牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-09-30 01:40
小学校4年生の頃、同じ町内に住む同級生の女子でKさん、Hさんとよく一緒に遊んでいた。
いつも三人一緒に下校して、近所の神社の裏にある空家の庭で、捨て猫を育てたりしていた。
その庭には何故かたくさんのエロ本が捨ててあったので、 「これ、何してんの?」 「気持悪!」 とか言いながら一緒に見たりもしていた。
僕とHさんは気持ち悪がって、あまり見たくなかったけど、活発なKさんだけは、 「これ、凄いでっ!」 とか言って笑いながらよく一人で見入っていた。
いつもの様に3人で下校していた夏休み前のある日、Hさんとは先に別れて、Kさんと一緒に帰っていた。
その日はいつも居る自分の母親が夕方まで帰って来ないので、鍵を持っている事を告げると、Kさんが僕の家に遊びに行きたいと言ってきたので、一緒に自分の家まで行った。
これまでも、学校帰りにそれぞれの家に遊びに行き来していたから、特に不思議にも思わなかった。
ところで、自分の家の居間には西洋画の複製画が飾ってあって、それは若い女性が上半身裸で髪を結っている油絵だった。部屋に入ると、Kさんがその絵を指さして、 「あんな絵飾って、T君(僕の事)いやらしー」 と言って来た。
今まで家に上がった時は見た事もあるし、ぜんぜんいやらしくない絵だと思えるので、びっくりしながら、 「そんな事ないよ、ただの絵やん」 と言い訳していると、 「ほんならT君って、本物の女の人の胸見た事ある?」 と聞いてきた。
自分には姉がいるから、一緒に風呂に入る事もあるので、実際は上も下も全部見た事はあるけど、その時は何故か「見た事ない」と言ってしまった。
すると、Kさんは 「見せたろっか?」 と笑いながら聞いてきたので、頷くと、 「絶対誰にも言うたらアカンで。Hさんに言うたら絶交やからな!」 と一睨みして、服を脱いだ。
ブラジャーはしていなくて、キャミソールを着ていたけど、もともとKさんは女子の中でも背が高くて(自分は身長は完全に負けていた。因みにHさんは小柄。)、発育も良かった方なので、自分の姉なんかよりも、胸のふくらみがしっかりと分かった。
Kさんは片方の肩紐を外すと、一瞬だけ片側の胸だけを見せてくれたけど、本当に一瞬だけだったので、良く見えなかった。
「ぜんぜん見えへんかったから、もっとゆっくり見せてや」 と頼むと、 「えー、ほんならT君も服脱いで、おちんちん見せてや」 と言って来た。
でも、その時自分は既に勃起していたので、何となく恥ずかしくて、 「なんで? じゃ、風呂場でおしっこするところ見せ合おうや」 と提案すると、Kさんも「ええよ」と言って、風呂場までついてきた。
二人とも脱衣所で裸になって、風呂場でKさんはおしっこをするつもりか両膝を抱え込んでしゃがみ込み、じっと自分の勃起したおちんちんを見上げていた。
でも、二人ともおしっこなんか出る訳も無く、しばらくそのままで居ると、Kさんが 「男の子って、おちんちんで夜中何してるん? ウチら知ってるんやで」 と聞いてきたが、オナニーの事だとすぐに分かった。
自分はかなり幼い頃からオナニーを覚えて、幼稚園に入る前ぐらいから、それこそ狂った様にやっていて、始めの内は皮の上から揉んでいるだけだったけど、勃起する様になると、皮を剥いて亀頭を唾をつけた手でぐちゃぐちゃと揉むやり方だった。
この頃はまだ、射精出来なかったので、快感はずっと続き、いつも手が疲れるまでやりまくっていた。
Kさんの前でそれをやるのは恥ずかしかったけど、Kさんの体に目を奪われていた自分は、 「胸、触らせてくれたら、今ココでやってもええで」 と言うと、Kさんは恥ずかしそうに俯いて「ええよ」と言って立ち上がった。
今迄見えなかったKさんの体が露になると、Kさんの胸はやっぱり大きくて、まるでお椀が二つそのままくっついているみたいで、自分より一回り大きい乳輪が凄く目立っていた。
水着で日焼けしていない胸からお腹は真っ白で、下の方は自分にはまだ生えていない陰毛が少し生えていて、凄くドキドキした。そして、恐る恐る手を伸ばして胸を触ると、すごく柔らかかった。
