牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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26-09-19 09:16
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強烈な経験をしてしまったが、翌日の麻衣は、驚くほどいつも通りだった。美桜ちゃんとの浮気の事も、怒っていないようだ。
「身体の相性って、あるんだね。寛はどうなの? 美桜の方が気持ちいいの?」
そんな質問までしてくる麻衣。俺は、そんな事はないと言いながらも、美桜ちゃんとのセックスは麻衣とのセックスよりも興奮すると思っていた。でも、それは相性と言うよりも、シチュエーションの影響だと思う。そして、俺も質問した。そんなに謙吾くんとのセックスは気持ちよかったのかと。 「うん。ゴメンね、すごく気持ちよかった。奥が感じるのはわかってたけど、あんなに奥まで突かれた事なかったから……ダメ……話してたら、欲しくなっちゃった」
そう言って、抱きつきながらキスをしてくる麻衣。興奮が強いのか、息遣いも荒い。
「寛、興奮してたよね? 私が謙吾くんとエッチしてるの見て、すごく興奮してたよね?」
そんなことを言いながら、俺の股間をまさぐる彼女。ズボンの上からの刺激でも、すごく気持ちいい……。正直に、興奮していたと伝えた。今までで一番興奮したと言ってもいいくらいの興奮だった。
「寝取られ好きだったんだ。昔から? 私の事、他の人に抱かせたいとか思ってたの?」
股間をまさぐりながら、そんな事を聞いてくる彼女。俺は、それはないと答えた。実際に、そんな事で興奮するなんて、夢にも思っていなかった。
「そうなんだ。いまは、また見たいって思ってる? 謙吾くんと凄いエッチするの、見たい?」
麻衣は、いままで見せた事もないような妖艶な顔で迫ってくる。俺は、怯みながらもうなずいてしまった。あの時の興奮が、忘れられないのは事実だ。
「フフ、美桜としたいんでしょ?」
そんなことも言われてしまった。その質問にも、素直にうなずいてしまう。美桜ちゃんとのセックスは、正直に言って最高だった。
「じゃあ、また家に呼ぼうか。なんか、謙吾くんも私に犯されたいって言ってるみたいなんだ。ちょっとやり過ぎちゃったかもね」
麻衣は、そう言って楽しそうに笑った。あっさりと股間から手を離す彼女。なんとなく、このままセックスになるのかと思っていた。でも、スイッチが切り替わったように、いつもの夕食になった。
「美味しい? なんか、入院してるとだらけちゃう。なんにもしなくても、毎食ご飯が出てくるの、すごく楽だった」
そんな事を言う彼女。入院中は、痛みもあって大変だったと思う。いまも、治ったとは言え少し筋力は落ちているはずだ。
「食べたら、筋トレしよっか。リハビリしないと」
麻衣が、そんな誘いをしてくる。以前は、一緒に簡単な筋トレをしたりしていた。腹筋や腕立て程度だが、なにもしないよりは遙かに身体に良いと思う。俺は、良いねと言って食事を続けた。 麻衣が作ってくれる食事は、不思議なほど美桜ちゃんが作ってくれる物と似ている。母の味なんだろうか? 味噌汁なんて、瓜二つだ。それを言うと、
「フフ、そりゃそうだよ。同じ出汁の素使ってるんだもん」
イタズラっぽく笑う彼女。てっきり、出汁から取って作っていると思っていた。
「わからないものでしょ。ウチのパパも、出汁から取って作ってるって思ってるよ。いまでも」
麻衣は、本当に楽しそうだ。麻衣の家族は、みんな仲が良い。本当に幸せな家族だと思う。でも、美桜ちゃんとは、仲が良すぎると言っても良いかもしれない。あんな風に、パートナーを貸し借りするなんて、普通はしない事のはずだ。
「じゃあ、筋トレ始めよっか。がんばるぞ~」
麻衣は、そう言って食器を片付ける。まだ食後すぐなので、少し待った方が良いと伝えると、
「それもそうか。コーヒー淹れるね」
と、コーヒータイムになった。コーヒーも、美桜ちゃんと同じヤツ使ってるの? と、冗談で聞くと、
「へぇ、わかるんだ。そうだよ。このインスタント使ってる。ウチは、パパが好きだったからずっとこれだよ」
麻衣は、そう言ってよく見る四角っぽい容器のインスタントコーヒーを見せてきた。確かに、一番美味しいかもしれない。こだわればキリがないと思うが、これくらいの味が一番しっくりくる気がする。 寝る前にカフェインは、本当は良くないんだよねと言うと、
「でも、脂肪燃焼効果あるみたいだよ。筋トレするなら、ちょうど良いんじゃない?」
と、豆知識を話してくれる彼女。アクティブで、スポーツ好きな彼女なので、筋トレ関係の知識は結構ある。俺は、筋トレが趣味でそれなりにマッチョだけど、あまり知識はない。
こうやって比べると、姉妹でも体つきは違うなと思う。麻衣は、筋肉質でスラッとしている。美桜ちゃんは、全体的に肉付きがいい。決してデブというわけではないが、比べると結構違う。とくに、太ももの肉感がかなり違うと思う。俺は、美桜ちゃんのムチッとした太ももが好きだ。もの凄くセクシーだと思う。
「じゃあ、始めようか」
麻衣がそう言って、筋トレを始めた。腹筋やスクワット、腕立てなんかをする。自重トレーニングなので、そこまでハードではない。でも、麻衣は久しぶりのトレーニングなので、けっこうしんどそうだ。
