牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
-
ホームページ
戻る
26-08-06 09:16
|
興信所の絵理奈さんに会ってから2週間が経過した。今のところ、まったく何の連絡もない。テキパキしてとても有能そうだったが、けっこういい加減な子だったのかな? と、思ったりもした。それにしても、まるで普通の女の子だった。ツインテールの可愛らしい女の子……興信所で働いているとは思えない雰囲気だった。たぶん、仕事柄色々なドロドロした物を見るはずだ。人間不信というか、ピュアな気持ちはなくなってしまうと思う。でも、彼女にはそんな気配はなかった。 そして、葵との生活は、何一つ変化はない。相変わらず不信感を持つような出来事もないし、愛されているのを実感出来る日々だ。でも、一度持ってしまった疑念は消えることがなく、葵の乳首やクリトリスのサイズが気になって仕方ない。 「恥ずかしいよ、汚いもん」 葵が、本当に恥ずかしそうな声で言いながら身をよじる。でも、僕は半ば強引にクリトリスを舐める。かなり恥ずかしがって抵抗していたが、舌が触れると抵抗はなくなった。 「んっ、んっ、あっ、気持ちいいよ。かずくん、大好き」 葵は、可愛らしい声であえぐ。脚も気がつくと開き気味になっていて、すごく舐めやすい体勢になっている。葵が気持ちよさそうにあえいでくれると、本当に嬉しいし興奮する。でも、やっぱりこのクリトリスはあまりにも大きいと思う。 小指の先ほどあるクリトリスは、完全に包皮から剥き出しになっている。舌が触れる感触も、固いと思う。ネットで調べると、オナニーのしすぎでそうなることもあると書いてあった。葵が、オナニーをしている……正直、あまりイメージ出来ない。もちろん、まったくしないと言うこともないと思うが、クリトリスが肥大してしまう位しているとも思えない。 「イ、イクっ、かずくん、キスしてっ! キスしながらイキたいっ!」 葵が、無理のあることを言う。キスしてしまったら、クリトリスを舐めることは出来ない。でも、葵に切なげな顔でキスをせがまれ、無視なんて出来ない。僕は、すぐにキスをした。キスをしながら、指でクリトリスをまさぐる。固くて大きなクリトリス……葵は大きくうめいた。僕は、キスをしながらクリトリスをまさぐる。葵は、夢中で舌を絡めながら身体を震わせた。 「すごかった……かずくん、上手だね。ねぇ、来て……かずくんも気持ちよくなってほしいな」 恥ずかしそうにおねだりする葵。部屋はかなり暗いが、はにかんだ笑顔はわかる。僕は、すぐにコンドームを装着し、正常位で彼女を抱いた。 「かずくん、すごく固いね。興奮してくれてるの? 私もだよ」 葵が、うわずったような声で言う。僕は、そのまま腰を動かし始める。締め付けてくる感覚、絡みついてくるヒダヒダ。最高に気持ちいいと思いながらも、乳首やクリトリスを見てしまう。やっぱり大きい。とくに、乳首は明らかに以前よりも大きい気がする。 僕は、疑念を振り払うように腰を動かし続ける。葵に限って、浮気なんてないと信じている。でも、絵理奈さんは黒だと断言していた。やっぱり、ある程度のことはわかるのだろうか? 経験で、白か黒かの判断がついてしまうものなんだろうか? 不思議な感覚だ。葵が浮気しているかもしれない……そんな疑念を持つことで、異常なほどの興奮を感じてしまう。嫉妬や不安を感じているのに、この快感はどこから来るのだろう? もうイキそうだと告げると、 「良いよ、イッて。私もイク。かずくんと、一緒にイクっ!」 葵は、泣きそうにも見える顔だ。でも、違和感を感じてしまう。クリトリスを舐めている時の感じ方と、まったく違う。クリトリスを舐めている時は、もっと切羽詰まっていた。本気で感じてくれていたように思う。葵は、たいして気持ちよくないのではないか? 演技している? もう、色々なことが怪しく感じられてしまう。 僕は、もう限界だと伝えた。すると、葵がキスをしてくれる。その絡みつく舌の感触に、一気に射精してしまった……。 「かずくん、愛してる。気持ちよかった?」 葵が、本当に恥ずかしそうに聞いてくる。そのはにかんだような仕草に、愛おしい気持ちが膨らむ。やっぱり、浮気ではなくオナニーの影響なんだろうなと思う。僕が充分に葵を満足させられていないのが悪いんだろうなと思いながらも、最近ますます早漏が酷くなってきたことに申し訳ない気持ちになる。 そして、絵理奈さんからのメッセージが届いた。報告はシンプルで黒だったと……。報告書やデータを渡したいということで、早速待ち合わせた。正直、ショックで頭が上手く働いていない。黒だったということは、浮気をしていたと言うことのはずだ。信じられないという気持ちと、やっぱりそうだったのかと思う気持ち……。 「お待たせしました。奥さん、思ったよりもすごかったから、時間かかっちゃった。どうする? 全部見る? それとも、離婚するのに必要な部分だけにする?」 相変わらずのタメ口で話を続ける彼女。ツインテールの可愛らしいルックス……今日もスーツだが、チグハグな印象だ。スカートが短いと思ったが、それどころではない心境だ。慌てて離婚なんて考えていないと伝えた。 「え? そうなの? じゃあ、どうして依頼したの?」 絵理奈さんと話していると、友人と話しているような気持ちになる。