間内でコテージを借りて忘年会をした夜のことでした。 仲間内、20人くらい集まり、それぞれ彼女を連れてきたりしていました。 みんなすっかり出来上がって、それぞれ雑魚寝状態でした。
最初から、Hはなしでという忘年会でしたので、男部屋、女部屋を分けていたのですが、先に潰れたあたしが寝ていた部屋に彼氏が来て、ぞろぞろとそこが男部屋になってしまったようなんです。 それもそのはず、女部屋はカップル専用になっていたみたいでしたから。 ふと、目覚めたとき、あたしの右横には彼氏がすっかり酔っ払って寝ていました。 そして左隣にはK君が寝ていました。 「まずいな・・・」と思いつつ、あたしは、彼氏の方に少し移動しました。
しかし、彼は壁側を向いて寝ています。 隣のK君を見ると、すっかり寝入っているようでした。 そして、私も、いつの間にかまた、眠ってしまいました。
お酒と、眠気とで朦朧とした意識の中で、誰かがあたしの手に触れているのがわかりました。 それがK君だと分かるまで、それほど時間はかかりませんでした。 気になっていたK君の存在が、一気に鮮明になりました。
あたしは、彼氏の横で気付かないふりをしながらK君の手に身をゆだねました。 K君は、少しずつ私に触れ、体をあたしのほうに移動させてきます。
横向きになって寝ていた私の、ウエストラインをなで、カットソーのすそから、手を滑り込ませてきました。 私の素肌をゆっくりとなでまわし、静かにブラの上から胸に触れてきます。
そして、ブラをずらしながら、あたしの乳首を探し当て、軽くつまみました。 寝ているふりをしていた私ですが、じれったい彼の手がやっと乳首に到達したこともあり、少しピクッとなってしまいました。
あたしは、もともと、陥没乳頭なんですが、もう、自分でもびっくりするくらい乳首が立ってしまっていました。 その乳首を彼は、指で転がし、Aカップの小さな胸を優しくなでまわされました。 ホントに、衣擦れの音もしないほどでした。 だから、あたしも、必死で眠ったふりをしていました。
でも、体はとても感じてしまっていたんです。 その後K君は、スカートのままで眠っていたあたしのおしりに触れてきました。
今度はじらすことなく、スカートをまくりあげ、ショーツの中へ手を入れてきました。 冷たいおしりにあったかい感触が、すごくリアルで、さわさわ触れる彼の手に、もうあたしのあそこは汁が垂れるほどでした。
後ろから、ショーツをずらし、K君があたしのあそこに初めて触れてきました。 真横を向いたあたしの、後ろにぴったりくっついてきたK君。 K君も、もう、あたしが目が覚めていたことを知っているようでした。 しかし、眠ったふりは続けていました。
あそこに触れたK君は、ゆっくりとクリトリスを刺激しだしました。 そして、ごつごつした指を、あそこへと侵入させてきました。 ゆっくりと動き、出し入れをし、中で、タッピングをします。 そして、あたしの中をぐちょぐちょとかき混ぜます。
あたしの中も、ひくひくっ・・・ と自分でも痙攣しているような感じがしました。 あたしのあそこが、K君の指を吸い上げているような感じなんです。
あたしは、洩れそうになる声を、抑えるのに精一杯でした。 恥ずかしいことに、みんなのいる部屋に いやらしい音が「ちゅぷっ・・・・。ちゅぷっ・・。」と聞こえてしまいました。 彼を含め誰一人、おきている人はいないようでしたので良かったのですが。
そのうち、K君はあたしの耳元に顔をわざとらしく近づけてきました。 そして、あくまでも寝たふりをしながら、首筋に舌を這わせてきました。
あたしはもう、我慢できず、寝返りを打つふりをし、K君の胸に顔をうずめました。 あたしは、彼の寝ている横で、寝ている仲間の前で、K君に抱きしめられました。 優しく優しく、K君は抱きしめてくれました。そう、宝物を抱くように。
「おまえがずっと好きだった・・」 と小さく囁き、激しくディープキスされました。
そのあと、布団の中で、カットソーをたくし上げ、舌で胸を愛撫しました。 舌先で、乳首を転がし、彼の唇すべてで私の小さな胸は覆われてしまいました。 彼の手は、嬉しそうに、あたしの背中をなでていました。
そのとき、横に寝ていた彼が、寝返りを打ち、あたしのほうを向いてしまったので、K君はあたしを彼のほうに押し出しました。 それで、コトは終わってしまいました。
しかし、今でも、あの夜のドキドキは忘れることはできません。 親友の彼女に手を出してしまったK君。 彼の親友に、恋心を抱いてしまった私。 Hはしていないけれど、やっぱり、一線を越えてしまったふたり。
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