部活後の自主練を今日もこなした。日も暮れてきたので、プールから上がる。彼女はトレーニングを終えてから、しばらく待ってくれていたらしい。彼女はこちらへ歩いてきた。
「先輩、おつかれさまです」
遠目からでもはっきりとわかるそのスタイルは僕の中の男をいつも刺激する。競泳用の水着に締め付けられながらも、圧倒的な存在感を出す乳房、両手をいっぱいに広げて鷲掴んでみたい巨尻。小麦色に焼けた太ももは水に濡れ輝きを帯びている。おまけに天然物の、いわゆるぱっちりタレ目の癒し系フェイスは、微笑むだけで男達を落とすだろう。無論、僕も落とされた一人だ。
目のやり場に困る僕を覗き込むように彼女は言った。
「先輩、脚みてくれませんか?」
「え?」
思わずぎょっとした。
「あがるとき、太ももつりそうになっちゃって」
ああ、そっちね。僕の父は少し名の知れた整形外科医だ。故に僕も素人以上の知識は持っているつもりだ。以前、ふくらはぎをつった男子部員にマッサージをしていたのを見たのだろう。
「いいの?」
「何がですか?」
これまた彼女の恐ろしいところだ。そういう意識は全く無いのか?それで何人の男を落としてきたんだ…?しかし、こちらからでなく、向こうから脚を触らせに来てくれるなんて願っても無い。
「なんでもないよ、見せてみて」
彼女は腰掛けた。こちらに脚を伸ばす。水気を帯びた美脚に僕は指を滑らせる。なんてなめらかな感触だろう。完全に理性は吹っ飛び、僕の息子はその感触だけでいきり立った。付け根のあたりの肉をやらしく揉んで見る。
「痛くない?」
彼女は小さく、ん…と返事をした。それがますます僕と僕の息子を調子に乗らせる。僕は彼女の背中に回り、体を密着させながら、彼女の太ももの内側の肉を楽しむ。押し当てられるカチカチになった息子の感触に彼女も察したらしい。
「先輩、ちょっと…」
逃さないように右腕を彼女の胸に、左手を彼女の腹に回し、強く抱き寄せる。そして、獣のように腰を振り出す。
「先輩!!」
彼女の一喝で僕は我にかえる。僕の手を払い、少し離れ、彼女は僕を睨む。しまった、やりすぎだ。この子にも嫌われる。僕の人生は終わりだ…
「先輩、怖いですよ」
彼女は言った。
「溜まってたんですか?」
悪戯っぽく聞いてくる。意外な言葉に口が動かず、ただ頷く。
「だからって、こんな事しちゃうなんてねぇ。停学じゃ済まないかもしれませんよ?」
「ごめん!つい魔が差したっていうか…」
「犯罪者って口を揃えてそう言いますよね」
僕は何も言えない。
「…じゃあ先輩の名誉のために、チャンスをあげますよ」
チャンス?
「私が先輩を1分以内に射精させまーす。もし我慢できたら先輩がしたこと黙っててあげる」
清楚なイメージな彼女の口からその単語が出た事とか、そんな変態的なことどうして思いつくんだとか、思う事がありすぎて脳が情報を処理しきれない。
「まあ選択肢なんて無いよねぇ」
彼女はためらいなく僕の水着を下ろす。僕の息子は彼女の前で露わになった。
「わ、すごい…」
20人はいる男子水泳部の中でも一番だと、仲間からからかわれたことがあったが、女子が見ても大きいのか。というか、他の男の見た事あるの…?そんな事を考えているうちに彼女も水着を脱ぎ始めた。女が服を脱ぐ仕草はたまらなく好きだ。男に生まれた事を感謝するくらい。
「ほら」
彼女は脱いだ水着を僕に投げつける。彼女のぬくもりを感じる水着を抱きしめながら、彼女の体に視線を向ける。解放された乳房は彼女の呼吸に合わせて微かに揺れている。張りがあり、上を向いた綺麗なピンク色の乳首とのコントラストが素晴らしい。理想のフォルムだ。E?いや、それ以上…?乳輪もほどよい大きさだな。ウエストにかけてのなだらかな曲線を眺めながら、下腹部に目をやると、毛が無い。女子も毛も剃るのか…まあ競泳やってるなら当然か。
「…もういいかな?仰向けになってね」
ハッとなり、僕は言われるがままに仰向けになる。彼女の水着を離さずに。彼女は我慢汁でベトベトになった息子を握る。初めて他人から、それも好きな女性から息子を触られたこと、そして彼女の手の柔らかさに思わず体が震えた。
「もうダラダラじゃん。どのくらいしてないの?」
思い返してみる。今月は忙しかったからなぁ…。先月に抜いたのはいつだったか。
「もう一ヶ月はしてないかも」
「そんなに?」
彼女は笑っている。
「それじゃ今から一分でーす」
彼女はストップウォッチをセットした。
