妻が昔の恋人のお願いを聞いて_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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妻が昔の恋人のお願いを聞いて

26-10-04 09:16

「パパって、レズって興味ある?」
夕食後、息子を寝付かせた後の晩酌中、突然妻の愛菜から質問された。俺は、思わず飲んでいたビールを吹き出しそうになりながら、どうして? と、聞いた。あまりにも唐突な質問で、理解が追いつかない。
「私、大学の頃、女の子と付き合ってたことあるんだ」
唐突なカミングアウトに、言葉が出てこない。かろうじて、そうなんだ……と言うのがやっとだ。愛菜の過去は、あまり知らない。元彼のことなども、聞いてもほとんど教えてくれない。愛菜は、童顔で幼い雰囲気だが、とても可愛らしいと思う。それなりにモテたと思うし、男性経験もそれなりにあると思っていた。でも、レズだった過去があるとは、夢にも思っていなかった。
俄然興味が湧き、色々質問した。
「同じ大学の、同じ歳の子だよ。今でも、たまにお茶とかしてる。あっ、そういうのはないよ、もう、全然そんな感じじゃないよ」
その言葉に、動揺してしまった。それは、言ってみれば元彼と会っているのと同じようなことなのではないか? そんな感想を持ってしまった。
「ゴメンね、本当にもうそんな感情はないよ。ただの友達」
愛菜は、申し訳なさそうに言う。でも、正直俺は怒っていない。むしろ、ちょっと興奮している。これが男なら怒りしかないと思うが、相手が女性だと怒りの感情はない。むしろ、少し見てみたいとすら思ってしまった。
「バカ……薫って言うんだ。こんな感じの子」
スマホで写真を見せてくる彼女。そこには、ショートカットのカッコいい系の女性が映っていた。なんとなく、レズということもあって、もっと髪を刈り上げていたり、男っぽい雰囲気をさせているのかと思っていた。でも、写真の中の薫さんは、充分恋愛対象になるくらいの美人さんだった。
思わず、綺麗だねと言った。
「うん。凄くモテるんだよ。私も、一目惚れしちゃったもん。でも、やっぱり男の人の方が良いってなって、半年くらいで別れたんだ。だけど、それからもずっと仲良くしてる」
そんな説明をする愛菜。思わず、薫さんは愛菜のことを好きなんじゃないのかと聞いた。
「そんなことないよ。彼女もいるし」
どうやら、薫さんには彼女がいるみたいだ。その言い方からして、どうやら薫さんが男役? タチというのだろうか? そんな役割みたいだ。猛烈に想像してしまった。写真を見たことで、生々しい想像をしてしまう。薫さんが、愛菜を抱く光景……でも、どうやって抱くのだろう? 色々な想像をしてしまう。
「なに興奮してるの。薫のこと想像したんでしょ。ダメだよ、そんなの……」
ヤキモチを焼く愛菜。そんな仕草が、たまらなく可愛いと思う。でも、どうしてこんな話をしてきたのだろう? 不思議に思っていると、
「薫のこと、抱いてあげて欲しいの」
と、言い始めた。言葉は耳に届いているのに、その意味が理解出来ずにいる。レズの女性を抱く? 愛菜の元カノ……カレ? 一瞬でパニックになってしまった。
「薫、たまに猛烈に中に出されたくなるの。男の人は全然好きじゃないんだけど、たまに猛烈に中に欲しくなるんだって……ホルモンバランスとかのせいかな?」
そんな説明をする愛菜。思わず、ホルモン剤とか飲んでるの? と、聞いてしまった。
「ううん。筋トレとか食事制限とか。それでも、ホルモンバランス崩れるんだって」
話は理解出来たが、どうして俺? と、聞いた。そもそも、愛菜はイヤじゃないのかとも聞いた。
「イヤじゃないよ。薫は男の人を好きにならないから。それに、昔付き合ってた人のお願いだから、力になってあげたいし……」
モジモジ説明する愛菜。俺は、薫さんならいくらでも相手がいるんじゃないかと言った。このビジュアルなら、誰でもしたがると思う。
「そうしたりしてたんだって。でも、エッチすると、相手が薫のこと好きになっちゃって……それが困るからって、相談されたんだ」
その説明は、よく理解出来た。確かに、このビジュアルなら、セックスしたら男は夢中になると思う。でも、それは俺も同じじゃないの? と、聞いた。同時に、ゲイとかの人にお願いしないの? とも言った。
「それはイヤなんだって。同族嫌悪じゃないけど、すごく抵抗があるんだって」
その説明は、イマイチピンとこない。でも、きっとそう言うものなんだろうと思う。同性愛は、きっと異性愛よりも相手に求めるものが多いのだと思う。あくまでイメージだが、そんな気がした。
もしも、俺も彼女を好きになったらどうするの? と、聞いた。
「私がいるでしょ? 他の人のこと、好きになることあるの?」
愛菜が、すねたような、怒ったような顔で言う。慌ててないと答えると、ニコッと笑った。無邪気なところが、本当に可愛いと思う。束縛というか、執着心が強いのは怖い時もあるが、愛されていると思える。
そして、愛菜さえ良ければ協力すると答えた。
「良かった……じゃあ、呼ぶね」
愛菜が、スマホを操作し始める。思わず、え? 今日なの!? と、言ってしまった。
「うん。今が最高に中に欲しいって気持ちになってるんだって。あっ、キスはダメだよ。絶対にしたらダメだからね!」
愛菜が、スマホを操作しながら言う。あまりのことに、感情が追いつかない。でも、とっさに言った。条件があると。俺がする前に、愛菜と薫さんのレズを見たいと。
