この話はつづきです。はじめから読まれる方は「醜女の復讐」へ
「・・・」人を人とも思わぬ強引さの後でコーヒーを出されても嬉しくない。
麻美も真弓も飲もうとせずにじっとしている。
そんな二人を前に文代はあぐらをかき、胸ポケットからたばこを取り出して百円ライターで火を点け、一度吸って彼女らの顔にわざと煙を吐き掛けた。
二人は露骨に顔を顰めて煙をよけた。
「飲みなよ」「もうやめて下さい」真弓が先輩を睨んで言った。
「何を?」麻美の方は険しい表情で顔を背けている。
「可愛くないな」苦々しく笑って呟いた。気まずい沈黙の中で文代はたばこを吸いながら目の前の後輩二人の胸を厭らしく見ていた。
共に豊満な感じだ。
「あした会社を休まない?」返事が無い。
「一日ぐらいいいでしょ?」「駄目です」真弓がきっぱり断った。
更衣室で弱さを示した筈の後輩二人が今でも自分に盾突くのが腹立たしい。
しばらくして麻美が腕時計を見て真弓に「もう帰ろう」と小声で言い、真弓も「うん」と承知して二人は立ち上がった。
「待てよ!」文代は急いで二人の後ろへ行き、両手で力いっぱい押さえ付けた。
「何するの!」麻美が声を上げた。
「お前たちはもう帰さん!」般若のような形相でドスの効いた声。
二人は弱々しく抵抗したが、「いいから言う事を聞け」と壁際まで連れて行かれた。
「離して!」「やめて!」文代は恐ろしい程の力で押さえ続け、興奮のあまり性器をびっしょり濡らしていた。
「殺されてもいいのか!?」つい口に出たその言葉で麻美も真弓も体が強張り、抵抗が止まった。文代も力を緩め、「おとなしくしとれ」と言い聞かせる。
二人の前へ行き、全身を眺めた後両手を瞬時に顎にやって顔を上げ、「可愛い顔をして」と陰気な笑いを浮べた。
それから両手で二人の胸を上着越しに鷲掴んだ。
「う!」「あ!」そのまま揉み始めた。
「嫌・・・」「やめて・・・」麻美も真弓も顔をひどく歪めて呻いたが、文代はにやにやして揉んでいる。
「いいおっぱいしてるわね」先輩はやっぱりレズだったのか・・・と麻美は今頃になって確信し、おぞましい気持ちになった。
以前から会社内でそんな噂を耳にしながらも信じようとしなかったのだが。
服の上からでは物足らなく、文代は麻美の上着のボタンを外そうとした。
「やめて」「手をどかしな」「・・・」もう逃げられないと悟ってボタンから手を離した。
文代は薄笑いを浮かべて後輩のボタンを外し始めた。
その様を真弓が少し離れてひどく不安な表情で見、すぐに顔を背けた。
怖いのに逃げられない・・・。
文代は会社の同僚を脅しての犯罪行為にも拘らず罪の意識を全く感じず、むしろ更に気持ちが高ぶって鼓動を感じてさえいた。
やがて服やブラウスの前をはだけ、白いブラジャーを見た。
「きれいなブラね」「・・・」麻美は目を閉じて顔を背けている。すぐに乳房を見たいのを我慢して真弓の方を向いた。
彼女はボタンを外されまいと両腕で交互に胸の部分を隠しており、文代が傍に寄ると拒否するように首を何度も横に振って後ずさった。
「吉田さんだけやらせるの?」それでも腕を下ろさない。
「薄情ねえ」文代は麻美の方を見て、「藤井さんはどうしても嫌なんだって」と軽く笑って言った。
麻美は寂しそうに真弓を見た。
その表情に、真弓は俯いた。
「もっとこっちへ来て」「・・・」真弓はもはやいっさい抵抗出来ずに麻美のすぐ隣に立った。
「それでこそ友達思いだからね」そう言って文代は真弓の青い上着のボタンを外し始めた。
先輩の魂胆がレズ行為だとわかった時はもう遅く、二人は俎板の鯉になっていた。
共に上の前をはだけられると、先ず麻美、続いて真弓のスカートが脱がされ、下半身をパンスト姿にされた。
ゆっくりねちねちいたぶるのは女だからだと二人は思っているが、文代とて本当は後輩二人を早く素っ裸にしたいのを敢えて抑え、時間を掛けていたぶっているのだった。
彼女らのセクシーな格好を社内の更衣室と違って存分に見られる。
この自分への横柄で冷たい態度は腹に据えかねるので殴る蹴るすれば憂さが晴れるだろうが、二人の体が妬ましい反面羨ましくもあり、恨みを抱えながらも後輩たちの若く美しい体を堪能したいのだ。
パンスト姿をたっぷり眺めた後、麻美の上着を脱がせに掛かった。
「どこまでやるの?」麻美が平静を装って尋ねた。
「それはお楽しみ」文代は優しくも底意地悪く答えた。
「・・・」上着を全部脱がせてブラジャーだけにした。
それから真弓の番だ。
「もういいでしょう?」先輩に言ったが、返事も無く無視された。
文代は、この二人は上辺こそ威張っていても本当は弱い事を見抜いており、立ち直れないくらい可愛がってやるつもりでいる。
真弓もブラジャー姿にされた。
続いて麻美のパンストを脱がそうとしたが、「もう嫌!」と手で押さえられた。
突然その頬に文代の平手が飛んだ。
麻美はひるみ、それ以上反抗出来ないままパンストを下ろされていった。
「うう・・・・・」麻美は泣き出した。
大嫌いな醜い女性に裸にされていく屈辱は相当な物で、それが真弓にも伝わって彼女も泣きそうになっていた。
足首を掴まれてパンストを脱がされ、パンティとブラジャーだけにされた。
その脚線美に惚れ惚れする。更に真弓の黒いパンストに手を掛け、下ろしていった。
「嫌あ・・・ううう・・・・・」「泣かなくてもいいわよ」
つづき「醜女の復讐10」へ
コメント