牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
ある出来事がきっかけで、昔の思い出を書き記したいと思います。私は、前妻の不倫で31歳の時に4年の結婚生活にピリオドを打ち、2歳の娘と父娘家庭になりました。 前妻が定期的に娘を実家に預けて出かけていることを知った私が、休暇を取って妻を監視した結果、妻は見知らぬ男の車に乗り込み、ラブホテルの中に消えていきました。 私は興信所のドアを叩き、興信所から渡された超小型ワイヤレスマイクを妻のバッグに仕込み、いつもと変わらぬ生活を続けていました。興信所から呼び出されて訪ねると、妻と男のやりとりを聞かされました。 「ふふふ・・・可愛いな。あの頃と同じだ。」 「そんな、10年も前のこと・・・」 「どうだ、処女を捧げた男に10年ぶりに抱かれるのは?旦那に抱かれるまで、何人の男に抱かれたんだ?」 「あっ・・・ああっ・・・そ、そんなこと・・・」 「別に旦那に言いふらすわけじゃないよ。可愛いかったお前のオマンコが28歳とは思えぬくらいドドメ色になってるから気になってなあ・・・お前、可愛いからもててやりまくったんじゃないのか?」 「あん、ああん・・・私・・あっ・・主人が5人目よ・・・先生・・・本当よ・・・ああん・・・」 ピチュピチュクチュクチュジュブジュブ・・・ 会話から読み取れたのは、前妻は高2で初体験して卒業まで付き合っていた男と不倫していたこと、そしてその男は前妻から先生と呼ばれる立場にいることでした。私は前妻に全てを話しました。 「周一郎さん、ごめんなさい・・・最低な母親ね・・・僅か4年の夫婦生活ったけど、幸せを味わえました。どうか、あの子の事、よろしくお願いします。あの、これ、足りない分は頑張って払いますから。」 深々と頭を下げて、前妻は慰謝料と養育費を置いて静かに出て行きました。娘を実家へ預け、両親や兄夫婦の世話になりながら仕事していましたが、33歳の時、お見合い話が舞い込みました。 相手は当時26歳のバツイチ、前夫が勤め先の18歳のアルバイト女子高生を妊娠させて、結婚2年で離婚して1年経過したという睦美という女性で、子供はいませんでした。 20代半ばになって独身に逆戻りの睦美は、出産を考えて早めの婚活をしたがバツイチは受けが悪く、私にお鉢が回ってきたようでした。 前妻は152cmと小柄で少女っぽかったが睦美は間逆で、身長が165cm、巨乳とまではいえないけれど大きい胸、くびれた腰とスタイルは派手でしたが、ポニーテールにした睦美は真面目そうな純情顔で、三田友梨佳アナウンサーにどこと無く似た可愛さもありました。 仰々しい正装ではなく、普段着に近い格好で会いました。 これは、私に娘がいたから、私の妻候補でもありますが、娘の母候補でもあるからで、3人で色々お話しました。 当時4歳の娘はすぐに懐き、打ち解けて、その日の夜は、 「あのおばちゃんにまた会えるの?」 ときかれて返事に困ったことを思い出します。 後日、睦美側から再婚を前提にお付き合いをとの連絡が入り、娘は小躍りして喜んでいました。半年ほど、週末3人で過ごすうち、娘が、 「おばちゃん、パパの新しいお嫁さんになって。私のママになって。」 と言ったのがきっかけで、私は睦美と二人で夕食を食べながら、父母ではなく、夫婦としての相性を模索し始めました。 私は元々、前妻のような小柄で子供っぽい女性が好きでしたが、30代になり、見た目よりも中身を重視するようになっていて、真面目で素直な睦美に好感を持っていました。 私は平日に休暇をとり、睦美と二人きりでドライブデートに出かけ、男として睦美を口説きました。 そして、郊外のラブホテルで、睦美と夫婦の相性を確認しました。「お風呂・・・ご一緒にいかがですか?」 