この話はつづきです。はじめから読まれる方は「醜女の復讐」へ
麻美の白いブラジャーとベージュのパンスト、真弓のピンクのブラジャーと黒いパンスト・・・文代はジーパンを履き終え、平静を装いながら後輩二人のその格好を内心舌舐めずりして見た。
あのトイレ内の梓のエロチックな姿も思い出され、後輩三人を何としても思いのままにしたくなっていた。
麻美と真弓の着替えが終わり、彼女らを自分の赤い軽自動車の所まで連れて行った。
幸い二人は電車通勤なので帰りに困る事はないが一向に気が晴れず、後部座席に座ってもほとんど喋らない。
「少しは嬉しそうにしたら?」文代は車を会社の門から市道に走らせてやんわり注意した。
「どこへ行くんですか?」と麻美が尋ねた。
「私が良く行くいい所」「・・・」「あんたたちとは忘年会ぐらいしか一緒にならないからたまにはいいでしょ?」
彼女たちの職場では時々親睦会があって車で鉄板焼きなどを食べに行くものの、嫌がっていつも参加しない文代がそう言うのはおかしな感じだし、社交嫌いという評判の彼女がわざわざ後輩を飲食に誘うのは極めて異例だ。
「私がおごるから」「・・・」「・・・」麻美も真弓も更衣室での出来事の記憶が生々しい上に、せっかく好意で誘ってくれるので先輩を拒否出来ずにいた。
車は市内の繁華街に入り、間も無くファミリーレストラン△△の駐車場で止まった。
文代が地味なグレーのハンドバッグを持ち、真弓と麻美を連れて店内に入って行くとウエイトレスによって三人一緒に店の奥の席に案内された。
つづき「醜女の復讐7」へ
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