この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ
その二人が元の家に戻り、更に友里恵も自宅に戻って初めの四奴隷の飼育となった。
夏休みも後半に入り、父さんは会社の盆休みでパチンコに行ったり家で不機嫌にテレビを見たりしてだらだら過ごすようになった。
同じ家にいる芳美や智子を又抱きたがっている様子だが、僕の無言の圧力で手を出せずにいる。
母さんは、夫が芳美や智子とセックスをしてくれたおかげで僕との相姦関係の罪が帳消しになった気でおり、夫がいる部屋でも悪びれずに僕に甘えたりペニスを求めたりする。
そんな妻と僕を親父は恨めしい顔で見詰めるのだが、どうせ何も出来ないと僕も母さんも蔑んでいる為平気で、むしろ見せびらかすのだった。
勿論そればかりでは父さんの不満は爆発するし、経済的に親父の稼ぎが必要で離婚されては困る為、時々自分の性奴隷の一人を親父に与えたり、彼女らの全裸写真や脱ぎたてのパンティを渡すという飴の行為は忘れない。
当然両親の間に自主的な夜の夫婦関係は無かったものの、僕は意地悪な小皇帝として、前に一度させたように目の前で無理矢理彼らに性関係を結ばせた。
自分の亭主を小ばかにしている母親をしおらしい女として演じさせるのは実に面白く、夜には時々させるのだ。
嫌がる母さんに、「大好きなあなた、おまんこに入れて下さいませ」と言わせたり、「芳美様や智子様とセックスして下さってありがとうございます」「あなたは素敵な旦那様です。芳江は嬉しゅうございます」などと役者のように言わせ、様々な体位で繫がらせる。
それがわざとらしい演技とわかっていても父さんは悪い気はせず、妻を抱くのだった。
そんな性関係まで高校生の息子の言いなりなのは僕の圧力の他に、母さんは息子への底知れぬ性欲、父さんは芳美や智子、友里恵などとのセックスへの願望によるものなのは言うまでもない。
不安や矛盾、危機などを抱えながら辛うじて飼育生活の均衡を保っていた或る夜、勝叔父さんから久々に電話が掛かって来た。
もう【黒い蝶】へ行く気は無いのか?
きのう、あの犯人と会ったぞという内容だ。
「犯人?」<ほら、加奈をやった奴>「・・・ああ」すっかり忘れていた。正直、加奈叔母さんに対しては前程執着は無くなっており、今は佐智や京子を早く飼育したい気持ちの方が強くなっていた。
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