美貴のAV鑑賞_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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美貴のAV鑑賞

16-01-10 02:08

撮影所でプロデューサーの金城はチーフカメラマンの木田から面白い話を聞いた。助監督の山本が木田に綺麗に撮れる撮り方を聞いていたと言うのだ。木田が山本に「何を撮るんだい?」と聞くと山本は恥ずかしそうに嫁をモデルに撮ってるんだ」と話したと木田は金城に話した。

金城は木田に「確か?山本の所って5年前に山本が40歳の時に奥さんが19歳で撮影所に見学に来た原田知世似の美人な奥さんを見初めて山本がナンパしたんだよな?俺も見てみたいな…」木田は「そうなのかい?俺は奥さんを見た事が無いけど…そんな美人の若い奥さんなら俺も撮ってみたいな」と笑った。

金城が木田と別れて第3スタジオに入った時だった「いたいた」金城は山本に近付き「ヨッ、お疲れさん。良い作品を撮っているじゃないか…もう助監を卒業して監督デビューも間近か?」と山本に話し掛けた。山本は振り向き「金城さんじゃないですか…お疲れ様です。私なんてまだまだ若造ですよ…撮れるなら撮りたいですけどね…」すると金城は山本に「ちょっと訳ありのボツ作品が一本あるんだけど山本君が撮ってくれるなら私がセッティングしようか?」山本は「金城さん是非お願いします。訳ありだろうが何でも撮りますよ」と話に飛び付いてきた。金城は「わかった。次の時に台本を用意しておくよ」と山本に背を向けると面白くなりそうだと口角を上げて笑った。

それから一週間ぐらい経った頃、切羽詰まった感じで山本に金城から電話があった。「すまん。やっぱり例の台本ボツになりそうだ」山本は「そうなんですか残念です」とガッカリしたが、金城は「予算も配役も何も決まってないからね…企画書を今日中に通せれば何とかなるんだが…今からじゃ無理だろ?君の知り合いで誰かいないかい?企画書が通れば配役や予算なんて後でいくらでも変更出来るんだけど…」山本はそんな事を急に言われてもこんな事を頼めるのは妻の美貴しかいなかった。ですが後で変更も出来るし美貴には事後報告だけで良いと金城に「妻の名前で良ければ…」と了承してしまいました。

山本が帰ると今度は山本が美貴に頭を下げた。「なぁ…俺の為に頼むよ…こんなビックチャンスなんて無いんだよ…一生のお願いだ…監督になれば収入も上がるし…」畳に額を擦り付けて額が真っ赤になってる夫を見て美貴は「何で私が…今回だけよ…貴方の為なんだから…」とトーンダウンして了承してしまいました。

翌日、金城プロデューサーが家に来て「奥さん、急な事ですみません」と低姿勢で「まだ台本は無いんですけど当日にはお渡し出来ますので…恋愛もののラブストーリーですが…こんな状況ですしクランクインしたら直ぐにストーリーの重要なシーンの撮影になりますので御理解をお願いします」と金城に言われました。

美貴は「主人が監督で後で変更も出来るんですよね?…わかりました。宜しくお願いします」夫婦で契約書にサインしながら金城は「ありがとうございます。奥さん何も難しくないですよ…いつもの様に自然体でいて頂ければ…後はご主人が綺麗に撮って下さいますから…」と金城は言います

しかし当日、夫婦で撮影所に行くと台本を貰いましたが台本を見てる時間はありませんでした。なされるがままにメイクしてヘアーをセットされスタイリストに着せて貰ってスタジオ入りです。まるで私じゃないような別人になった気分です。黒い総レースのブラとショーツを着けて黒のキャミとストッキングを着け、白の透けたブラウスと黒のタイトスカートでメガネとピンク色のカーディガンまるで女教師の様な格好です。

スタジオ内で右も左もわからず大勢の人の視線を感じて舞い上がっていると金城プロデューサーの説明も上の空でした。設定は回想シーンで図書館で夫以外の憧れの彼と出逢う主婦と言う不倫ものの出会いの重要なシーンでした。台本が無いので金城の口移しと言うのでしょうか?金城から諸々のリクエストがあり、私の体は金城のリクエストに熱く燃え上がり脚が小刻みに震え上がります。こう言う事を思考停止と言うのでしょうか?スタッフの多くの視線を感じながら無音と言うのか?静寂の中でスタッフと目が合うんです。目、目、目……そんな私に金城は私の耳元で「ご主人も初監督だ…ご主人を困らせないで早く終わらせましょう…」私は金城に頷いていました。

金城は私にその気になったら奥さんのタイミングで大きな声で「いきます」と言って下さい。するとご主人が撮り始めますから奥さんが恥ずかしくて言いにくければ勢いをつけて「イクイクいきます」と言えば言いやすいかも?美貴はスタッフ全員に聞こえるぐらい大きな声で「い、いきます」と言っていました

つづき「美貴のAV鑑賞2」へ


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