醜女の復讐12_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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醜女の復讐12

16-01-09 11:12

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「醜女の復讐」へ

文代は手で麻美の下頬を押さえ、「ええっ!?」と凄んで睨み続けた後、手を離し、「ふん。そんな格好で良く威張っておれるわ」と嘲って言った。
そして箱から手錠を二つ取り出し、真弓から後ろ手にして掛けていった。
麻美はやや抵抗したもののやはり手錠を掛けられ、その悔しさに唇を噛んだ。

二人を満足そうに眺めた文代はブラジャーをそれぞれ服やスカート、パンストの上に放ると新しいごみ袋を二枚取り、麻美、真弓と分けて彼女らの衣類などを袋の中に無造作に入れていった。
そして袋を箪笥の隣に置き、風呂場へ行っていつものように湯船の栓を締め、蛇口から湯と水を流した。
トイレに入り、用を足す。
『もう後戻り出来ない。こうなったら、やりたいようにやってやる・・・。警察に捕まろうがどうなろうが、我慢して生きて行くよりましだ・・・』
すっきりしてトイレから出て元の所に戻ると、「トイレに行きたい?」と二人に聞いた。
「はい・・・」真弓が小声で答えたが、麻美は黙っている。
「吉田さんはどうなの?」「・・・」文代は苦笑いし、真弓だけをトイレに連れていった。
ドアを開けて中に入れ、いきなりパンティを下ろした。
「嫌あ・・・」「しゃがんで」「お願い、出てって・・・」「駄目よ。さあ」「変態」「早く!」先輩を恨みの目で見ていた真弓は仕方なく和式便器に跨り、しゃがんだ。
それでも中々排尿出来ない。
「まだなの?」「・・・」見られている緊張感もあって出て来ない。
「何やってるの」文代は苛立って真弓の背中を軽く叩いた。
「あっ」その途端、尿が勢い良く発射した。
「あああ・・・・・」派手な音が加わり、あまりの恥辱で深くうな垂れた。
文代はほくそ笑んで真弓を見下ろしている。
尿は比較的長く続き、ようやく終わっても手錠を掛けられている為紙を使えず、そのままでいた。
「どうしたいの?」返事が無い。
「もう終わったんでしょう?」それでも黙っているので、「駄目ねえ」と苦笑いしてロール状のトイレットペーパーを千切り、「ほら、お尻を上げて」と指示した。
真弓は従わず、「上げるのよ!」と彼女の尻を無理矢理上げた。
「あ、嫌あ・・・・・」真弓の嘆きを無視して尿の滴を拭き取ってやる。
「嫌よお・・・」もう一度ペーパーを千切り、今度はわざとゆっくり拭いてやった。
「ふふふ」「ああ、もう・・・」「可愛いわねえ、真弓ちゃんは」「やめて、溝口さん・・・」「文代様よ」「文代様」厭らしく手を動かしていき、やがてペーパーを便器に捨てた。「うんちはいいの?」「そんな・・・」水を流し、彼女を立たせてパンティを膝の辺りまで上げて止めた。
「もっと・・・」「これでいいの」卑猥な上に歩きにくい格好で麻美の所まで連れて行く。
もう自分の物にした気分だ。

麻美は、服やスカートの入っているごみ用ビニール袋の傍で、手錠を外そうと虚しい努力をしている。
「残念ねえ、せっかくのチャンスなのに」その声で麻美は振り返ったが、真弓の卑猥な格好が目に入って思わず顔を背けた。
真弓も自分の破廉恥な姿に恥じ入っている。

つづき「醜女の復讐13」へ


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