牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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26-02-13 09:18
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美久が、部長と不倫をしていた……。この目で確認しているのに、まだ信じられない。映像で確認する前は、部長になにか怒られているとか、無理矢理なにかされているのではないかと心配だった。でも、現実はまったく違った。部長に色々と指示はされていたが、美久は嫌がっているようには見えなかった。そして、美久の部長に対する態度にも驚いてしまった。対等な関係というか、仲が良さそうに見えた。 どうしたら良いのだろう? 美久に問いただすべきだと思う。でも、僕は画面から目が離せないでいる。美久は、ドロドロになった部長の巨根に奉仕を続けている。イヤだと言っていたのに、結局お掃除フェラをする美久……僕も、してもらったことがない行為だ。 「あぁ、気持ちいい。美久、もう一回するか? まだ物足りないだろ?」 「しないです。早く戻らないと。もう綺麗になりましたよね?」 美久は、やっぱりつれない言い方をする。普段の物静かでおとなしい彼女からは、イメージ出来ないしゃべり方だ。一瞬、別人なのかな? と思ってしまうくらいに口調がきつい。でも、眼鏡の似合う可愛らしい顔は、間違いなく美久だ。 「あっ、ここがまだ」 そう言って、部長は睾丸のあたりを指差す。 「全然汚れてないじゃないですか」 美久は、ぶつくさ文句を言いながらも、睾丸を舐め始めた。 「おぉ、エグ、気持ちいい」 嬉しそうな部長。美久は、無表情で淡々と睾丸を舐め続ける。睾丸を舐めながらも、手で巨根のカリ首辺りを刺激もしている。二人の関係性が、まったくわからない。美久は、つれないような態度を取りながらも、結局部長の希望を叶えている。 「全然収まらないじゃないです。どうしてこんなにギンギンにしてるんですか……まったくもう。こんなので戻ったら、大騒ぎになりますよ」 美久は、いきり立った部長の巨根に、そんな文句を付ける。どう見ても勃起してしまいそうなことを続けているのに、そんなことを言うのは矛盾に感じる。 「じゃあ、収めてよ。美久も、収まってないだろ?」 部長は、ニヤけながらそんなリクエストをした。美久はなにも言わない。でも、無言でコンドームを取り出すと、部長の巨根に装着し始めた。 「すぐ出してくださいよ。さすがにもう戻らないと」 美久は、そう言ってまた部長に背を向けてまたがろうとする。 「こっち向けよ。その方が、早くイクから」 「……余計なことしないで下さいよ」 「しないしない、したこともない」 美久は、呆れたような顔をしながら、それでも対面座位の体勢でまたがっていく。コンドームが付けられた巨根を握り、膣に導く彼女……部長は、さっきからされるがままだ。 「うぅっ、んっ、フゥ」 美久は、やっぱり声を漏らさない。でも、さっきよりも余裕がないというか、吐息やうめく声が漏れている。 「メチャ当たってるぞ。子宮、降りすぎだろ。そんなに気持ちいいのか?」 部長は、からかうような口調だ。いつもの丁寧な口調ではない。部長は、見た目に反して女性社員に対してはとても丁寧なしゃべり方をしている。こんなに馴れ馴れしいしゃべり方をするのを、見たことがない。 「あぁ、マジで気持ちいい。美久のオマンコ、一番気持ちいいよ」 部長は、本当に気持ちよさそうに言う。美久は、あえぎ声をあげることなく腰を動かしているが、すでに表情はとろけているみたいに見える。 「美久も気持ちいいだろ? 俺のが一番気持ちいいだろ?」 部長は、さっきよりも饒舌だ。一度射精したことで、多少は気持ちが落ち着いたのだろうか? でも、やっぱり興奮しているように見える。 「気持ちよくないです。そんなの良いから、早くイッて下さいよ」 美久は、怒っているのかな? と思う口調だ。でも、表情はどう見てもとろけているので、凄くちぐはぐに見える。 「美久もイッて良いぞ。浮気チンポでイッて良いからな」 「イクわけないでしょ。全然気持ちよくないし……早くイッて下さい」 美久は、やっぱりつれない口調で言いながら腰を動かし続ける。かなり激しい動きをしている。美久がこんなにダイナミックな動きが出来るとは、想像もしていなかった。すると、部長がスッと顔を近づけていく。そのままキスをしようとした。でも、美久は手で彼の顔を押し返す。 「すぐ余計なことする……そんなの良いから、さっさと終わってください」 美久は、あくまで事務的な口調で言っている。でも、その表情はどう見てもとろけてしまっているみたいだ。 「でも、キスしたらすぐイクぞ。キスしないとなかなかイケないから」 「さっきは、すぐイッたでしょ? 我慢してるだけでしょ? いいから早くイッて下さい」 美久は、そう言ってさらに腰の動きを加速した。部長は、さっきからまったく動いていない。美久が、一方的にしているような状況だ。淡々と腰を動かし続ける美久……制服姿のままで、なにも脱いでいない。でも、まくれ上がったスカート、膣を出入りする巨根……セックスしているのは間違いない。 足下の床が、揺れているように感じてしまう。こんなに動揺したことは初めてだ。美久が浮気をする……一度も想像したことがなかった。そんなことをするイメージもなかったし、心配もしていなかった。 続けての2回目ということもあり、部長はなかなか射精しない。美久は、ひたすら腰を動かして射精に導こうとしている。 「んっ、んっ、うぅ、早くイッて下さい」 美久は、さらに余裕のない声になっている。やっぱり、どう見ても快感を感じているのは間違いないと思う……。