長いキスをして……_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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長いキスをして……

15-07-12 08:48

彼とは六年前私がパートで就職した会社で知り合いました。エレベーターの中で彼に「入ったんだ」と声を掛けられ私が振り向き誰かわからずにキョトンとしていると「面接の時にいたでしょ?」と「すみませんあの時沢山いられたので…」

2度目はお昼に食堂で私が食事していると彼が来て、私に「何食べてるの?」と話し掛け彼が前屈みになった時に彼のトレーの上の味噌汁が私の足の上に落ちた「ごめんごめん大丈夫?」「はい、大丈夫です」彼は慌ててハンカチを取り出し「取り敢えず靴下を脱いだ方が良いよ」と言いながら私の太腿を……彼の拭く手が……私のスカートはずり上がり太腿が剥き出しになった「ほ、本当に大丈夫です。履き替えますから…」「いや、お詫びに今度食事にでも…」私はその場から逃れる様に「はい」と返事してた

翌日、遅くなるかも?会社の人が私の歓迎会してくれると夫に初めて嘘をついた。その夜、送って貰った帰り際に車の中で彼にキスをされ逃げて帰ったのを覚えています。それから彼と体の関係になったのは1ヶ月後でした

人目を忍ぶ様に仕事帰りに喫茶店で夫の愚痴を聞いて貰ったり1時間、二時間……いつまでもお店にいる訳にもいかず公園に移動しました。公園のベンチでは他のカップルが抱き合って……女性が男性の膝の上に座ってキスをしていました。そんなカップルの前を通って私達は公園奥の暗がりのベンチに座りました

「貴方も私に膝の上に座って欲しい?」
頷く彼に「私、もう眠いから寝てしまうかも…」と目を閉じた。彼に長いキスをされ彼の手が私の胸、太腿に伸びてきて「ダメ~…終電が……もう帰らないと……」そんな私に彼は「ホテルに行く?」と誘い、お泊まり……夫にまた嘘をついてしまった。室内にパンパンと卑猥な音が響き渡る中で私は大洪水だった

そんなある日……「来週の金曜日、本当に大丈夫?」「大丈夫だよ、でも……」「でも何?」彼が私の家に来たいと言います
「駄目よ無理、無理を言わないで……」
「旦那も誰もいないんだろ?止めようかなぁ…」「先週も今週も……ずっとよ~」
私は彼を自宅に招き入れていた

私は彼に夢中になっていた。彼は部屋に入ると部屋をジロジロと見渡し、私が何処に行くにも子供の様に私に纏わり付き私を困らせた。お風呂にも、トイレにも「来ないで」生活感たっぷりの室内でいっばい愛し合った…長いキス…ディープな…濃厚なキス…胸を揉みしだかれ…大騒ぎ…久し振りだもの…彼の唇がだんだん下に…69…一度目は私の口の中に…二度目は舐めて舐められ…気持ち良かった…三度目は彼に激しく突き上げられて昇天…そんな私の側で彼は私のタンスを開けていました

そして彼は……「明日、会社にこれ着けてきて」と私に命じました


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