この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ
闇の中で響く声。
深夜になっても蒸し暑く、いつの間にか肌は汗ばんでいた。
あまりの気持ち良さに僕も口を開けて夢中になり、絶頂に達するや佐智に抱き付いて膣内に精液を注ぎ込んだ。
「あああああああ・・・・・・」
二度目の中出しにメスは妖しい声を上げた。
しばらくそのまま抱き締めていた後、「はあ・・・」と息を吐いて力を抜いた。
欲望の嵐から解放された僕はやり遂げた満足感に浸り、「これでおまえも妊娠間違いなしだ」と、まだ繋がったまま佐智の頭を撫でながら言った。
佐智はうな垂れた。
「俺の妻になるか?」
「え?」
「可愛がってやるぞ」
「・・・」
頭を何度も撫でた後肉棒を外し、佐智の体をこちらに向けてキスをした。
高校生の自分より背が高い大人の女を自由に扱う満足感と優越感は何人やってもいいものだ。
佐智にしてみれば、友人と海水浴に行ったその日に一少年によって性奴隷にされるとは思ってもみなかったに違いない。
しかもたった一夜でレズ行為や母子相姦という倒錯した性の世界までを体験、目撃する事になろうとは・・・。
静寂の暗闇の中で佐智は支配されるか弱い存在として僕を恐れつつ甘えた。
そんな佐智を片腕に抱き、「行くぞ」と言って家に戻った。
部屋では、母さんを除いて他の奴隷たちが言われた通り円陣を組んで主人の肉棒欲しさに尻を突き出している。
「ふふふ」
又奴隷たちの中心に入り、京子の尻を触った。
「佐智ばっかり・・・」
彼女は友人を妬ましそうに見て呟いた。
「中でたっぷり出してやった」と言って京子のまんこを貫いた。
「ああん・・・」
「おまえも行くぞ。そら」
京子はうまく僕に歩調を合わせて進む。
佐智のすぐ前まで行くと立ち止まり、「佐智、見てみろ」と言って肉棒をゆっくり律動させ始めた。
「やだ見ないで!佐智、駄目!」
しかし佐智は僕に叱られるのが怖いのだろう、顔を顰めながらも、性交している部分をじっと見た。
「嫌よお・・・」
いつしか佐智の目は嫉妬で険しくなっていた。
「でも、ああん気持ちいい・・・」
「こいつも俺の子供を産みたいんだとよ」
口から出まかせを言ったが、そのせいで佐智の顔は一層厳しくなった。
京子はその言葉をあえて否定せずに快感を貪り続けていた・・・・・。
すでに深夜の十一時を過ぎ、離れは退廃的で淫靡な空間となっていた。
隣り合った二部屋では七つの肉の塊が絨毯の上で気だるささえ感じさせては座ったり寝転んだりしていた。
僕はパンツ一枚の格好で椅子に掛けていた。
もう父さんは帰っているだろうが、離れなのでその気配は全く無い。
狂ったように性欲を発散し続けてしばし休憩と言ったところだ。
それにしても奴隷たちの官能的な肉体はどうだ。
僕の精液を注ぎ込んでいくに連れ益々エロティックになっていく。
女の色気が足りなかった母さんの体でさえ、僕が愛してやってから艶っぽくなっていき、乳房もやや大きくなっている。
ましてや芳美や智子の体はもう匂い立つばかりで、芸者やホステス並み、いやそれら以上だろう。
彼女らをうまく使えば莫大なお金を稼げるんじゃないか・・・あの【黒い蝶】に売り込んだらどうか・・・などとも思ってしまう。
二、三年前までは女にほとんど縁の無かった自分が今ではハーレムの主になっているという現実は本当に感慨深い。
ただ、飼育には非常に負担が掛かってもう限界なのはどうしようもない。
親に養われている身なのでずっとうまく行く筈が無い事は予想していたのに、性欲に駆られて行ってしまった・・・。
お金が欲しい。
自立したい。
この中の一人を売って大金に替えたら・・・なんて邪悪な事を再び考えてしまうのだった。
喉が渇いた上に小腹が減ったので母さんと一緒に母屋へ行き、冷蔵庫からサイダーや牛乳を取り出し、更に冷凍ピラフを鉢に入れ替えている時、居間からテレビの音声が洩れてくるのに気付いた。
親父がまだ起きている・・・。
けれど大して気にせず、僕はピラフをレンジで温めに掛かった。
母さんは居間の方を少し気にしていた。
すでに僕らの相姦関係は知られているけれど、こんな時間に全裸で息子と二人きりでいるのは気が引けるらしい。
なるべく音をたてずにしていたが、レンジの音などで気付かれたのか、居間から親父が現れた。
「あ、起きていたの・・・?」
母さんは戸惑い、苦笑いをして言ったが、親父は僕たち二人を黙って睨んでいた。
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