僕は、正直な気持ちを話した。浮気しているとしても、葵を嫌いになるわけではない。離婚せず、関係を再構築したいと。 「そっか、でも、動画とか見たら無理だと思うけどな~」 絵理奈さんは、動画があるみたいなことを言っている。思わず、どんな動画なのかと聞いた。 「フフ、すごいよ。奥さん、調教されてるの。動画、渡すことは出来ないけど、見せてあげられるよ」 絵理奈さんは、そんな説明をする。見せられるけど渡せない? 不思議に思って聞くと、 「だって、ダメなヤツだもん。私が個人的な興味で撮ったの。事務所にはナイショだよ」 と、イタズラっぽく微笑みながら言う彼女。からかわれているのかな? と思ってしまうくらいのあっけらかんとした態度だが、目は真剣だ。僕は、見たいと伝えた。見せてほしいと。そもそも、誰と不倫をしているのかと言うことも聞いた。 「やっぱり、大学の教授だったよ。そのパターン、本当に多いんだ。女子校とかだと、多すぎて依頼が被ることもあるよ」 意味がわからずにどういうことなのかと聞くと、別々の依頼なのに、不倫相手は同じ教授だったということらしい。そんなに教授というものはモテるのだろうか? まったく知らなかった世界だ。 「色々報告書もあるけど、動画見た方が早いかも。じゃあ、見に行こっか」 そう言って、絵理奈さんはカフェを出た。そして、特に説明もないまま歩いていき、ごく普通のマンションに入っていく。興信所が入っているのだろうか? 不思議に思って聞くと、 「私の部屋だよ。さすがに、あの動画は事務所じゃ見せられないし」 と、答える彼女。まさかの返答に、思わずフリーズしてしまった。絵理奈さんは、若い女性だ。しかも、けっこう可愛い。そんな子の部屋に上がる? さすがにマズいと思う。 「じゃあ、見ないの? それはそれで良いけど」 絵理奈さんは、そんなことを言う。男性を部屋にあげることに抵抗や危機感がないのだろうか? 「フフ、かずくんなら平気だよ。だって、たぶん私の方が強いもん。柔術茶帯なんだ。それに、奥さんのこと大好きでしょ? 私の事なんて、襲わないでしょ?」 楽しそうに話す彼女。確かに、護身術なんかは必須な職種なのかもしれない。その説明に納得し、彼女の部屋に上がった。驚くほど殺風景だ。生活感がないというか、ぬいぐるみのひとつもない。見た目は可愛い女の子なのに、部屋はまるでハードボイルド小説の探偵の部屋みたいだ。それを言うと、 「フフ、ハンフリー・ボガードが好きなんだ」 と、言われた。意味がわからずにポカンとしていると、 「フィリップ・マーロウとかも知らない?」 と、さらに知らない人名を言われた。後で知ったが、ハードボイルド小説の探偵や俳優のことらしい。 「じゃあ、見よっか。ツラくなったら言ってね。止めるから」 テキパキと準備をする彼女。ノートパソコンを据え置きの大型ディスプレイに繋ぎ、動画ファイルを再生し始めた。すると、歩いている葵が映った。ただ街中を歩いているだけの映像だ。でも、葵の服装が見たことのないものだ。短いスカート……と言うか、短すぎるスカートを穿いている。少しかがんだり伸びをしたら、パンツが丸見えになりそうな丈だ。上は普通のブラウスという感じなので、一見清楚な雰囲気だ。でも、その短いスカートが、いつもと違いすぎる。 ただ歩き続ける彼女。すると、急に立ち止まった。苦しそうな顔……なにが起きているのかまったく理解出来ない。すると、ほんの少しだけ前屈みのような体勢になる。全身を硬直させているというか、力んでいるように見える。そして、ブルッと身体を震わせた。 映像は、アップになっていく。かなり離れた位置から撮っているみたいだが、どんどんズームアップになっていく。すると、ブラウスに浮き出た乳首が、はっきりと見えてしまった。ノーブラ? 明らかに乳首が浮いている。そして、カメラは太ももの辺りもアップにしていく。 短いスカート……突き出た両脚が生々しい。すると、太ももの内側がかなり濡れて光っているのがわかる。状況が理解出来ずにポカンとしていると、葵が歩き出した。また普通に歩いている。 一人で歩いている姿は、一見ただの散歩や買い物に見える。でも、その短すぎるスカートや、浮き出た乳首が異様だ。そして、カメラは葵から違う男性の方にパンした。50半ばくらい? 白髪でオールバックのダンディな男性が映った。その男性は、なにかしゃべっている。独り言かと思ったが、耳にイヤホンをしている。 カメラは、また葵に戻る。そして、葵の耳の辺りをアップにすると、やっぱり同じようにイヤホンをしていた。すると、葵が頭を小さく振る。なにか言っているように、口も動いている。男性に、指示をされているのだと思う。葵は、数回頭を振った。でも、観念したように、ブラウスをまくり上げていく。 すぐに胸があらわになる。こんな街中で、胸をさらけ出してしまっている。周りには人がいる。でも、沢山はいないし、葵の方を見ていない。そんなタイミングを計っての行動のようだ。カメラは、胸をアップにしていく。すると、乳首がハッキリと映った。大画面に、勃起して肥大した乳首が映っている。それは、セックスの最中よりも肥大しているように見える。
|
Copyright © ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)All rights reserved.
コメント