A高校2年B組イジメ事件【10】_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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A高校2年B組イジメ事件【10】

16-01-09 11:12

瀧山は汗にまみれた顔を袖で拭った。森田はマンコから大量の血を流したまま苦しそうに息をしていた。瀧山はその様子を見て更にムラムラしていた。
「俺、帰るわ」
一人の男子生徒が言った。瀧山は驚愕した。
「なんでだよ!?」
「流石にヤリすぎだっていうか…こんなん見たらちょっとヒくわ…」
他の男子も頷いていた。瀧山は自分と他人の意識の差に驚いていた。
「勝手にしろよ。俺はまだヤるぞ」
そういうと、他の男子生徒は顔を暗くして帰って行った。
瀧山だけが森田の前に残った。

上野はビー玉を入れられたせいか腹部に異様な痛みを感じていた。必死に力んでもアナルからビー玉が出てくることはなかった。
真木は内心焦っていた。ヤリすぎたのではないか、と。
「ドレミさーん?痛いですか〜?」と焦りつつも意地悪な言葉をかけ、髪を引っ張る。
「真木、それくらいにしとこう」と男子生徒。鴨も同情した。
「そうね。感謝しなさい、上野。帰るわよ」
真木と男子生徒は逃げるように去って行った。鴨だけが残る。
二人の間に沈黙が流れた。沈黙といっても、常に上野は苦しそうに悶えていた。
「…すまない」
鴨は一言そう言った。


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