被虐の躾(2)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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被虐の躾(2)

16-01-23 02:46

ファミレーレストランの店内には数組の家族と若い男女のカップルが仲むつましく食事をしていた初老の男と綾子が店内に入ると可愛らしい制服を着たウェイトレスが二人の元に駆け寄り二人を席に案内した

「此方がメニューで御座います」

にこやかに顔で二人にメニュー表を渡し簡単な説明をすると一礼をし席を離れた、初老の男はメニュー表を開きパラパラとページを捲るとウェイトレスを呼ぶボタンを押した、ウェイトレスは足早に二人の元に来た

「わたしは、この特製ビーフカレーとコーヒーを貰おうかな、綾子は決まったかな」

初老の男か綾子に問い掛けた時、綾子の躰がビクンと反応したそして震える声で注文を言った

「コ、コーヒー…、だけで」

表情を歪める綾子にウェイトレスが心配げな表情を浮かべ

「御気分がお悪いんですか?」

気を使うウェイトレスの言葉に綾子は平静を装いながら作り笑顔を浮かべながら

「だ、大丈夫です…あ…ありごとう」

そう言う綾子にウェイトレスは少しハニカミながら一礼をし立ち去った

「お願いです…此処では、許してッ」

表情を歪め下唇を噛み椅子に腰掛けた尻を淫らにくねらせ綾子は初老の男に訴えた、しかし初老の男は薄笑いを浮かべ

「駄目だ、耐える事だな」

そう綾子に言うと手に持つリモコンのボタンを押した

「あっ…ぁぁぁ、ダメ…ゆるして…」

綾子は更に表情を歪めた


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