「やっぱり弱くなってる。こんなになまっちゃうんだね」
麻衣は、筋力や体力が落ちた事に、それなりにショックを受けているみたいだ。軽く汗をかく麻衣。髪をアップにしているので、妙にセクシーだ。
「フフ、ここも筋トレするの?」
麻衣は、俺の股間を見て笑う。思わず手で隠そうとしたが、いきなりキスをされた。荒い息遣いで舌を絡ませながら、俺の股間を握ってきた。
「したいな……ダメ? 色々思い出しちゃった」
麻衣は、恥ずかしそうなのに挑発的だ。思わず、なにを思い出したの? と、聞くと、
「寛が考えている事と同じ事だよ」
と、真っ直ぐに目を見つめながら答える彼女。思わず、そんなに気持ちよかったの? と、聞いてしまった。
「うん。失神するかと思うくらい気持ちよかった。数センチ長いだけなのに、あんなに違うんだって……驚いたよ」
そんなことを言いながら、ズボン越しに股間をしごくようにしてきた。強烈な快感に、一気に射精感も強くなってしまう。
「すごく固い……興奮してるね。思い出してるの? 私と謙吾くんのエッチ」
麻衣は、挑発的に言う。俺は、素直に思い出していると答えた。麻衣と謙吾くんのセックス……かなり異常な形だったが、強すぎるくらいの興奮を感じてしまった。
「私もだよ。思い出してる。謙吾くんので、奥まで突いてもらいたい……」
うわずったような声で言いながら、俺のズボンを脱がせてくる。すぐにパンツまで脱がされると、先走りで濡れたものがあらわになる。羞恥を感じてしまう。麻衣は、溢れた先走りを指ですくい取り、亀頭に塗りつけてくる。先走りがローション代わりになり、もの凄く気持ちいい。
「太さは寛の方が勝ってるかな? 長さは、やっぱり謙吾くんの方が長いね」
麻衣は、興奮しきった顔で言う。そして、自分も下半身裸になると、そのまままたがって挿入してしまった。包み込まれる感覚、亀頭がヒダヒダに絡みつかれている。
「うぅあぁ、気持ちいい。こすれる……寛のおチンポ、太くて気持ちいいよ」
切なげな顔でうめくように言う麻衣。そのまま一気に腰を下まで降ろすと、抱きついてキスもしてきた。愛情を感じるキスに、ホッとする気持ちもある。あんなに激しくイカされて、謙吾くんに気持ちが移ってしまったのではないかと心配だった。
「好き……寛、愛してる」
感情を込めて言う麻衣。俺も、愛してると言ってさらに激しくキスをする。麻衣は、そのまま腰を動かし始めた。押しつけるように、こすりつけるように動かしてくる。まるで、さらに奥まで入れようとしているようだ。
「気持ちいい。寛は? 気持ちいい? 美桜より気持ちいい?」
麻衣は、対抗心を燃やしている。正直、どっちも気持ちいい。こうやって比べると、麻衣の方が締まる感覚がある。それは、筋肉で締まっているような感触だ。美桜ちゃんは、肉付きがいい。肉付きで膣自体が狭いというか、締まる感覚だ。どちらも気持ちいいとしか言えない。正直にどちらも気持ちいいと答えると、
「フフ、正直だね。私は、謙吾くんの方が気持ちいいよ。奥まで押し込まれると、気持ちよすぎて泣きそうになるもん」
そんなことを言いながら、さらにグイグイ腰を押しつけてくる。もっと奥まで入れようとしているが、そもそも物理的に限界がある。
「もう少し……もうちょっとなのに……」
麻衣は、必死で腰を動かし続ける。強く押しつけられて、少し痛いと思ってしまうくらいだ。俺は、麻衣の身体を抱えるようにして腰を突き上げ始めた。
「あっ、アンッ、アンッ、気持ちいいっ。当たってるよ。寛のも、ちゃんと奥まで届くっ」
麻衣は、本当に気持ちよさそうにあえぐ。俺は、なるべく力強く奥まで挿入するように腰を動かす。でも、先端が突き当たり当たる感覚は薄い。 俺は、持ち前の筋力で力強く腰を突き上げ続ける。麻衣は、本当に気持ちよさそうにあえぎ、身体ものけ反ったり硬直したりもしている。ただ、謙吾くんとしている時の必死な感じはないように見える。対抗心と敗北感……とにかく力強く腰を動かし続けた。
「気持ちいいっ、寛、イキそう、イクっ、好きっ、大好きっ」
麻衣は、本当に気持ちよさそうにあえいでいる。でも、どうしても比べてしまう。謙吾くんとのセックスは、もっと気持ち良さそうだった。麻衣とのセックスは、なにも不満のないものだった。麻衣も、すごく感じてくれていたと思う。でも、もうそれも終わりだと思う。麻衣は、俺とのセックスでは満足出来なくなってしまったはずだ。
俺は、麻衣にキスをしながら夢中で腰を動かし続ける。射精に向けて一直線だ。麻衣は、謙吾くんに中出しをされた。あれも、強烈な光景だった。そして俺も美桜ちゃんに何度も中出しをした。それでも、結局二人とも妊娠はしなかった。妊娠していたら大変な事になっていたはずだ。 俺は、麻衣が謙吾くんに妊娠させられた姿を想像している。そして、その嫉妬と興奮に押されるように、あっけなく射精を始めてしまった……。中に出されて、しがみつくように抱きつく麻衣。絡みついてくる舌の動きも、さらに激しくなる。
「すごく興奮してたね。謙吾くんと私のエッチ、想像してた?」
少しはにかんだように言う麻衣。そんな仕草が、とても可愛いと思ってしまう。俺は、やっぱり素直にうなずいた。
「私もだよ。ずっと考えてた。謙吾くんので、もっと奥まで突いて欲しいなって」
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