睦美が恥ずかしそうに言いましたが、ラブホのバスルームはベッド側の一面がガラス張りで、これなら一緒に入ったほうが気が楽と考えたのでしょう。 裸になって二人でバスルームへ入りました。 睦美の女っぽい素晴らしいスタイルに、私のイチモツはイキリ起ちました。 「まあ・・・ご立派・・・」 睦美の顔が紅潮していくのがわかりました。ベッドで睦美のムチッとした豊満な体を愛撫すると、すぐさま吐息で反応しました。 さっきまでの真面目そうな純情顔のポニーテールが一変、トロンとした目で、体つきと同じ大人の女の色気を発散し始め、足を少しずつ広げて、あたかもクンニを要求しているようでした。 睦美の秘裂は美しく、そこから若干のヒダがはみ出していて、そのヒダを押し広げるように舌でなぞっていくと、笹の葉の形に広がり、覗いた桃色の秘穴からトロッとした淫蜜が流れていました。 前夫に弄られすぎたのか、秘芽が少し赤みがかっていたので、吸いながら舌で転がすと、 「ハウゥッ・・・」 体をビクビクさせて感じていましたが、暫くすると、 「あ、あの、そろそろ・・・」 そう言うと、私のイチモツに手を伸ばし、 「本当にご立派・・・」 と言って、パクッと咥えると、ゆっくりディープスロートされ、驚きました。 体はイヤらしいほど女っぽいですが、真面目で純情そうな睦美が繰り出したスゴ技に、イチモツも脈打ちました。コンドームを手に取ろうとしたら、 「中に出さなければ、そのままでもよろしいです。再婚、本気で考えていますから・・・」 生のまま睦美の秘穴へ入れると、前妻より大柄なだけに前妻より深く、先が子宮口まで届きませんでしたが、 「ああ・・・本当に立派なお持ち物です・・・アッ・・・アアッ・・・・」 私のイチモツは小さくはありませんが、それでも15cm程度で特別巨根ではありませんから、睦美の前夫はよほど小さかったのかな?と思いました。 睦美は快感を押し殺して耐えているようでしたので、腰をグラインドさせながら指で秘芽をコネてやると、 「ヒャア!ヒィャアァァ~~~~ウアッ、ウアッ、ックウゥゥゥゥゥゥゥ~~」 耐え切れずに善がり狂い、淫蜜をドバドバ溢れさせて、ガクガク震えだしたので、秘芽を摘んでちょっと捻ったら、呻き声を上げながら仰け反って逝ってしまいました。暫く休ませてあげてから、 「クリトリス、感じやすいんだね。」 「前の夫に、赤い透明な樹脂製のスポイトみたいな物を吸いつけられているうち、充血しちゃったんです。そうしたら、敏感になっちゃって・・・あっ、そういえば、まだお果てになってないですよね。」 そう言うと、睦美は仰向けになって股を拡げました。 色白の太腿の間にパックリ割れた秘裂から赤い秘肉が私を迎え入れようとヒクついて、平気で恥ずかしい部分を広げたその卑猥さと真面目そうな純情顔のギャップに興奮が隠せませんでした。 もう一度睦美に挿入して、今度は睦美を揺さぶるようにピストンして、プルンプルンと揺れる睦美の豊かな乳房に精液を放ちました。帰りの車の中で、睦美は、 「私、男性は前の夫しか知らないんです。20歳の時知り合って、21歳で処女をあげて、23歳で結婚して、25歳で離婚したんです。前の夫が小さかったのか、周一郎さんが大きいのか、どちらか知りませんが、周一郎さんのお持ち物は、前の夫よりも立派です。凄く、気持ちよかったです。」 睦美は、ポッと頬を染めて俯きました。 「俺も、睦美さんの柔らかな体、抱き心地、良かったですよ。睦美さん、スタイルいいですよね。」 「そ、そうですか?私、太り気味かなって気にしていたんですよ。」 「太っているのとムチッとしてるのは違うよ。夫婦になったら、純情そうな顔してるのに脱ぐと色っぽい体を独り占めできるなんて、凄く楽しみになってきたよ。」 「まあ・・・私も・・・夫婦になったら、毎晩あんなふうに狂わせてもらえるのかと思ったら、待ち遠しいです。