▲妻は、不倫相手と私の悪口を言っていた8_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

▲妻は、不倫相手と私の悪口を言っていた8

25-12-28 09:47


1ヶ月の間、カメラで有美の行動を確認したが、直哉とは会っていなかった。私とのセックスで、ディルドやペニスバンドを使うことで、欲求不満が解消されたおかげかもしれない。ただ、頻繁にオナニーをしていることはわかってしまった。私とのセックスで、ちゃんとイケるようになったにしても、まだ欲求不満は残っているようだ。
 そして、有美はオナニーをする時に、毎回直哉のことを口にする。直哉に対する愛情は、残っているのは間違いなさそうだ。もう、これ以上見るのは申し訳ない……そんな風に思っているのに、有美のあまりに卑猥なオナニー姿をもっと見たいと思ってしまう……。
有美が寝た後、こっそりとカメラのデータを確認する。すると、今日も有美はオナニーをしていた。あの大きすぎるディルドにまたがり、中腰状態で腰を上下に動かしている。がに股みたいな姿で激しく腰を動かす様は、ロリ可愛らしい彼女にはまるでマッチしていない卑猥な姿だ。
「イグっ、んおぉっ、おおぉおぉっ、オマンコ気持ちいいっ! 直哉、出してっ! 中に出してっ、直哉の赤ちゃん、産みたいっ!」
 信じられない言葉を口走りながら、ハードなオナニーが続く。有美は、直哉に恋愛感情を持っていたのだと思う。つれない態度をしていたが、本心は違ったのだと思う。でも、どうして会わないのだろう? 別に、私にバレたわけでもなんでもない。そもそも、私なんかよりも、彼の方が好きだったと思う。
 不思議に思いながらも、私はオナニーを開始した。最近は、有美の新しいオナニー動画を見るのが楽しみになっているし、それを見ながらするオナニーが、一番気持ちいいとすら思っている。
有美は、乳首を摘まみ始めた。ギュッと変形するくらい強く摘まみ、嗚咽を漏らして泣いているようなあえぎ声を漏らす。有美がドMということは、探偵さんに調査を依頼しなかったら一生気がつかなかったと思う。そして、あの時のことを思い出した。あの時、調査をしようとしたきっかけは、有美が直哉とホテルに入るのを偶然見かけたからだ。
 もしかしたら、二人はホテルでセックスをしているのではないか? 家出しなくなっただけで、まだ会っているのではないか? そんな疑念が湧き上がってしまった。有美は、乳首を強く刺激しながら腰を動かし続けている。唐突に、潮吹きまでしながらも、さらに激しく腰を動かしている。
 そんなに気持ちいいのだろうか? あんなに大きすぎるディルドで、痛くないのだろうか? いまだにそんなことを思ってしまう。身長150センチの有美に、そのディルドはあまりにも大きい。ペットボトルをねじ込んでいるようなビジュアルだ。
「イグっ、イギィッ、イギィイイッ」
 有美は、もう言葉になっていない。獣のように吠えながら、背中をのけ反らせて果てた。すると、腰が抜けてしまったのか、腰がストンと落ちる。ディルドが根元まで入り、先端部分に全体重がかかる。
「アギィッ、ヒィ、あぁ、死んじゃうぅ」
 有美は、力が入らないようで、腰を持ち上げることが出来ない。巨大なディルドを根元まで挿入したまま、追い詰められた顔を見せる。変態スクワットでオナニーをしている時も、根元までは入れていなかった。そこまで入れることが出来ないようだった。
「ダメぇ、イクぅ、イグゥ」
 有美は、腰を動かしていないのに果てる。子宮口を強く押され、それだけでオルガズムに達してしまうみたいだ。
「子宮壊れるぅ……」
 有美は、涙まで流している。それなのに、腰を動かし始めた。前後に、少しずらすような小さな動きだ。ディルドを抜こうとせず、オナニーを始めてしまったみたいだ。
「うぅっ、うぅ~~っ、こ、これダメ、ダメになる、壊れる、子宮ダメになる」
 有美は、快感を感じているのも間違いないが、それよりも驚きを感じているようなリアクションだ。有美は、歯を食いしばるような顔をしている。あえぎ声を漏らすこともなく、強く歯を食いしばりながら腰を動かしている。オナニーをしていると言うよりも、拷問でも受けて耐えているように見えてしまう。
「うぅっ、うぅ~~っ」
 有美は、うめきっぱなしだ。腰の動きも少しずつ大きくなっている。有美は、本当に淫乱だ。小っちゃな女の子はエッチだと言うが、本当なんだなと思ってしまう。私とのセックスでも、器具を使うとは言えオルガズムに達することが出来るようになったのに、まだこんなオナニーも続けている……直哉とは、本当に会っていないのだろうか? 不安がさらに膨らんでしまう。
「イグイグイグっ、んおぉおおっ! 無理、死んじゃうっ、オマンコイグっ!」
 ひときわ大きく叫び、有美は横に倒れるように身体を横たえた。ディルドは抜け、有美はガクガクと身体を震わせる。ディルドは、白い本気汁がまだらに付着していて、酷い状況だ。ディルドが抜けた膣も、丸見えになっている。ぽっかりと穴が空いたように拡がったままの膣、ピンク色の膣肉がうごめくのまで見えてしまっている。
