醜女の復讐11_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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醜女の復讐11

16-01-10 02:08

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「醜女の復讐」へ

文代は座ったままテレビのリモコン・スイッチを切り、「おっぱいを見せてよ」と強い調子で言った。
真弓も麻美も従わない。

「聞こえないの?」それでも二人は険しい表情でじっとしている為麻美の後ろへ行き、ブラジャーのホックを外そうとした。
「やめて!」「おとなしくするの!」「嫌!」強引にホックを外され、麻美は「ああ・・・」とあわてて両腕で胸を隠した。
それらの腕を力いっぱい胸から離し、急いでブラジャーを取り去った。
麻美は裸にされても又腕で乳房を隠して大きく前かがみになった。
その彼女の背中を見ていた後文代は真弓に目を向けた。
真弓は逃げる事も出来ず、両手を胸の前で交差させて青くなっており、「あんたも裸になりな」と命じられても首を横に振るばかりだった。
文代は容赦せずに真弓の髪を荒々しく鷲掴み、「さあ!」と強く命じた。
「痛い・・・」顔をひどく歪めて呻くのも構わず、「早く!」と迫った。
痛みのあまり手を背中にやり、ホックを外してブラジャーを取り掛けたが途中で手を止めた。
「早く!」興奮に駆られている声には凄みがあり、髪を掴む手には異様な力が籠っている。
ブラジャーを胸から取り去って乳房を露わにした。
「おおお・・・・・」文代は多少力を緩めながらもまだ髪を掴んだまま真弓の豊満な乳房を見詰めた。
憎らしい程美しく魅力的だ。
その友達が暴力で裸にさせられたのを見ていて麻美は、先輩がサディストでもある事を確信して更に恐ろしくなった。
もはやアパートの部屋は牢獄と化していた。

いよいよ文代は本性を露わにし、その異常な性欲を二人の後輩にぶつけていった。
自分も裸になり、紫のパンティ一枚の姿で麻美と真弓を立たせ、性的にいたぶるのだった。
二人への恨みや妬みもあってその虐めは尋常ではない。
いつか同性相手に使ってみようと思ってネット販売で購入しておいた手錠や鎖、首輪、ディルドウなどの入った箱を押入れから出して部屋の端に置き、時に激しく、時にじんわりと後輩たちを責めるのだ。
本来なら梓もいるべきだが、この女は明日にでも監禁するつもりだ。
「可愛いパンティを履いてるわねえ」赤い小さなリボンの付いた、麻美の白いパンティと、真弓のピンクのパンティを眺めてからかった。
「この中におまんこを隠してるのねえ」文代の目はぎらついており、男とは違う陰湿さが麻美たちにはたまらなく嫌で、先輩に触られるとどちらも鳥肌が立った。
「ふん」麻美の乳房を揉み始め、しばらくしていきなり鷲掴んだ。
「痛!」顔を歪めている彼女を残忍な目で眺めながら更に力を籠めた。
「痛いいい・・・」それから離した。
大きな乳房には指の赤い跡がくっきり残っている。
「ごめんなさいねえ」麻美の頬を撫でながら蔑みの笑いと口調で言った。
それから真弓の乳房も揉んだ。
自分も痛い事をされるんじゃないかと不安そうなのがおかしく、「心配なの?」と聞いた。
真弓は頷く。
「ふふ、可愛い子」文代はより大きな乳房をねっとり揉みながら、「文代様と言ってごらんなさい」と優しく命じる。
「文代様」「もっと心を込めて」「文代様・・・」「あなたを愛しています、と言いなさい」「・・・」「さあ!」「あなたを愛しています・・・」「そう。それでいいのよ」揉まれ続けている姿に快感が込み上げてき、無理に言わされた従属と同性愛の言葉が重なって真弓は妖しい気分にとらわれていった。
そして、「あん・・・」と甘い声が洩れた。
文代はしてやったという笑みを浮べ、彼女の顔をじっと見ながら尚もねっとり揉み続けるのだった。
すぐ隣で友達が先輩の軍門に下ったのを見て麻美は呆然となっていた。
こんな下劣な女によって感じさせられた上にその支配下に入るなんて屈辱過ぎる。
しかも愛の言葉まで言わされるなんて・・・・・。
ほとんどくすぶっていた反抗心にわずかながら火が点き、自分一人だけでも何とかここから逃げ出そうと思った。

「おまえは相変わらず生意気だな」文代は麻美の厳しい表情から敵意を感じて非難した。
更衣室で一旦は素直になるかと思ったのに、尚も屈しようとしないのが癪だった。
美貌で明るい為に男性社員からちやほやされ、同性の間でも評判が良のに私にだけは嫌悪の態度を取ってきたこの女・・・それなのに彼女を慕うもう一人の自分がいる・・・。
真弓に対する以上に鬱積した感情が溜まっていた。

つづき「醜女の復讐12」へ


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