「ちょ、まって」
「スタート!」
同時に彼女の唾液が息子に垂らされ、しごかれる。僕は思わず声を出した。唾液が僕のダラダラの我慢汁と合わさり、卑屈な音を立てている。彼女は僕の右隣に寄り添うようなポジションを取り、両脚のスベスベな太ももで僕の右脚を挟み、すりすりと擦り付ける。僕の右胸には、大きな弾力のある乳房が押し当てられている。ここまでされて、一分も耐えられる男がいるだろうか。僕は必死に腹に力を入れて耐える。あまりの快感に涙すらでてくる。彼女は手をとめたかと思うと、今度はカリを責めるようにしごく。こちらも、さらに力を入れて耐える。だが限界は近い。息子の中で、もうそこまで精液が上がってきているのがわかる。このまま快楽に溺れるのが一番なのかもしれない…
僕は欲に負け、あっという間に射精した。野獣のような雄叫びをあげて、全身を震わせる。一ヶ月ぶりの快感に息子から大量の精液が吹き出た。それは止まることを知らずに自身の腹へ胸へと泉のように吹き出す。ずっと胸に抱きしめている彼女の水着は僕の白濁した液体で汚されてゆく。もうどうでもいい。僕は今世界で一番幸せだ。僕は快感に身を委ね、考えることをやめた。
「あーあ…」
彼女は落胆した声を出す。
「まさかこの程度とはね…」
耳元で囁きながら、今、長い射精を終えた僕の息子をしごく手を休めない。
「………!」
射精したばかりの息子はとても敏感だ。くすぐったさと痛さが混ざったかのような感覚が息子を襲う。全身がこれ以上はヤバイと叫んでいる。僕はのたうちまわるように体を震わせる。
「暴れていいの?全部バラしちゃうよ?」
「……!…!」
僕は声も出せずにのたうち続ける。退学でもいい。仲間に変態と罵られようが構わない。何でもするからこの拷問のような苦しみから解放してくれ。頼む。
「ホントにダメな子ね…」
彼女は手を止めてくれた。同時に安らぎが僕に訪れる。苦しみから解放され、僕も動きを止める。そこを狙ったように彼女は僕の顔面にのしかかった。顔面騎乗というやつだ。顔を彼女の両脚ではさみこまれ、逃れることができない。僕は零距離で、彼女の性器を味わう。圧迫され、息がくるしい。闇の中、女の香りと味を感じる。もがく僕を無視して彼女は再び息子をしごく。さっきのくすぐりのような、痛みのような感覚がまた息子を襲い、抵抗することができない。悶え続け、やがてその初めて味わう名前も知らない感覚は、快感へと変わる。
「〜〜〜〜〜!!」
僕は、射精をも凌駕する快感とともに、何かを息子から吹き出した。全身がバネのように震えた。強すぎる快感に耐えられず、僕は気を失った。最後に見えたものは、彼女の愛液と僕の涙や涎でぐちゃぐちゃになった女性器と、恍惚の表情で僕の顔を見下ろす彼女だった。
目を覚ますと、彼女の柔らかい膝の上だった。彼女の聖女のような微笑みを見て、記憶を取り戻す。
「気がつきました?」
力なく頷く。
「残念ですよ。まさか私の憧れの先輩があんなに情けなかったなんて」
憧れ…?言ってることがよく分からない。
「私、先輩のこと好きだったんですよ」
ええ…?
「私の脅しなんか無視して襲ってくるかなと思ったのに」
ああ…
「しかもたった十秒で出しちゃうなんてね」
…言い返せない。
「これ、ばらまいちゃおうか」
彼女はスマートフォンを僕に見せた。そこには、大の字に転がり、自分の上半身と彼女の水着を精液でベトベトにして、白眼をむいて倒れている僕が写る写真があった。
「それ…!」
「これから一生、私の言うことにイエスで答えること。逆らったり、少しでも口ごたえしたら…わかるよね?」
「そんなの…!」
「イエスでしょ?」
今の僕には彼女からそのスマートフォンを奪う力すら残っていない。
「イエス…」
情けなさで思わず泣きそうになる。
「大丈夫。きっと苦しいのは最初だけだから。すぐに気持ち良くなれるようにしてあげますよ。私の体は調教が終わったらたっぷり堪能させてあげますから」
彼女は嬉々とした表情で僕の息子をしごきだした。彼女の笑顔をこの特等席で見ることが僕の最高の幸せかもしれない。優しい彼女はまやかしだ。僕が、僕だけが本当の彼女を知っている。本当の彼女を僕は愛する。この愛があれば彼女の行う全ての事が愛おしくなる。それが僕の苦痛になろうとも。
僕のなかで新たな何かが芽生えた。
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