A高校2年B組イジメ事件【4】_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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A高校2年B組イジメ事件【4】

16-01-10 02:08

 昼休みから5時間目の間、男子生徒の大半と小村や真木らが教室を留守にした。ガランとした教室に先生は怪しんだが、なにせ世に言うバカ高である。たいして気にも止めなかった。

 放課後になった。2年B組は4階にあり、1階の職員室から遠く離れている。この日は運悪く職員会議の日だった。
 上野はHR後急いで帰ろうとしたところを真木に呼び止められ捕まった。阿部は友田から圧迫を受け帰れなかった。そして、森田は帰ろうとせず本気で瀧山たちを懲らしめるつもりだった。
 教室には友田や瀧山ら男子イジメグループ、真木と小村、そして阿部と上野と森田が残った。安保は委員会で教室を留守にしていた。そして、教室でこのような事が行われていると知らなかった。 
 教室では自然と阿部たちをイジメ組が取り囲むような構図になっていた。 上野はすでに震えている。
「さて、ちゃんと残ってくれたんだな。楽しく遊ぼうじゃないの」
 友田はそういうと後ろの棚から大きなレジ袋を持ってきた。教室にいない間に買ってきた何かであろう。
 中から結束バンドを何本も取り出した。
「なんのつもり…?」上野が怯えながら尋ねる。
「なんも、ただ俺たちと少し遊んでくれたらお前らをもうイジめねーよ、ってだけさ」
 瀧山はそういうとゆっくりと上野に近づき肩に手を回した。
「死にたくないだろ?」と威圧感たっぷりに言う。
 友田が三人の両手首と両足首を結束バンドで後ろに縛った。阿部と上野はされるがままに縛られた。抵抗しない方がなにをされるにも軽いと思ったからだ。森田を縛るのは少し骨がおれた。ずっと喚き、罵倒したり暴れていたからである。
 こうして身動き出来なくなった三人は横に倒された。
「まず、誰からやるよ?」
「森田だろ。今も叫んでるし、俺のこと殴りやがったし」
 そういうと瀧山は阿部と上野を蹴り飛ばし、森田と離した。小村が録画を始める。
「森田咲、お前、何したか分かってるよな?」
「そっちこそ、私達をイジめ倒して何のつもりよ」
「質問に答えろブタ!」
 瀧山はそういうと横になっている森田の腹部を上から勢いよく踏み潰した。
「あぐっ…!!」森田が悶絶する。
「いい気味だ。おい、ハサミとガムテープ」
 瀧山は男子生徒からそれらを受けとる。ガムテープを森田の口に貼った。
「ん~!!」
「かわいい声~」と小村。
 瀧山はそのまま森田のセーラー服にハサミを入れた。
「ん!!?んんんー!!」 
 森田はセーラー服を切り裂かれまいと必死に悶え跳ねる。そんな事もお構い無しに瀧山はセーラー服を裁断する。森田の高校生とは思えない豊満な胸とそれを包み込むブラジャーが表れた。
「咲ちゃん…」と阿部は呟く。そして、気づいた。森田は自分が身を呈してこのイジメを終えようとしていることに。
「うわー!大きい~!柔らか~い♪」真木が森田の黒いブラジャーの上からつつく。
「今の心境ないかがですか~?」と小村が尋ねる。毅然とした表情をしてみせる森田。
「はっ。ブタ乳が強がりやがって」


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