狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

狂女

15-07-18 08:47

そんな友里恵のわだかまりには頓着無く僕は五人の奴隷と楽しい日々を過ごしていた。                          学校生徒である息子にいいように振る舞われて父さんは腹立たしかったに違いない。夜に会社から帰宅する事が多くなり、或る金曜日には夜遅くなっても帰らず、僕は多少気にしながらも奴隷五人と居間で戯れていた。「喉が渇いたな。友里恵、牛乳を持って来い」そう言って彼女を台所へ行かせて間も無く、「嫌だあ!」という声が聞こえ、何かと思っていたら、父さんがパンティ姿の友里恵を抱いて居間に現れた。「何すんだ!?」僕はソファから立ち上がって怒ったが、父さんは「うるせえっ!」と僕を睨んで怒鳴り返した。酔っているらしく、足元が覚束ない上に酒の臭いが鼻を!
いた。「親を馬鹿にしやがって。いい気になんなよ」父さんは抵抗している友里恵の体をしっかり抱いたままだ。弱い父親となめ切っていた僕は初めて逆襲され、どうしていいいかわからない。「誰のおかげで大きくなったと思っとるんだ?」「・・・」「ふん」それから友里恵をいやらしく見て下卑た笑いを浮かべた。「へへ、いい女だな」「嫌よお・・・ご主人様あ・・・」「離せよお!」僕はようやく父さんの所へ行って友里恵を力尽くで離した。その拍子に父さんは体のバランスを失ってふら付き、床に尻餅をついた。「この野郎」僕に襲い掛かろうとしたが、母さんが「やめてっ!」と言ってそれを止めた。「どけ、ばばあ!離せ!」逆らう父さんに向かって僕は思わず、「要するに女を抱きたいんだろ!?」と声を張り!
上げた。「そうだ!」母さんに押さえられ、!
をふら付かせている。気まずい沈黙の後、「じゃあ、親父にもいい思いをさせたげるよ」と穏やかに言った。それでも父さんは射るような目で僕を睨んでいる。                「皆、ここに並びな」母さん以外の女全員を父さんの目の前に並ばせた。皆パンティだけの裸だ。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索