人が多過ぎてあまり泳げないながらも皆楽しんだ後、僕は女たちを連れ、近くの飲食店に入っていった。めいめいクリームソーダやコーラなどを買い、席はほとんど塞がっている為、プールを見ながら立って飲んだ。照り付ける太陽の下、正に真夏の休日という感じだ。プールの近くをビキニ姿の若い女二人がストローでコーラを飲みながら歩くのが目に入り、その内の一人に見入った。大きくえぐれた赤いビキニ、高く盛り上がった胸、長い脚・・・「又ご主人様の病気」智子が苦笑して小声で冷やかした。これ以上奴隷を増やしたら面倒を看切れなくなると思いつつもその女から目が離せなかった。「行ってきましょうか?」「ああ」智子は飲み掛けのソーダを僕に手渡し、二人の方に向かった。智子がその赤いビキニの女に声!
掛け、何か話している時、「あら、芳美じゃないの!」と、白いテーブルに向かって同性とビールを飲んでいた女が突然話し掛けた。芳美は彼女の方を見て、「ああ・・・」とばつが悪そうだ。「久し振りねえ。今日は沙織ちゃんと一緒?」「ええ、まあ・・・」「誰?」と、向かい合ってビールを飲んでいる女が尋ねる。「大学時代からの知り合い」「ふうん」芳美の知り合いというその女は四十くらいのショートの茶髪で、ひまわり柄の派手なビキニで大きな胸を申し訳程度に隠し、脚を組んでいる。向かいの女はそれよりやや若い感じで、長めの黒髪、目鼻立ちが整い、白地に青い水玉模様のビキニ姿のスリムな体が美しい。二人共、芳美が僕や他の女たちと一緒な事にすぐ気付き、「何かのグループなの?」とひまわり女が!
訊いた。「ええ・・・」「どんな?」「・・!
」「何よ」ひまわり女は屈託無く笑みを浮かべている。その時、智子が例の若い娘二人を連れて来た。あいにくどのテーブルも客で塞がっている為、別な所で立ったまま話をしようと皆で移動し掛けると、「ちょっとお」とひまわり女が不満そうに声を上げた。それでも他へ行く。智子が娘たちに何を言ったのか二人は僕を興味深げに見ており、赤いビキニの娘に、「彼氏はいるんですか?」と明るく訊いたら、「いなあい」と笑って答えた。「僕じゃ駄目ですか?」「えええ?」「立候補しますよ」彼女は冗談と思っているんだろう。もう一人の、ピンクの花柄模様の丸顔娘も、はるか年下の男からのナンパをまともに受けないものの満更でもない様子だ。一人の少年に何人もの女性が付き従っているのを見て確信したらしく、赤!
ビキニが、「どこのご子息?」と僕の耳元で尋ねた。「・・・内緒です」赤ビキニは意味ありげに僕を見ている。二人は智子から、大金持ちの息子とか言われたに違いない。なるほど、莫大な財産をちらつかせば独身女は釣りやすい。そこへあのひまわり女がやって来て、「良かったら私たちの所へ来ない?」と僕に声を掛けた。「いいですよ」それは四人掛けのテーブルで、僕はひまわり女の、赤ビキニは水玉女の隣にそれぞれ座った。同じテーブルに着くと隣の派手な中年女の肉感的な体がやけに気になり、更に話を聞かれる事もあって思うように話せない。「こんな所で遠慮は要らないわよ」その場を仕切っているような感じでひまわり女が言い、僕と赤ビキニの娘を見ている。「どんな仕事をしてるんですか?」僕はついそ!
中年女に訊いてしまった。「私?私は会社経営」「!
・・・」「それからこっちはブティックの経営」「・・・」「経営と言っても大した事ないわよ」しかし口ぶりは自慢そうで、その態度の大きさが憎らしくなり、彼女を素っ裸に引ん剝いて泣かせてやりたくなった。水玉ビキニの方は優しそうで、それはそれで裸にしたくなっていた。こうなると、テーブルの三人、いや花柄ビキニの娘もまとめて性奴隷に落としたくて勃起してしまうのだった。 僕が邪な欲望を抱いている事も知らず、ひまわり女はコップにビールを注いでうまそうに飲んでいた。その間、沙織などは又プールに入りたくなって母親に頼み、それを芳美が僕に伝え、親子二人は一緒にプールに向かった。芳美がいなくなってひまわり女は、「芳美は今でも私!
嫌ってるのよ」と自嘲気味に言った。「どうしてですか?」僕は訊いた。「昔、一人の男を争ってね。ふん」少し間があってから、「よっぽど悔しかったのね」と呟いた。芳美や智子などの過去の男関係は知りたくなかったのであまり訊かなかったが、ちらりと知るのも悪くはない。「ところで君名前をまだ訊いてなかったわね」「雄一です」「雄一君か・・・。どんな字?」「雄は英雄の雄」「そう。私は昭代。昭は昭和の昭」そこで苦笑した。次いで水玉ビキニ女が、「私は由香」とだけ自己紹介した。赤ビキニの娘は瑠美、花柄娘は貴子だと言う。お互いが名前を紹介し合うのはこの先も会っても良いという思いがあったからだろう。昭代と由香は結婚しているに違いないと思っていたので敢えて尋ねなかった。 !
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甲羅干しにも飽きて僕たちは皆再びプールに入った。相変わらずほとんどイモ洗い状態の混雑で、水に浸かっているという感じだ。そこでいたずらでもしてやろうと、僕は後ろから瑠美や貴子の尻を触ったり、潜って軽く抱いたりした。二人は「エッチー」とか嫌あよお」などと笑っており、仕返しに僕の水着を脱がそうとまでするので、そうされまいと慌てて水着を上げる。そんなふざけ様を母さんや昭代が見て見ぬふりをしているのだった。戯れが終わってからは昭代の大きく重そうな乳房がどうにも気になり、勃起しているペニスを手で密かに押えては我慢していた。加奈さんはやはり僕からあまり離れず、浮き輪でにこにこと水に浮いている。他の奴隷たちは知らない人々に交じってはっきりわからない。 !
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