牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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25-12-28 08:43
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あやみは、僕のことを見つめたまま腰を動かし続けている。挑発的な笑み……以前のあやみからは、想像もつかないような表情だ。ムーサとセックスしたことで、一気に変わってしまった。いくらなんでも、変わりすぎだと思うくらいの変化だ。
「出る? 出して。早くイッて」
あやみは、そんなことを言いながら腰を動かしている。僕を見つめながら、酷い言葉を口にしている。そんなに心奪われてしまったのだろうか? 今日会ったばかりのムーサに、そこまで堕とされてしまったのだろうか?
優子さん夫妻を見て、刺激を受けているのだともう。優子さんが旦那さんを挑発して興奮させるように、あやみも僕を興奮させるために挑発的な言動を繰り返しているのだと思う。そう信じたい。 僕は、息苦しいほどの嫉妬を感じながらも、信じられないくらいに興奮してしまっている。それと同時に、敗北感と罪悪感も感じてしまう。僕がもう少し巨根だったら……そんなことを考え、あやみに申し訳ない気持ちが膨らむ。
「そうだ、もっと気持ちよくしてあげるね」
あやみは、イタズラっぽい笑みを浮かべると、自分の秘部に指を伸ばす。そして、溢れ出たムーサの精液を指先に付けると、そのまま僕の乳首を刺激してきた。他人の精液をなすりつけられ、思わず怯む。でも、あやみはかまわずに乳首を指摘してくれる。
他人の精液とは言え、ローションのような感触だ。一気に快感は高まっていく。
「フフ、固くなった。こんなのでも、興奮しちゃうんだね」
あやみは、楽しげに笑いながら言う。あやみは、僕の両乳首を刺激しながら腰を動かし続けている。でも、さっきからムーサのことばかりを見ている。ムーサも、ママさんを後ろから串刺しにするように激しく抱きながら、あやみを見ている。
僕は、強い不安を感じながらも、射精感が高まっている。そして、僕は優子さん夫妻が気になってしまう。優子さんの膣口に口をつけ、ムーサのザーメンをすすり取る旦那さん……酷い扱いをされているのに、彼のペニスはビクンビクンと脈打つように揺れている。
僕は、アレは自分の将来の姿なのかもしれない……そんな事を考えてしまっている。そして、そんな考えを持つことで、さらに射精を堪えられなくなっていく。
「固くなった。良いよ、出して。我慢しないで」
あやみは、急かすように言う。そんなことを言われて悲しい気持ちになるが、それでもイクのを必死で堪える。射精したら、あやみがまたムーサとセックスをしてしまう……そんな気持ちで堪え続ける。
「イジワルしないで。早く出して。ムーサとエッチしたいの」
あやみは、腰の動きを加速する。もう、僕を気持ちよくさせようとか、自分が気持ちよくなりたいとか、そんなのは関係なく、ただ僕を射精させることだけを考えているような動きだ。すると、いつの間にか近づいていた優子さんが、僕の乳首を舐め始める。
「早くイッてあげて」
優子さんは、イタズラっぽく微笑みながら乳首を舐め続けてくる。指とは違う快感。あやみじゃない女性に舐めてもらっていると言うことにも興奮してしまう。そして、あっけなく射精してしまった。
「フフ、出てる。でも、勢い弱いんだね。イッてくれて、ありがとう」
射精したことに、ホッとしたような顔のあやみ……複雑な心境だ。
「乳首、気持ちよかった?」
優子さんが、優しい顔で聞いてくる。彼女の口元は、僕の乳首についていたムーサの精液でドロドロだ。精液まみれの口元が、とても淫靡に見える。すると、優子さんはあやみにキスをし始めた。あやみも、優子さんの口の周りのムーサの精液を舐め捕るようなキスをする。絡み合う舌……精液でドロドロのキスは、卑猥すぎて言葉もない。
二人のキスは、熱を帯びていく。荒い息遣いと、激しく動き回る舌……あやみは、女性同士のキスに強い興奮を感じている。 キスが続く。すると、ムーサが二人のキスに割り込ませるように、その巨根を押しつけていく。すると、二人はすぐにそのペニスを舐め始めた。二人の舌が、発達したカリ首に絡みつく。二人とも、さらに発情顔になっている。
ムーサは、満足げな顔で二人を見下ろす。あやみは、夢中で舐めている。まるで、目がハートマークになっているような表情で、夢中になって舐めている。こんなに一瞬で恋に落ちるものなんだろうか? いくら強い快感を与えられたと言っても、相手は黒人男性だ。あやみの好みとは、まったく違うタイプの男性だ。
あやみは、中性的な男性が好きだ。イケメンと言うよりも、可愛らしい感じの男の娘が好きだ。ムーサは、それとはまったく逆の、野性的な雰囲気のする逞しい男だ。イケメンではあると思うが、少なくてもあやみが恋愛感情を持つ相手とは思えない。 あやみと優子さんは、夢中でフェラチオを続けている。ふとママさんはどうなっているのだろう? と思ってそちらを見ると、うつ伏せで大きく脚を拡げたままぐったりとしてしまっている。まるで、潰れたカエルみたいな姿だ。膣からは、とめどなく精液が溢れているし、酷い状態になっている。
