A高校2年B組イジメ事件【5】_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

A高校2年B組イジメ事件【5】

16-01-10 02:08

「おい、もう下もヤっちまえよ」と男子が口々に言う。
「いや、それはまだの方がいい。上野と阿部もいるしな」
 瀧山が森田の胸を揉みしごきながら言う。
 女子生徒の一人が上野の頬にソッと触れて何かを呟く。オロオロと今にも泣きそうになりながら上野が男子の前に来た。
 阿部は今だに放置され、二人の様子を見ているしかなかった。縛られた手足を恨む。
 
 上野がイジめられ始めた原因は彼女のDQNネームにあった。虹の音と書いて『ドレミ』と読む。それでいて、音楽に弱く『ドレミ』らしくない感じから馬鹿にされた。
 今までは悪口が多かったのに、最近は肉体への被害も増えてきていて、上野は学校を休む日も多かった。今日はついていなかった。

 小村が上野を地面に蹴り倒した。上野は低い声を出して倒れこむ。上野の処理が始まった。
 瀧山が森田と同じように上野のセーラー服を切り裂く。
おお~と歓声が上がった。上野の胸が予想以上に大きかったためだ。写真をカシャカシャと男子生徒に撮られ上野はついに小さく泣き出した。
「やめて…くださ…い…ウッ…ッ…」
「も~、可愛すぎ♪もっとイジめたくなるよ♪」
 小村はそういうと上野の涙を舌でペロリと舐めた。上野の背筋に悪寒が走る。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索