 有美は、しばらくぐったりとしていたが、ペニスバンドを取り出した。何をするつもりだろう? と思っていると、ディルド部分にフェラチオを始めた。まるで、愛情を込めているような、本気のフェラチオをしている。そんな姿を見て、ドキドキしてしまう。有美が直哉とセックスする姿は、本当に絶望的な光景だった。でも、最高に興奮してしまった。有美が寝取られているという状況が、興奮に繋がる……もう、否定しようがない。私は、重度の寝取られ性癖だ……。
「欲しい……直哉、ハメて。オマンコの奥で出して欲しい」
 有美は、やっぱり直哉のことを口走る。これも、毎回のことだ。彼への思いを口にしながら、激しくオナニーをする……やっぱり、身体だけの関係ではなかったのだと思う。恋愛感情はない……そんなことを口にしていたが、結局身体が堕ちると、心も堕ちるのだと思う。
「直哉、好き、愛してる。赤ちゃん産ませて欲しいの」
 有美は、夢中でフェラチオしながらそんな言葉を口にする。そして、ディルドを挿入した。さっきまで使っていた大きすぎるディルドとは違い、まだ常識の範囲にギリギリ収まるサイズだ。有美も、さっきほど激しくは感じていない。でも、幸せそうな顔をしている。
「直哉、気持ちいいよ。愛してる。出して、中に出してっ」
 切なげな顔を見せながら、ディルドを抜き差しし続ける。さっきまでの獣じみたオナニーではなく、愛し合う二人がするセックスのようなオナニーだ。気持ち良さそうで、幸せそうな顔。私としている時よりも、幸せそうに見える。私は、幸せそうな顔でオナニーを続ける有美を見ながら、最高に気持ちいい射精を始めた……。
そんな生活を続けていたが、結局どうしても気になってしまった。有美は、本当に直哉と会っていないのかどうかが……。
「久しぶりですね。そろそろかなと思っていましたよ」
 探偵さんは、温和な笑みを浮かべながら言う。探偵さん特有のことなのかどうかはわからないが、年齢不詳だ。50代のような気もするし、30代のような気もする。落ち着いたしゃべり方だ。私は、近況を話し、目的も話した。
「承知しました。きっと、良い動画が撮れると思いますよ」
 探偵さんは、有美が直哉と会っているのを確信しているみたいだ。経験からわかるのだろうか? でも、私もきっとそうだろうなと思っている。
「最近、健作さんみたいな依頼が増えましたよ。今、ブームなんですかね? 寝取られ性癖……調べると、源氏物語や北欧の神話にもあるようですね。もしかしたら、本能に組み込まれた感情なのかもしれないですね」
 急に哲学的なことを話し始める彼。私は、返答に困りながら曖昧にうなずいた。
動画は、本当にあっけなく撮れてしまった。探偵さんの予言通り……でも、私もそうなるだろうと思っていた。どう考えても、日々の有美のオナニーには違和感があった。探偵さんから、メールで報告を受けた。動画は、私のクラウドストレージに直接アップロードして貰った。
 私は、すぐにネットカフェで動画を確認した。個室ブースに入ると、ノートパソコンでストレージにアクセスする。動画は、1本だけだ。すぐに再生を始めると、ラブホテルの一室だった。まだ、誰も映っていない部屋だけが映っている。
 どうやって撮ったのだろう? この部屋に、有美が入ることがわかっていなかったら撮れない映像のはずだ。毎回同じ部屋を使うとも思えないし、撮影手段がまったく予想出来ない。間違いなく非合法の手段を使っていると思うが、想像すら出来ない。
本当に、有美が入ってくるのだろうか? そんな事を考えていると、本当に有美が入ってきた。横には、直哉もいる。想像していたとおりの展開とは言え、強いショックを受けてしまう。もう、有美は不倫をやめたと思っていた。私とのセックスが充実したことで、考え直してくれたと思っていた。でも、脆くも崩れ去った。
「こんな部屋もあるんだ。なんか、和風なんだね」
 有美は、部屋に入ってくるなりそんなことを言う。ますます撮影手段がわからなくなってしまった。いつも同じ部屋ではない……でも、ホテル自体は同じみたいだ。
 二人は、すぐに抱き合いながらキスを始めた。
「会いたかったよ。有美、愛してる」
 直哉は、真剣な口調で言う。
「フフ、ホストの愛してるって言葉くらい、軽い言葉ってないよね」
 有美は、おどけたように言う。でも、そんなことを言いながらも、有美は分かり易く嬉しそうだ。
「直哉、愛してるよ。直哉はウソでも、私は本気だよ」
 有美は、そんな言葉を口にした。ドキッとしてしまう言葉だ。
「嬉しいよ。俺も、本気だって」
そう言って、キスをする彼。有美は、幸せそうな顔でキスをしている。もう、これだけで充分だと思ってしまう。これ以上見る必要はない……そう思っているのに、ファスナーを降ろしてペニスを剥き出しにしてしまった。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索