あまり強くしたつもりは無かったけど、Kさんは「痛い」と言ったので、すぐに手を離した。そして、約束どおりに自分のおちんちんの皮を押し下げて亀頭を出すと、手のひらに唾を垂らして、亀頭を揉み始めた。 Kさんはまたしゃがみ込んでしまったけど、目はじーっと自分の行為を見ていた。
そして、 「それ、どうなるん?」 って聞いてきたので、 「気持ちええねん・・・」 と答えると、Kさんは 「ウチも時々夜中触ってん」 と言ってきた。
思わず「どうやって?」と聞くと、Kさんはしゃがんだ状態で、自分で割れ目を指で擦ったり、全体を撫でたりしていた。 しばらくすると、きゅーと縮こまる様にして、 「気持ちよーなったあと、こんなん出てくるねん」 と言って右手を差し出してくるので、良く見ると、何かヌルヌルしたのが指の間で糸を引いていた。
Kさんは相変わらず行為を続ける自分を指差しながら、 「なぁ、おちんちん、ここに入れたら、もっと気持ちええって知ってる?」 と言って来た。
「えっ、どこに?」 と驚いて聞き返すと、Kさんは立ち上がって、浴槽の縁の一段下にある台に座ると、足を広げて、自分の指でアソコを広げて見せてきた。 Kさんのアソコはテラテラと光っていて、何か涎みたいのがつーっと垂れていた。
「ココ。T君も神社の裏で、あの本見たやろ」 とKさんに言われて初めてあのエロ本の事を思い出した。
「やってみよっか」 二人でそう言うと、Kさんに近づいてあれやこれやってみたけど、どうしてもうまくいかない。
すると、Kさんが、 「T君、ココ座って」 と言って、今まで自分が座っていたところに自分を座らせると、おもむろに自分の方を向いて跨ってきた。
そして、Kさんが僕のおちんちんを握ると自分でアソコにあてがい、一気に腰を降ろしてしまった。
自分は「熱っ!」と思わず叫んでしまった。 今迄感じた事の無い圧迫感と熱さでびっくりしていたら、Kさんは「気持ちええ?」と聞いてきたけど、自分は「分からん」としか言えなかった。
体勢的にKさんの顔は見えなかったから、Kさんも気持ち良いのか分からなかった。でも、しばらくすると、ただきつかっただけの亀頭の周りが、何かぐにゃぐにゃ動き回っている様な感覚が襲ってきた。 そして、本能的に腰を動かし始めて、次第に下から上へ激しく腰を打ち付けていた。
Kさんはずっと自分にしがみついていたけど、何も言わなくて、お互いの息遣いと肉と肉が打ち合う音だけがずっと風呂場に響いていた。
15分位すると、Kさんが、 「T君、もう痛い」 と言ったので、やっと止めた。
Kさんは裸のまま、トイレへ駆け込んだ。 Kさんの中から出したおちんちんの付け根にはピンク色の歯磨きの時の泡みたいのが溜まっていて、おちんちん全体に消しゴムのカスみたいなのがいっぱい付いていてびっくりした。
亀頭は真っ赤で、皮のところは水脹れみたいに腫れてしまっていた。 自分も猛烈な尿意がして、トイレに行こうとしたら膝が笑って、背中と腰が凄く痛くて、全然立ち上がれなかった。
Kさんと入れ替わりにトイレに入ったけど、凄い尿意なのに全然おしっこが出ない。「どうしよう・・・」と、泣きそうな気になっていると、少しずつおしっこが出始めた。
Kさんも自分も、何かとんでもない事をしてしまったと、今更ながらに感じて、あらためて、親には絶対に言わない事と、やっぱりHさんには絶対内緒にする事を約束させられた。
その後暫くは親にばれて怒られやしないかと、凄くビクビクしていた。
今、思い出しても、この初体験は結構本格的なSEXだったのに、あんまり気持ち良くなかったし、自分でやる方が遥かに良かった。多分、それはKさんも同じだったと思う。
それは、その年の冬にKさんとコタツの中でふざけ合って、同じ様な状況になった時、お互いの性器を触りあっただけで、それ以上の行為をしようとお互い言わなかった事からも分かる。
その後、学年が進んでクラスが変わると、KさんとHさん二人共話をする事も無くなり、それっきりになった。
今でも、帰省した時に実家の風呂に入ると、あの時の事を思い出す。 あと、僕がずっと好きだったのは、Hさんでした。
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