牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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26-06-18 09:17
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「指、回りきらないよ」 ゆり子が、驚いた声で言う。すでにその手は松井の巨根を握ってしまっている状態だ。あまりにもあっけなく、他の男の男性器を握ってしまった。松井に依頼をした時、失敗してしまうだろうなと思った。彼の経歴に失敗が増える……そう思っていた。でも、すでにセックスは目前のような状態だ。 さすがはプロということなのだろうか? でも、ただ肉体関係を結ぶという感じではなく、徐々に仲良くなって親しくなってここまで来た。ただ寝取るだけなら、きっともっと簡単だったのだと思う。こんな風に、自然な流れでここまで来るのは、きっと大変だったはずだ。 もう、この時点で不貞行為だ。と言うよりも、前回ラブホテルに入った時点でそうだったと思う。ゆり子が私を裏切るなんて、この目で見ているのにまだ信じられない。 「ゆり子ちゃんの手、すごく柔らかいね」 松井が褒めると、はにかんだような顔を見せるゆり子。親密な空気に、危機感が募る。 「痛い? 大丈夫?」 ゆり子は、ぎこちなく彼のものをしごきながら聞く。当然、いままでに手でしごいたことはある。私もしてもらっている。でも、今のゆり子はまるで初めてするみたいにぎこちない。 「平気だよ。もっと強くて大丈夫」 松井が指示をする。いつもの比べて、興奮しているような感じがする。仕事はいえ、ゆり子くらいの美女にしごかれるのは嬉しいのだろうか? ゆり子は、もう少しだけしごくのを強くしていく。 「気持ちいいですか?」 ゆり子は、やっぱり明らかに緊張している。緊張したまま、ぎこちない動作を繰り返している。 「メチャクチャ気持ちいいよ。ゆり子ちゃんに握ってもらうだけでイキそうだよ」 松井は、この状況でも軽口を叩いている。余裕のある態度だ。ゆり子は、ゆっくりとしごき始める。様子をうかがうように慎重な動きだ。それにしても、酷い姿をしている。スリット入りのランジェリーなんて、下着としてはなんの役にも立っていない。肝心の部分が隠せていないし、とにかくやたらと卑猥に見える。 「フフ、上手だね。でも、本当に大きい。こんなの、入るのかな?」 まさみが、ボソッとささやく。松井とのセックスを想像している? 危機感が膨らむが、これは過去の動画だ。恐らく今日の午前中だと思う。 「入るよ。でも、たまに痛いって言われる。ゆり子ちゃんはたぶん無理だと思うよ。子供でも産んでたら違うと思うけど」 松井が、そんなことを言う。まるで、ゆり子とのセックスを望んでいないみたいな口ぶりだ。 「う、うん。そうかな? そうかも」 ゆり子も、返答に困っている。無理もない状況だ。 「気持ちいいよ。ゴメンね、こんな事手伝ってもらって」 「全然良いよ。これくらい、お礼だもん。下着、けっこう高いじゃん」 ゆり子は、そんなことを言いながら手でしごき続けている。ぎこちない感じが、徐々に滑らかになっている。罪悪感は感じていないのだろうか? 自分で仕掛けたことなのに、そんなことを思ってしまう。 「ゆり子ちゃん、興奮してる? なんか、凄いことになってる」 松井が、急にボソッと言う。ゆり子は、慌てて脚を閉じるようにしながら、 「う、うん。だって……こんな格好してるし……その……松井さんの、見たことないくらい大きいから」 耳まで真っ赤にしているゆり子。恥じらう姿が、妙に可愛い。 「試したいって思ってるの?」 「ち、違うよ、そんなんじゃない! でも、したらどんなだろうって思ってるかも……」 「試してみる?」 松井の話の運び方が、本当に上手だと思ってしまう。すると、ゆり子が黙ってうなずいた。遅かれ早かれだと思っていたが、あっさりと受け入れてしまっている。すると、松井が大げさに笑いながら、 「冗談だよ。そんなことしたら、浮気になるよ」 と、言った。ゆり子がうなずいたのが、見えていないようなリアクションだ。でも、見えていないはずがない。 「そ、そうだよね。変なこと言っちゃダメだよ」 ゆり子も、大慌てで話をあわせた。でも、私は見てしまった。ゆり子がはっきりとうなずいたところを。なかったことにしているが、浮気を受け入れた瞬間を確かに見てしまった。 「でも、これも浮気だよね。こんなことしてたら」 松井が、おどけて言う。確かに、これが浮気じゃなかったら、何が浮気になるんだろうと思う。 「そ、それは、入れなければ浮気にならないって聞いたことあるよ。ホテルに入っても、最後までしなかったら不貞行為じゃないって」 ゆり子が、どこで聞いたのかそんなことを言う。法的なこととかはわからないが、普通はホテルに入ったら浮気だと思う。 「へぇ、そうなんだ。じゃあ、口でしてもらってもセーフなの?」 「そうだよ。セーフ。して欲しい?」 ゆり子が、まるで挑発するような言い方で聞く。もう、ゆり子は最後までしても良いと思っていると思う。