この話はつづきです。はじめから読まれる方は「強制絶頂家族(1)」へ
「ぎゃあーーー!!!!」
一気に奥まで貫かれたバイブに悲鳴をあげてまたしても大量の愛液を噴き出し輝美は失神した。
そしてポトッとバイブが抜け落ちそれと同時に黄金の飛沫を噴き出してピクリとも動かなくなった。
「ふふふ。今日の躾はここまでだな。」
そう言って光一は輝美を抱き上げ鎖を外してベットに寝かせた。
それまで食い入るように見ていた光輝も我に帰り精子でベトベトになったパンツをゴミ箱に捨て自分の部屋に帰った。
部屋に戻ってからもさっきの輝美の姿が頭から離れず眠れなかった。
目を閉じれば輝美のあられもない姿が浮かんで全く落ち着かなかったのだ。
いつもは穏やかで温かい母のあんな激しく悶える姿は光輝にとってショックが大きすぎた。
しかし、思い出せば思い出すほど気づけば自分の勃起した肉棒をさすっているのだった。
太陽が昇り明るくなった頃その日3度目の射精を終えてようやく眠りについたのだった。
次の日昼頃に目が覚めてリビングに行くと昼食が食卓に並んでいた。
「光輝やっと起きたの?
何回呼んでも起きないから学校には今日は休むって言っておいたわよ?」
そう言ってにっこりと輝美は微笑んだ。
「う、うん。わかったよ…」
光輝は頷き、昼食を口に入れた。
「昨日は遅くまで勉強してたの?」
そう輝美に聞かれると、
「うん、ま、まあね…」
光輝はうつむいたまま答えた。
光輝は昼食を急いで食べてすぐ自分の部屋に戻った。
なんの疑いもなく笑う輝美の顔を見ていられなかったのだ。
「く、くっそ…」
昨晩の2人の光景がまた頭の中に広がる。
自分がまだまだ子供だと痛いほど突きつけられた。
それが光輝にとって無性に腹が立ったのだった。
それから光輝はあの奥の部屋に近づくことはなくなった。
光輝はその日からどんな女を抱いてもどこか物足りなく感じていた。
自分に近づく女はお金目当ての安っぽい女ばかり。
そんな女を抱いてもただの暇つぶしにしかならなかった。
そんな頃母の輝美が
「今日はなに食べたい?光輝の好きなもの作ってあげる!」
いつもはなにも言わず料理を作る輝美がこの日はいつもと違ってそんなことを言ってきた。
「なんでもいいよ。」
そう言ってうつむく光輝に
「はいはい。じゃあ買い物行ってくるから待っててね。」
そう言って輝美は微笑み出て行った。
それから1時間がたった。
学校の疲れで光輝がウトウトしていると、
ジリリリリリーーー!!!
家の中の電話が響いた。
「ちっ。うるせぇな。」
舌打ちをして受話器を取った。
「はい。佐藤ですけど…」
だるそうにそう言うと、
「すいません!〇〇東署の者ですが佐藤光輝様でよろしかったでしょうか?」
受話器の向こうから明らかに動揺している若者の声が聞こえてきた。
「お母様が事故に遭われました!
今すぐ〇〇東病院まで来てください!」
ガチャ…ツーツー…
「うそだろ…」
ブルブルと震えた声で光輝はそう言って家を飛び出した。
病室を開けると光一が立っていた。
「…即死だったそうだ。
スーパーに寄ってその後ケーキ屋の前で居眠りしていたトラックにはねられたらしい。」
そう言って光一は病室を出て行った。
「うそだ…うそだ…」
小さな声でそう呟きながら輝美の顔の上に乗せられた布をめくった。
そこには眠っているかのように目を閉じる輝美がいた。
「うそだーー!!!」
そう泣き叫び光輝は輝美の体を揺すった。
しかしいくら揺すっても輝美が目を開けることはなかった。
涙が枯れるほど泣いた光輝はおぼつかない足取りで家に帰った。
しかし、なぜケーキ屋の前ではねられたのか光輝はわからなかった。
なぜならケーキ屋は家に帰る方向とは正反対だったからだ。
「なんで…なんでなんだよ…」
そう呟いた時
「12時になりました。ニュースをお伝えします。」
というテレビからの声が聞こえた。
光輝はリビングにある時計を見た。
そう、今日は光輝の18回目の誕生日だったのである。
それから12年が経ち今では父光一をサポートする副社長になっていた。
輝美の死を受け入れ、仕事に精を出し一人前の大人になっていたのである。
コンコン。
「失礼します。明日の予定は午後から講演会になっております。」
そう言って入ってきたのは光輝の秘書桜井京香だった。
京香は光輝の5つ年で光輝が通っていたソープで目をつけ多額の給料で秘書に取り入れたのだった。
秘書と言っても翌日の予定を伝えるだけであとはほぼ光輝の性処理係となっていた。
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