狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

16-01-09 11:12

夜も更け、僕たちは風呂に入る事にした。一度に全員浴槽に入るのは無理なので昭代、由香だけと一緒に湯に浸かり、残りの三人は先に自分たちで洗わせた。昭代たちが優先されているのが芳美たちには不満で、それを口にしたけれど今夜は我慢させた。昭代と由香は、本来なら二人だけで愛に浸る筈だったのが僕という一人の男に支配されて自由に振る舞えなくなったのをどう思っているんだろう?それでも昭代はようやく手錠を外してもらえたのでほっとしている感じだ。立ち昇る湯気の中で僕は由香を抱き寄せ、濃厚なキスをした。スリムでも肉付きが良く、柔らかい感触の由香の体、そして優しく素直な態度。ただ、レズ友を裏切っている罪の意識がまだあるのか、やや受け身な感じのキスだ。唇から離し、由香の顔中にキ!
をしてやる。その間、昭代はちょっと恨めしそうに見て目を逸らすのだった。自分が由香に手出し出来ないのが不満なのだろうと思い、「昭代も構ってもらいたいのか?」と意地悪く訊いた。「・・・」「おいで」「はい・・・」由香が昭代の為に狭い浴槽の中でよけ、出来た空間に昭代が入った。新たに手に入れた二人の色っぽい熟女を前にして僕は何とも言えない満足感に浸った。湯のせいで由香の色白の肌はほんのり赤みが差し、昭代の幾分小麦色がかった肌も艶と潤いが見られて女っぽさが増している。しかしやはり昭代の乳房の大きさは抜群で、ついその巨乳を揉んでしまう。「あん・・・」「本当に感じ易いんだな」「ああん・・・」その顔を由香が眺めた。透き通った湯を通して二人の乳房や陰毛が手に取るようには!
っきり見え、両手で同時に陰部を慰めてやる!
すぐに二人の妖艶なよがり声が浴室内に響き渡り、狭い空間は一層淫らさを増した。芳美や友里恵もいつしかオナニーをしている。「もう・・・あなた・・・」昭代が耐えられずに切ない表情で僕を見た。「何だい?昭代」「ねえ・・・」あの威張っていた女が僕に恥じらいがちに求めているのが快く、わざと焦らしてやった。由香も目を閉じてうっとりしており、唇を合わせると積極的にキスをしてきた。昭代の熱い視線をはっきり感じながら由香と愛を交わし続けた。「由香」「雄一さん・・・」「結婚したいかい?」「え?」「駄目」昭代が割って入った。「おまえが結婚したいのか?」「・・・」「妻になりたいのか?」昭代は恨むような目で僕を見て顔を背けた。由香は黙って昭代を見ていた。二人を弄びたくなり、「お!
まえたち、キスをしたいだろ?」とからかい気味に言ってやった。気まずい様子に構わず二人の顎に両手をやって顔を向け、「許すからやってみろ」と促す。レズ友同士なのに僕のせいで自然に振る舞えない。「さあ」昭代と由香はようやく抱き合って唇を合わせた。しばらくして、「よし、やめろ」と言って彼女らを離した。二人共まだ物足らない様子で見つめ合っているのを小気味良く眺め、「変態ども」と二人のまんこに指を突っ込んで嬲り始めた。「あああ・・・」「ああん・・・」女同士再び抱き合おうとしたのを、「離れろ」と叱ったので彼女らは何ともやるせなく悶えるのだった。                  


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