この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ
他の犬にも鎖を付けていく。
人格を完全に否定されたこの行為も奴隷たちには屈辱ではない。
佐智と京子もやはりおとなしく鎖を付けられた。
かつてミス・キャンパスとして周囲から持てはやされていた美貌の女子大生、佐智の鎖姿は憐れで、それだけに僕にはたまらなく愛おしく、耳元で、「おまえも犬として飼育されるんだからな」と囁いた。
「ああ・・・」佐智はぼうっとして呻いた。
京子は佐智に比べれば豊満な体つきなのでその若さみなぎる様と鎖姿のギャップがいい。
鈍い月明かりの中、女子大生二人は土の感触と雑草という、室内とは全く違う状況で異様な気持ちに陥っていた。
僕も久し振りの野外プレー、しかも七人という大勢の奴隷と楽しめるので実に嬉しい。
さすがに全員を一度に可愛がる事は出来ず、先ず芳美と友里恵の鎖を両手に持ち、二人を散歩させる。
「痛くないか?」「はい、大丈夫です」芳美が答え、友里恵も、「地面と草が柔らかいので」と苦痛ではないようだ。
背が高い草の方へ連れて行くとさすがに這いにくそうで、くすぐったくもあるようだ。
「ここでしっこするか?」「いえ」芳美が否定したが、友里恵は「なんか、したくなっちゃいました」と、にこにこしている。
そんな娘を芳美は見て、「友里恵ちゃん」と軽くたしなめた。
「でもお・・・。芳美さんだってお部屋で平気でするじゃないですか」「・・・」「芳美、遠慮しなくてもいいんだぞ」「はい・・・」僕はしゃがみ、四つん這いの芳美の腹や陰部などをさすった。
「ああ・・・」「本当は出したいんじゃないか?」「いえ、まだ大丈夫です」「芳美さん、一緒にしましょうよ」友里恵は尻合わせをしたせいか、すっかり仲間意識で誘った。
「あなたったら・・・」芳美は苦笑し、「じゃあ、いいわ」と言って二人一緒に排尿する事にした。
僕は彼女らが尿を出し易いよう庭の端の大きな雑草を倒した後、「ここでやりな」と促した。
「はい」二人はそこまで這って行くと両脚を大きく広げ、主人の僕を見ながら排尿を始めた。
芳美はすぐに終わったけれど、友里恵はまだ続いている。
「うふ・・・」軽く照れ笑いをした。
終わっても紙が無いのでそのまま仲間たちの方へ連れて行った。
続いて母親と叔母の鎖を持ち、離れの前まで散歩させた。
「雄一様はどこまでエッチなの?こんな事までさせて」母さんが這いながら尋ねた。
「嬉しいんだろ?」「・・・」それからは黙って二匹を散歩させ、草むらの所で立ち止まった。
「本当に犬になったみたい」「加奈とお似合いだ」そう言われて母さんは妹を見た。
自分も精神異常者と変わらないと思っているのか?今の境遇まで落とされ、むしろ妹の方が幸せなのかもしれない。
芳江は月を見上げ、じっとしていた。
「ああ、もうどうなってもいい・・・」虫の鳴き声が寂しげに聞こえる他は静かだ。
「だけど、歳を取っても捨てないで・・・」切なそうに見上げる母親に対し、僕は「心配するな」としゃがんでその体を軽く抱いた。
「ああ雄一様・・・」年老いて行く女の不安を感じていた。
「あなたあ」と、叔母がすねて言った。
「加奈さん」今度はそっちへ行って頭や背中を撫でた。
「可愛いねえ」叔母の顔を手に取り、その唇にキスをした。
「私の旦那様」その言葉に、母さんは妹を嫉妬するような目で見た。
しかし加奈さんは安らかな表情だ。性格はやはり叔母の方が魅力的で、愛しい。
次に智子一人の鎖を取った。
「ご主人様、神社まで行きませんか?」「馬鹿な」「もう皆寝てます」「・・・」「何かを羽織ってあそこまで行けばいいでしょ?」「・・・」「ねえ、ご主人様あ」智子は膝を伸ばして突き出した尻を大きく振った。
ちょっと考えた末、彼女の言う通り神社でプレーするのも面白いと思い、そうする事に決めた。
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