牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
主人は単身赴任で、上の2人の娘達は結婚、今は19歳の末の息子と二人暮し。息子は中学に入った頃から性に興味を持ち出し、ヌード写真やSM雑誌等を机の引出しの奥に隠し持つ様に成りました。 私も悪いのですが、末っ子可愛さで甘やかして過ごし、二人暮しと言う事もあり、一緒にお風呂に入る事も度々です。あえて申しますと、息子とは男女の関係なのです。良く週刊誌等で目にしました。まさか自分がそうなるとは。そもそもは、息子のオナニーをみてしまったこと。あれは。そう、主人がいない夜でした。「入浴しなさい」と言うために息子の部屋の前まで来たところ、何か部屋から伝わってくる雰囲気がいつもと違います。扉を開けるのが躊躇われました。思いきって開けると、そこには。「わっ!」という声とともに眼に飛び込んできたのは、ヌード写真を観ながら自分のモノを扱いている息子の姿。もう少しで射精するところだったらしく、天を向き激しく脈打っていました。怒る訳にもいかず・・。なんと声をかけていいのか迷い、気まずいまま呆然として固まっていました。二人の息づかいだけが聞こえる部屋の中で、どれだけの時間が経過したのでしょうか?実際は、ほんの2,3秒であったと思います。最初に沈黙をやぶったのは息子でした。口をひらいて出てきた言葉は、予想だにしなかった言葉。「ママの事が好き。」「セックスしたい、初めての相手はママがいい。」その言葉が私の耳に届く。全身から力が抜けて、思わず私は息子の足元にへたり込んでいた。息子が生まれてからというものは、主人と夜の生活はしておらず、最愛の息子から告白され、目の前には息子=若い男の性器が勃起している。魔が差したのか。それとも主人に構って貰えない女の性がそうさせたか。次の瞬間。自分自身、信じられない行動にでていた。目の前の息子の堅く屹立したモノ手を伸ばし、握り締めていた。私自身、愛撫などできる余裕はなく、ただ握り締めているだけでした。でも息子の先からは透明な液が流れ、指を濡らす。それが心臓の鼓動が聞こえるほど私を興奮させ、枯れてしまったとばかり思っていた女の泉に19年ぶりに愛の滴が湧き出し、下着を濡らしていた。射精寸前に邪魔された彼はすぐに絶頂に登り詰め、「もう、もう我慢できない」と言うが早いか、私の手に溢れるほどの大量の液を噴出させた。ティッシュで後始末するほんの短い時間に、一切触っていないのに再度屹立してきた。思わず眼が釘付けになっていると、抱きついてきた。あまりにも、突然のことに抵抗できず、彼は私のスカートを捲り上げパンティを脱がそうとする。思わず腰を浮かしてしまうと、覆い被さってペニスを掴んで私に入れようとする。あまりにも力任せにしがみつくので、息が詰まるかと思った。しかし息苦しさよりも、収まるべき場所を求め屹立するペニス。息子が可哀そうに思えたとき、自ら腰を使って迎え入れしまった。女という生き物は業が深いものか。その出来事があった日、以来。私は“母”よりも“オンナ”となり、身体の欲望のおもむくまま、日に2~3度は息子いえ若いツバメかな。彼のはちきれんばかりの身体を貪るようになっていた。でも。冷静に考えると、このままでは2人は不幸になってしまう。息子が他の女性と・・想像すると嫉妬の炎に焦がされる。そんなこと思いたくもない。頼りなかった息子も大学生になり、最近では身体は大人同様に成長し、頼もしくなりました。何も知らなかったセックスも色々知識をつけ、SMと申しますのでしょうか、バイブや色々な道具を使うようになり、気が遠くなるほど。唯、主人には勘づかれていないようなので。そのうち、ばれてしまうかもしれません。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
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