女性のことを、ここまで感じさせることが出来る……ムーサに、畏れを抱いてしまう。そして、あやみがこんな姿にされることを想像してしまう。でも、それを想像すると、強い興奮を感じてしまう。
あやみは、大きく口を開けてムーサの巨根をくわえ込む。かなりギリギリのサイズ感で、彼のペニスの太さが伝わってくる。優子さんは、彼の睾丸やアナルを舐めながら、指で乳首の刺激までしている。二人の女性にこんなにも積極的に奉仕され、ムーサも気持ち良さそうで満足げだ。
ふと横を見ると、優子さんの旦那さんがオナニーをしている。優子さんがムーサに奉仕する姿を見ながら、泣きそうな顔で小振りなペニスをしごいている。異常な空間だと思う。倫理観や貞操観念の消えた空間だ……。 ムーサが、ベッドに腰を下ろす。二人は、夢中でムーサへの奉仕を続けている。乳首を舐めたりフェラチオをしたりしながら、心を込めて奉仕を続けていく。
「すごく固い。カチカチになってる。本当に大っきくて素敵です」
あやみは、彼に夢中だ。僕の方を見ることもなく、媚びた態度で奉仕をしている。すると、ムーサはあやみのアゴのあたりに指をかけ、引き寄せていく。あやみは、彼の顔に近づいていき、スッと目を閉じた。キスを受け入れる姿……嫉妬心がさらに大きくなる。
キスをする二人……ムーサの舌が、あやみの口の中で動き回る。あやみも、嬉しそうに舌を絡め続ける。二人がキスをしている間も、優子さんは彼のペニスをフェラチオし続ける。まるで、彼は王侯貴族にでもなったような状況だ。圧倒的なペニスの力で、女性を夢中にさせる……僕が、一生経験することの出来ない状況だ。
「入れても良いですか? このおチンポ、あやみのオマンコに入れても良いですか?」
媚びた声でおねだりをするあやみ……。まさか、ここまでのことになるとは思っていなかった。ここに来る前は、もしかしたら他の男性とエッチしてしまうかもしれないなと思ってはいた。でも、黒人男性の巨根に堕とされるなんて、ほんの少しも考えていなかった。
「良いよ。いっぱい気持ちよくなってごらん」
流ちょうな日本語で答える彼。あやみは、嬉しそうに彼にまたがっていく。そして、対面座位で生のペニスを入れてしまった。僕の方を一切見ず、許可をもらうこともなくあっさりと入れてしまっている……。僕がヤキモチを焼くのが嬉しい……そんな話は、どこにもなくなってしまったようだ。 「あぁ、すごい……こんな……うぅっ、当たる、奥まで来てる」
あやみは、快感を感じていると言うよりは、驚きを感じているような顔だ。そして、吸い寄せられるようにムーサにキスをした。僕は、自分がスッと後ろに移動したような感覚になる。現実感が喪失し、自分が幽体離脱でもしたような感覚だ。あやみが、夢中で舌を絡めるキスをしながら、腰をこすりつけるように動かしている。
「気持ちいい……あぁ、ダメ、もうイク、イッちゃう。おチンポ気持ちよすぎちゃう」
あやみは、うわごとを言っているような口ぶりだ。本当にそんなに気持ちいいのだろうか? 気持ちいいからと言って、そこまで夢中になるものだろうか? 優子さんは、あやみの乳首を刺激している。でも、ムーサの乳首も刺激している。二人のセックスを、より高めようとしているみたいだ。 「子宮降りてるね。そんなに孕みたい? 僕のザーメンで、妊娠したいの?」
ムーサは、また言葉責めみたいな事を始めている。あまりにも流ちょうな日本語だ。きっと彼は、日本人とのハーフなんだと思う。髪も直毛で、顔立ちも薄い感じだ。それが良い方に出ていて、日本人好みのイケメンに見える。なよっとした女性っぽい僕とは違い、キリッとした男らしいイケメンだ。
「したいっ! 妊娠させてくださいっ!」
あやみは、すぐに叫ぶ。極端にIQが低くなってしまったみたいな、オウム返しっぽいリアクションだ。
「旦那さんの前で妊娠するの?」
「するっ! りく君が見てる前で、ムーサのおチンポで妊娠するっ!」
あやみは、とろけきった顔で叫ぶ。僕の名前を叫んでいる時ですら、こっちを見てくれない。もう、ムーサのことだけを見ている状態だ。
「フフ、二人で妊娠しようね。ムーサの赤ちゃん、一緒に産もうね」
優子さんも、興奮しきった顔で言う。でも、優子さんはすでに20人の男性に中出しをされている。しかも、今日は一番赤ちゃんが出来る日だそうだ。いくらムーサの精子が強くても、すでに手遅れだと思う。でも、あやみは違う。僕も中に出しているが、絶対に勝てないと思う。さすがに赤ちゃんが一番出来る日ではないし、安全日だと思う。でも、確認はしていない。もしかしたら、受精可能な日なのかもしれない……。 「本当に気持ちいいです。こんなに気持ちいいことがあるなんて、信じられない……もう、戻れないです。りく君の小っちゃいのじゃ、気持ちよくなれない」
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