「えっ? ど、どうして? そんなの見ても仕方ないでしょ?」
動揺する愛菜。俺だけしたら、後で何か言われそうだからと答えた。
「うぅ……聞いてみる。薫がどう言うかわからないよ」
愛菜は、動揺しながらスマホを操作する。俺は、自分がなにを言ったのだろう? と、動揺している。とっさに出た言葉だが、我ながら意味不明だ。
「……いいって」
愛菜が、困った顔で言う。俺は、愛菜はイヤなの? と、聞いた。
「そりゃ、イヤだよ。だって、パパが元カノとエッチするようなものでしょ? そんなのイヤに決まってるよ」
愛菜が、ヤキモチを焼いているようなことを言う。悪い気はしないが、複雑な気持ちだ。俺は、元カノが男だったらどう? と、聞いた。
「え? そ、それは……あんまり気にならないかも」
俺と同じような感覚のようだ。
「でも、どうして見たいの? そんな趣味あったっけ?」
愛菜は、戸惑いを見せている。無理もないと思うが、勝手だなとも思う。俺は、素直に答えた。レズプレイそのものを見てみたいという気持ちと、愛菜がどんなエッチをしていたのか見てみたい気持ちがあると。
「私は絶対に見たくないけどな……パパの昔のエッチなんて」
まだそんなことを言う愛菜。可愛いと思ってしまう。俺は、また同じように、相手が男だったら? と、聞いた。
「それは……ちょっと見てみたいかも」
愛菜は、どこまでも素直に返事をする。ウソをついたりすることが出来ない性格だ。
「なんか、変な感じ。パパを貸すだけのはずだったのに、私がエッチするなんて……」
愛菜は、渋っていたわりに、もうエッチすることを受け止めている。本当に、これで良かったのかな? と、思いながらも、心臓が激しく鼓動している。まるで、走ったような心拍数になっていると思う。
「知らないからね。薫、上手だから……ハマっちゃうかもよ」
愛菜は、脅すように言う。その言葉にドキッとしたが、このタイミングでインターホンが鳴った。もう来たの? と、聞くと、近くのカフェで待っていたみたいだ。俺が同意する前提で話を進めていたことに、軽く動揺してしまう。まんまと、愛菜の思ってたとおりの動きをしてしまっているのだと思う。
「初めまして。薫です。どうですか? 私と出来そうですか?」
いきなりそんなことを聞いてくる彼女。俺は、思わず見とれている。薫さんは、スマホの画面で見たよりも綺麗だ。ショートカットの髪は、艶やかでさらさらしている。大きな瞳と、引き締まった身体……でも、胸はけっこう主張している。なによりも、ショートパンツから伸びている脚が長くて美しい。これは、女の子に猛烈にモテるだろうなと感じた。
俺は、黙ってうなずいた。本当に、このことエッチ出来るのだろうか? そんな上手い話があるのだろうか? そんな風に思ってしまう。
「良かった。よろしくお願いします。愛菜、じゃあ、しよっか。早く中に精液欲しいから、すぐ始めよう」
薫さんは、テキパキとしている。でも、言っていることはメチャクチャだ。薫さんは、明らかに表女が変わった。発情したような、興奮したような顔だ。
「う、うん。じゃあ、寝室に……」
愛菜は、まだ戸惑っている。すると、薫さんが愛菜を抱き寄せてキスを始めた。
「あっ、ダ、ダメだよ、こんなところで……」
愛菜は、慌てて薫さんを押しのけようとしている。でも、薫さんは男前な感じで愛菜を抱き寄せてキスを続けていく。衝撃的な光景だ。相手は女性だとわかっていても、愛菜が他の人とキスをする姿に完全に固まってしまう。
「ダメっ、んっ、イヤッ、うぅっ、ここじゃダメ……ううっ」
愛菜は、一瞬で耳まで真っ赤になっている。薫さんは、愛菜の抵抗を気にすることもない。そのまま濃厚なキスを続けていく。すると、愛菜も観念したのか、抵抗をやめてなすがままになった。
「愛菜、可愛いよ」
薫さんは、そんなことを言いながらキスを続けていく。愛菜は、はにかんだような表情も浮かべながら、キスを受け止めている。そして、愛菜も舌を絡め始めた。絡み合う舌……生々しくてドキドキしてしまう。愛菜は、舌を絡め始めると、明らかに興奮した顔に変化した。薫さんに抱きつきながら、夢中で舌を絡め姿は、恋人同士のようにしか見えない。
愛菜は、すっかりと気持ちが戻ってしまったように見える。愛菜のことを寝取られているような、不思議な感覚だ。でも、嫉妬はしているが、それほど強くはない。むしろ、興奮してしまっている。寝取られて興奮しているわけではなく、単にレズキスが生々しくて興奮しているような感覚だ。
「愛菜、好きだよ」
薫さんは、キリッとした顔でそんなことまで言う。
「ダ、ダメだよ、なに言ってんの。彼女いるんでしょ。バカ」
愛菜は、分かり易く動揺している。でも、まんざらでもないというか、嬉しそうに見える。
「今は、昔に戻らないと。パパさんも、それが見たいって思ってるよ」
薫さんは、そんなことを言う。愛菜は、すぐに俺を見た。そうなの? という顔で見ている。とっさに、うなずいてしまった。正直、昔の姿にはそれほどこだわりはない。単に、レズプレイを生で見たいという気持ちだ。エッチな動画では見たことがあるが、イマイチ興奮出来なかった。なんというか、本気さが足りないと思ってしまった。
愛菜と薫さんは、本気でキスをしている。生々しくて、美しくもある。ビジュアルの良い女性同士のキスは、卑猥さよりも美しさが際立つ。俺は、完全に勃起しながらそれを見つめている。
「ほら、好きって言って」


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