没落夫人4_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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没落夫人4

15-10-04 01:49

恵都子は恐る恐る鏡に写る自分の姿を見たが直ぐに視線を反らした、しかしそのままでいれば歳三の言葉通りに娘に恵都子が受けた辱しめの記録を見せられる恐怖に恵都子は再び鏡に視線を向けた

「嫌ぁぁ、嗚呼酷い…」

消え要りそうなか細い声で言う恵都子に歳三は更に追い討ちを掛けた

「恵都子、その台に何が見える」

歳三の指し示す言葉の先には台が有りその台の上にはリアルでグロテスクな張り型が突き出していた、恵都子はその張り型を見た途端恐怖に顔を牽き吊られた

「嗚呼嫌ぁぁ、嫌で御座います、お願いです御許しを」

恵都子の許し乞いに歳三は笑い、恵都子を抱えられたまま張り型に向かって降ろされ割れ目に張り型がメリメリと沈められたのであった、恵都子は目を吊り上げ悲鳴ともつかない喘ぎ声を挙げた

「あ


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