親父は壁にだらしなくもたれてこっちをぼんやり見ている。女は全員悦んで僕の支配下にあり、自分はそのおこぼれにあずかっているに過ぎないと改めて実感しているだろう。智子は芳美に負けじと盛んに律動をしていたが、母さんは我慢出来なくなり、「もうそれくらいでいいでしょう?」と智子に交代を要求した。「まだ駄目よ」すると母さんは両手で智子の乳房をぎゅっと絞った。「痛い!」智子が顔を歪め、渋々僕から離れ、代わりに母さんが跨ろうとした。「親父の方を向いて跨れ」「はい・・・」母さんは仕方無く僕に背を向け、肉棒を掴んで尻を下ろした。「あああ・・・」待ちかねた息子の肉棒に、悦びと安堵の声が洩れた。そんな妻を父さんは見ていられずに顔を背けたが、よがり声が絶えず聞こえるので苦痛は!
くならない。母さんはもはや平気で僕とのセックスに耽った。僕はソファから立ち上がり、母さんを四つん這いにさせて後ろから律動を続けた。「あんあんあんあんあん!」「芳江、声が大きいぞ」僕に注意されても、「だってえ・・・あんあんあんあん!」と遠慮しない。突然座卓がひっくり返って僕たちは驚いた。「離婚だ、馬鹿野郎!」父さんはそう叫ぶと、ふらつく足で居間から出ていった。「・・・・・」さすがに興奮が覚めてしまった。母さんもおとなしくしている。 「こうなる事はわかってたの・・・」繋がったまま呟いた母さんはしばらくして自ら尻の律動を始めた。その姿はセックスに狂った浅ましいメスだ。かつてはあんなに毅然としていたのに今で!
は惨めなメス奴隷に過ぎない。「もうどうな!
てもいい・・・地獄に堕ちても・・・このまま死んでも・・・」芳江は機械的に律動を続けている。他の女たちを見ると、浮かない顔をしていた。智子と芳美は自分の境遇を思っているかもしれない。夫と子供から逃げ、家庭は実質崩壊しているのにその関係ははっきりしていない。
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