狂女201_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女201

16-01-10 02:08

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ

僕は悪臭に我慢出来なくなり、トイレットペーパーを京子のすぐ近くに置いて、「自分で拭け。後捨てて来いよ」と言うと、ビデオカメラを持って隣の自室へ行き、窓を開けて冷房を切った。
外はすっかり明るくなっており、今日も暑くなりそうだ。

トイレへ行って用を足し、自室に戻って窓辺で早朝の空気を吸っていたら母さんが近付いて来た。
「もう、あすこでやるのはやめて。部屋が汚くなるから」「そうだな」地下室でもあればいいのだが・・・。
京子は下の処置を済ませ、汚物が零れ落ちないようにゆっくり慎重に容器を持って芳美と共にトイレへと部屋を出て行く。
他の女たちは僕の所へ来た。
「庭に専用の小屋でも建てようかしら」母さんが言い出し、僕も、「それはいい。飼育小屋だな」と喜んだ。
親父との関係や性奴隷たちを養う費用などの問題はあっても、プレーを楽しむ専用の場があれば随分違う。
その際、あの【黒い蝶】の部屋も参考にしようと思った。

ただ、七人の性奴隷を支配するようになっても他にそれぞれに未解決の問題があり、決して安泰という訳ではなかった。
一番大きな問題はやはり智子と芳美で、二人は未だに失踪という形になっている為すぐにでも警察の手がこちらに及ぶかもしれない。
そうしたら彼女らは元の家に引き戻され、僕自身は少年院に入れられてほとんどの性奴隷を失ってしまう。
幸いまだ警察の影は無いがそれが却って不気味で、こうしている間にも水面下で動いていて奴隷飼育崩壊への芽が大きくなっているのではないかと不安でもある。反面で僕は、人妻を強奪してセックス・ペットとして支配している事が悦びでもあるのだ。
だから彼女らを帰す気にはなれない。加奈叔母さんに関しては身内という事で、母さんがパイプ役にもなって何とかなるだろう。
長い間精神に異常をきたして来たし、回復し掛けていても所詮人生を棒に振った女だ。
勝叔父さんはもうすっかり妹の加奈さんを諦めているから心配は無い。
母さんとの関係は一面では最も背徳的で、智子と芳美とは別な意味で大っぴらには出来ない。
母と子がだなんて・・・。
ああ、けれどそれが麻薬のように僕を痺れさすのだ。血が濃く通じていてもペニスとまんこは合い、オスとメスになり得る。
そして友里恵はただのSM好き同士の関係で済む。

佐智と京子については少しでも問題を無くしておきたいから失踪にはしたくない。
一旦二人を手放す訳だが、非常に恥ずかしいビデオや写真をたくさん持っている僕から逃げられるとは思っていないだろうし、第一、異常な性の悦びを叩き込まれて身も心も僕の物になっているから長く離れてなどいられないに違いない。

つづき「狂女202」へ


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