そんな態度だ。でも、松井はそこまで行こうとしていない。あえてそうしているみたいに見える。 「良いの!? お願い!」 最後まで行くことには慎重な態度を見せているのに、フェラチオに関しては即お願いしている。 「う、うん。良いよ。でも、下手くそだよ。痛かったら言ってね」 そう言って、ゆり子は顔を松井の股間に近づけていく。もう、呼吸がおかしくなってしまったみたいに息苦しい。本当にするつもりだろうか? と、思っていると、ゆり子の舌が松井の竿に振れた。様子を見るように、竿のあたりを舐めている。松井は、嬉しそうな顔でうめく。そして、その股間はさらに膨張したように見える。松井は、ある意味では男優稼業もしている。数え切れないくらいの数の女性を抱いているはずだ。それでも、ゆり子のこんなソフトな口技に、大きく興奮しているのが見て取れる。 「あぁ、すごい……夢みたいだよ。ゆり子ちゃん、気持ちいいよ」 松井は、仕事を忘れているようなリアクションだ。本当に気持ちよさそうで嬉しそうだ。ゆり子は、何も答えずに舌での奉仕を続けていく。想像以上のショックに、脚が震えてきた。まさか、こんなに短い日数でここまで進むとは思っていなかった。 ゆり子が他の男にフェラチオしている。まだ信じられない。でも、変な感覚だ。まだ、二人はキスすらしていない。デートのようなことはしているし、メッセージ交換も毎日している。ゆり子が好意を持っていることは間違いないと思うが、順番がおかしい。キスする前に、フェラチオをしてしまった……。 ゆり子は、丁寧に舐め続けている。心を込めた奉仕をしているように見える。そして、大きく口を開けてくわえ込んでいく。こうやって口を開けて頬張ると、その大きさが改めて際立つ。 「あぁ、ヤバい。最高」 松井は、ゆり子の拙いフェラチオに感激している。演技ではなく、本当に嬉しそうに見える。ゆり子は、はにかんだような表情を浮かべながら頭を緩やかに前後に動かしている。卑猥なランジェリー姿で口の奉仕をしていると、風俗嬢のように見えてしまう。 「痛くない? 歯が当たっちゃう……太すぎるんだもん」 ゆり子が可愛らしい口調で言う。まるで、松井に媚びているような態度だ。猛烈に嫉妬心が膨らむ。松井は仕事でしていることかもしれないが、ゆり子の気持ちは本物だ。ゆり子が、他の男に心惹かれている……これが見たかったはずなのに、この不安はなんだろう? 「ゆり子ちゃんの、凄いことになってる。俺も、手伝おうか? 入れなければセーフなんだよね?」 松井が、徐々にゴールに近づこうとしていく。 「ダ、ダメだよ、ダメっ、そんなことしたら……」 ゆり子が言いよどむ。 「我慢出来なくなる?」 ゆり子の言葉を補完するようにする彼。ゆり子は、耳まで赤くしながらうなずいた。 「我慢する必要あるの?」 「そ、それは……松井さんは、したいって思ってる?」 「うん。思ってる」 「そ、そっか……」 「そんな風に聞かれたら、そう答えるしかないよ。この状況でしたくないって言ったら、ショックでしょ?」 松井が、穏やかに話を続ける。 「それもそうだね……でも、彼は柔らかくなっちゃうの。私って、魅力ないですか?」 「あるに決まってるよ。俺のはカチカチだよ。こんなに固くなったの、10代の頃以来だって」 松井が、勃起したものを下に倒すようにしてから手を離す。すると、バネ仕掛けのオモチャのように、ブンッ! と、音を立てる勢いで勃起しきったものが揺れる。そのあまりの勢いに、吹き出すように笑うゆり子。そして、 「手伝ってください。その……嫌ならしなくて良いけど……舐めて欲しい。クリ、舐めて欲しい」 と、言った。本当に恥ずかしそうで、モジモジとしている。その言葉に、かなり驚いてしまった。舐められたい? そんな事をリクエストされたことは記憶にない。と言うよりも、舐められることは好きではないと思っていた。 「クンニ、好きなの?」 「……はい。でも、そんなこと誰にも言えなくて……」 「俺には言えるの?」 「うん。松井さんなら、ドン引きしないかなって……」 「してるよ。メチャドン引きしてる」 おどけたように言う松井。ゆり子は、もう~と言いながらも、楽しそうだ。 「1時間でも舐めるよ。ゆり子ちゃんなら、何時間でも舐められる」 松井が力強く言う。 「じゃあ、フリータイム終わるまで舐めて……あと3時間」 ゆり子が、はにかみながら言う。冗談だと思うが、そう見えない。松井は、OKと言うと、ゆり子を優しくベッドに寝かせた。そして、卑猥なショーツを脱がせていく。スリットで丸見えなので、脱がせる必要があったのかな? と思うが、ゆり子は脱がされながら小さく身体を震わせていた。脱がされてイッた? まさかの反応だ。 松井は、何も言わずに顔を近づけていく。そして、優しくゆり子のクリトリスを舐め始めた。 「んっ、うぅっ、ンフゥ」 ゆり子は、小さくうめく。まだ舐め方もソフトなので、声も小さいのだと思う。松井は、淡々と舐め続けている。ソフトな舐め方で、とても丁寧だ。 「あっ、アンッ、うぅっ、ダメぇ、上手すぎるよ……あっ、うぅあっ」
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