牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
大学でチアをやっていた時の思い出です。体育会の先輩たちと、色々ありました。ふと思い出したので、書かせてください。アメフト部の先輩との思い出。 この先輩は、チアマニア。ある日、試合後にホテルで合流しました。私が試合のあとの汗をシャワーで洗い流している時、私のカバンからコスチュームを出して浴室に乱入。「なっ…何をするんですか…!?」と私が慌てるのを見てニヤリと笑い、有無を言わさずコスチュームを着けるように命じてきました。シャワーに打たれながら、チアのコスチュームを着て浴室の床に押し倒され…アメフトで鍛えたがっしりした上半身に押し付けられ、強く激しく突かれました。私はMなので、そのシチュエーションにうっとりしながら、ただ喘いでいました。ただし、その後ビショビショに濡れたコスチュームはずっしり重く、絞ってもなかなか水気は取れず苦労しました。(コスチュームは分厚いので絞りにくいのです。洗濯機の脱水にかければ簡に乾きます)初体験は、憧れだった水泳部の先輩と。お恥ずかしながら、初体験は20歳とやや遅目。先輩のご両親が不在の日に、彼の実家で…。彼は手が早いと噂の絶えない人でしたが、私は知り合って以来彼のトークにすっかりはまり、何度目かのデートでついに家に誘われてそのままよい感じに…。(ただし、その前も後も結局、付き合うという関係にはなれませんでした)初体験で私は緊張し、優しく愛撫されているときはよかったのですが、指を出し入れされるとさすがに激痛が走りました。彼はそんな私の反応をみて、「もしかして、初めてなの…?」と、喜びを押し隠すように興奮してきました。優しくしてもらったとは思いますが、翌日に野球応援があり、かなり痛かったです。ハイキックは本当につらかった。同期には、生理痛かもしれないとごまかしました。同期のチアと、なんとなくよい感じになったこともあります。私は決してレズではありません。だけど、夏休みの練習の後で…部室で、同期のチアと二人きりで秋のリーグ戦についての打ち合わせをしている時に、お互いに妙な心持ちになってしまったのです。朝からお昼を挟み、夕方まで練習。Tシャツを着替えているとはいえ、熱のこもった若い体が、フェロモンを出し合っていたのかもしれません。お互いにソファに腰掛けて打ち合わせをしながら、なんとなくムズムズしてきて…肩がふれ、腕がふれ、次第にどちらからともなく太ももが触れ合うほどに密着。それでも、太ももを密着させてから先はお互いどうしてよいか分からず、上の空でシラけた打ち合わせを続けようとしていましたね。それでも、二人の言葉が途切れてしまったとき…お互いの瞳を見つめて…どちらからともなく顔を寄せ、気付けば目を閉じて優しく唇を触れさせていました。あの時の息遣い、胸の高鳴りは忘れられません。10秒ほどそっと唇を重ねていましたが、次第に強く吸い合い、互いの中を貪るように舌を絡ませました。ここで、私が残った理性を働かせて、部室の鍵を内側から閉めました。鍵を持った誰かが入ってくるにしても、ガチャガチャという音さえ聞こえれば、なんとでもなる気がしました。鍵を閉めると、私たちのたかが外れたようになりました。舌だけではなく、両腕を絡ませ、脚をもつれさせてソファに倒れこみ…どちらが上ということもなく、倒れこんだのです。女の子同士でそんな気持ちになることなんて、想像したこともありませんでした。でも、不思議なことに求めあう時はそんなことを気にする余裕はありませんでした。お互い、何年間も活動を共にしてきたチア同期。分かり合えるのです。舌を絡ませ、脚をもつれさせたままで、Tシャツの下のブラのホックをはずしました。べろーんと捲り上げて、吸い付いたりなんて野暮なことはしません。西日がきつく始めからカーテンは閉めていましたが、明るくて恥ずかしいですもの…お互いの胸を揉みしだき、乳首をそっと撫で(男性のように激しくなく、羽でこするようにそっと…)、次第に口付けしあっていた舌を、頬に、首すじに、鎖骨に…。私は彼女のTシャツの下に手を入れて、胸のふくらみを強くもみました。柔らかく吸い付くようで気持ち良くて…おっぱいが好きという男性の気持ちがよく分かりました。一方で、私もTシャツの上から乳首をつままれ、胸をつかまれ、元々のM気質がムラムラ。でも、お互い恥ずかしくてシャツは脱げませんでしたね。レズの知識は皆無でした。とりあえず、お互い密着して気持ちよいところを見つけ愛撫する…。とろけそうでした。がっしりとした男性が好きなのですが、柔らかい女性もマシュマロみたいで気持ちよいのです。直接乳首を舐めることは恥ずかしくてできず、ソファの上で転がりながら、ふたりでシャツの上から胸に吸い付いたり…。そして、私の同期が先に私のショートパンツに手を入れて、下着の上から割れ目をそっと撫でてきたのです。そのふんわりした愛撫に我慢できず、私はそれまで堪えていた声を漏らしてしまいました。「しっ…!」ここで、彼女が私の唇に人差し指を当てました。均衡を保っていた形勢が変わり、彼女が上に。私はただ、ただ頷くことしかできず、彼女の指のなすがままに。私は柔らかな愛撫にすぐに満足できず、二人ともショートパンツを脱ぎ捨て、下着をつけたまま互いにこすり合わせました。激しく…腕を絡ませ、舌で唇や首すじをはいまわらせながら…二人とも何がなんだか全く分からないまま、ただとろけそうな感覚でした。私は中よりもクリトリスでイくタイプなので、この行為に大満足。二人で、それこそ獣のように求め合いまさした。何度か高みにいきついて、興奮が収まると…日は沈み、薄暗い部室は汗っぽく、汗にまみれた体にTシャツがまとわりつき、中途半端にはずれたブラ、脱ぎ捨てられたショートパンツ、位置がずれたソファ…なんとなく気まずく、お互いに気まずさを隠すように黙々と着替え、片付けました。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
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