セックスって素敵なことですよね。」 耳まで真っ赤になって睦美が笑いました。 その後、週末は娘も入れて3人で過ごして、週中の夕方に待ち合わせて二人でデートしてラブホで愛し合いました。 3回目のセックスではもう、私達は離れられないほどお互いの体に夢中になって、早く再婚しようと誓いました。睦美との再婚を決めた後日、残りの慰謝料と養育費を毎月律儀に届けに来ていた前妻に、 「もう、これで支払いはいいよ。養育費も、もう必要ない。」 「え?これ、私が真面目に働いたお金だよ。へんなことして稼いだんじゃないのよ。」 「いや、そうじゃないんだ。俺、再婚するんだ。子供も懐いてくれたし、だからもう、ここには来て欲しくないんだ。」 「そ・・・そう・・・なんだ・・・なーんだ、そっかあ・・・おめでとう。今度は幸せになってね。じゃあ、お言葉に甘えて残りはチャラにしてもらっちゃおうかな。それじゃね、もう、会うこともないんだね。バイバイ。」 急に明るく振舞った前妻の笑顔に浮かんだ悲しそうな表情と涙目の意味が、そのとき私には理解できませんでした。 ただ、前妻が鬱陶しい存在と思えて、邪魔にしていたような気がしています。お見合いから1年後、私34歳、睦美27歳で再婚して、翌年、娘はお姉さんになりました。 弟の面倒をよく見る娘のおかげで、すぐにまた睦美と二人きりの寝室になりました。 前夫に悪戯されて敏感になった睦美の充血秘芽の上手な扱いを覚えて、夫婦の営みでは毎回睦美を逝かせる事ができて、睦美の体はどんどん引き締まっていきました。 「セックスって、もしかしたら凄いダイエット効果があるのかも。」 「毎回すごい乱れようだもんな。いつも真面目なお前が俺に抱かれてあんなに淫らになるなんて、男冥利に尽きるねえ。」 「あなたの子供を産んで、本当に家族になった安心感が出てきたら、本気で感じて淫乱な私を見られる事が平気になったんだ。夫に気持ちよくしてもらって乱れる事は、妻の特権だし、女としては恥ずかしい姿だけど、夫にはそれを見せられるし、あなたで感じてる淫らな私を見てってさえ思えるもの。これが夫婦なんだなあって・・・」 お互い、二度目の夫婦生活に幸せを感じていました。今年、再婚して6年が過ぎ、私はついに40歳になりました。 先日、6回目の結婚記念日に情熱的なセックスで睦美をのた打ち回らせた翌日、私の仕事場に年配の女性が訪ねてきました。 前妻の母親でした。 「あの・・・ご無沙汰しております。昨日、娘の七回忌を営みましたが、形見の品にこのようなものがあったのを思い出しまして、これは、お返しした方がよろしいかと思ったもんですから・・・」 それは、私が14年前に前妻に送った婚約指輪でした。 「え?あいつ・・・亡くなってたんですか?」 「はい。あなたが再婚した日に自分から・・・あの子、あなたとやり直したいと必死で働いていたんです。私は、あんな仕打ちをしたあの子には、あなたとやり直す資格は無いのよと、何度も申し上げていたんですが・・・でも空が後この働く意欲なのかと思っていたら、生きる意欲だったなんて・・・気にしないでくださいね。あなたには何の責任もありませんから・・・」私に何の責任も無いと思うなら、婚約指輪なんか返しに来て欲しくありませんでした。 でも、これで前妻が悲しい顔で明るく振舞っていた涙目の意味を知ることになりました。 こんな事があって、私は昔を思い出しながら、間違いなく4年間は夫婦だった前妻の供養に彼女との思い出を記し、今の幸せを重ねて記して、ネット上にそんな出来事を残してみようと思って書き込みました。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
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