気持ちがなければ、感じない。女性は、そう言うものだと思っていた。でも、美久は感じている。部長のことが、好きなのだろうか? そもそも、どうしてセックスをしている? まだなにもわからない。 すると、部長が美久の胸を揉み始めた。制服の上から、鷲掴みみたいにして揉んでいる。 「んっ、クゥ……」 美久は、うめいたが何も言わない。さっきみたいに、事務的にやめてとか言わないことに、違和感を感じてしまう。 「乳首、カチカチじゃん」 「そんなの良いから、早く……イッて」 美久が、苦しげな顔になっている。でも、それは苦しくてそんな顔をしているのではなく、声を抑え込もうとしてそんな顔になっているように見える。 「キスしたらすぐイクって」 部長がそう言うと同時に、美久が部長にキスをした。舌をねじ込み、激しく動かしている。そして、腰の動きもさらに加速する。まるで、男性がスパートをかけているような激しさだ。すぐに部長はうめきながら射精を始めたようで、美久の動きも止まった。 部長が射精すると、すぐにキスを解く美久。 「長いです。我慢せずにさっさとイッてくれないと、もうしないですよ」 美久が、そんな文句を言いながら身体を離し、部長の巨根からコンドームを外していく。手際よく口を縛ると、制服のポケットにティッシュでくるんでしまう。 「ゴメンゴメン。美久とキスしたかったからさ。やっぱり、キスしながらイクのが一番気持ちいいよ」 「そんなのは、奥さんとしてください」 美久は、乱れた衣服を整えると、 「ほら、早く戻って。時間かかりすぎです」 と、部長に指示をした。二人の関係が、まったくわからない。わかるのは、美久が乗り気ではないが、嫌々ではないと言うことくらいだ。 部長は、美久にキスをしようとする。でも、美久が顔を背けたので、キスは頬にされた。 「美久、好きだよ」 「キモいです」 部長は、キモいと言われても笑顔で出ていった。美久は、部長がいなくなると、あの椅子に座ってスカートの中に指を差し込む。そして、激しくまさぐるように動かし始めた。衝撃映像だ……浮気していたことだけでも衝撃だったのに、その後でオナニーまでしている。 「んっ、んっ、うぅっ、あっ、クゥ」 美久は、必死で声を抑えながら激しく腕を動かしている。その動きの激しさから、クリトリスをまさぐっているのではなく、膣に指を入れてかき混ぜているように見える。とにかく激しい動きだ。美久は、歯を食いしばるような顔になっていて、声を無理矢理抑え込んでいるみたいだ。 そして、5分くらい続いたあと、脚をピンと伸ばしながら全身を震わせて終わった。長い……5分近く全力で腕を動かしていた。部長とのセックスで、満足出来なかったのだろうか? 美久が性欲が強いなんて、まったく知らなかった。むしろ、淡泊な方だと思っていた。もしかして、僕とのセックスのあとも、オナニーをしているのだろうか? 僕とのセックスに、満足していないのだろうか? 部長とのセックスを見ると、僕よりも美久を感じさせているように思えた。美久は気持ちよくないと言ったり、あえぎ声をあげたりしていなかったが、表情はとろけていた……。 動揺しながらも、資料室を出た。二人の関係がわからないまま、モヤモヤしっぱなしだ。いつから二人はあんな関係なのだろう? 普通の不倫とは、違う感じがする。恋愛感情がさほどないというか、ただセックスだけが目的の関係に見える。でも、それがそうだとしても、それは何の慰めにもならない。美久が他の男とセックスをしていることには変わらない……。 「長かったね。でも、面白かった」 休日、約束通りに映画を見た。3時間弱の上映時間は、さすがに長かった。でも、面白い映画だった。色々気になる部分もあったが、それを差し置いても面白かったと思う。なによりも、美久がずっと手を繋いできてくれたことが嬉しかった。 「二人とも、かっこよかったね」 そんなことを言う彼女に、どっちが好み? と聞くと、 「はる君! はる君が好みだよ」 と、はにかむように言いながら腕に絡みついてくる。胸が腕に密着して、ドキドキしてしまう。着痩せするが、やっぱり見た目よりかなり大きい。その柔らかい感触に、性欲が刺激されてしまう。でも、やっぱり頭の中には、あの映像がある。こんなにも僕を大好きという態度を取りながらも、裏で部長とセックスしている……美久の気持ちがわからない。不安になってしまう。 「お腹空いたね。ナシゴレン食べたいな」 美久がそんなことを言う。最近のお気に入りだ。マーラータンやナシゴレン、ミーゴレンなんかを食べたがる。僕もアジア料理は好きなので、近くにインドカレー屋さんに行った。最近のインドカレー屋さんは、カレーだけではなく、各種アジア料理も出す店が多い。 「美味しい。タイも行ってみたいね」 美久が、美味しそうに食べながら言う。眼鏡が本当に似合っていて、清楚な文学少女というルックスだ。騎乗位で狂ったように腰を振る女の子には、絶対に見えないと思う。僕は、ナシゴレンはマレーシアじゃなかったっけ? と言った。 「そうだっけ? はる君、物知りだね。カッコいいよ。でも、どっちも行きたいね」 少し恥ずかしそうに言う彼女。本当に、僕のことが大好きというのが伝わってきて嬉しい。でも美久は浮気をしている……。感情がまとまらない。離婚を考えるべきなのだろうか? でも、自分でも不思議だが、美久を嫌いになっていない。なにか理由があるはず……そんな風に思う僕がいる。 帰宅すると、今日見た映画の話をしながらコーヒーを飲んだりした。楽しい時間だ。でも、あの動画のせいか、美久のことを凄く性的な目で見てしまう。美久は、僕の発情を察したのか、甘えた顔でじゃれついてくる。 「はる君、したいって思ってる? 大っきくなってるね」
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